SAND STORM

朝ぼらけ

2017年6月25日

投資日記 2017/06 vol.4

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 23:59

◇日銀ETF

 日銀の日本株買いが止まらない。異次元緩和の一環で上場投資信託(ETF)を買い入れる金額を2016年7月に年6兆円に拡大してから1年近くがたち保有残高は推定17兆円を突破。日本株保有額では第3位に急浮上した。上場企業の4社に1社で日銀が「安定大株主」になった計算

日本経済新聞社の独自推計では上場する3675社のうち、833社で日銀が上位10位内の「大株主」に入った。実際に名簿に表れる株主名はETFを実際に買っている信託銀行だ。ユニクロを展開するファーストリテイリングや半導体製造装置アドバンテストなど日銀が15%超を持つ企業は着実に増えているもよう。サッポロホールディングスなど3社は計算上、筆頭株主になったようだ。

日銀、株買い一辺倒 4社に1社で「超安定株主」に:日本経済新聞

日銀によるETFを通した間接的な日本株買い支えは、2010/12に始まり、その時は一日の買い込み額が140-200億円ほどだったのが、Abenomics中の黒田Bazooka2に合わせて2014/11に300億台に倍増、2016/08からさらに倍で700億台の買い込みをするようになった。

指数連動型上場投資信託受益権(ETF)および不動産投資法人投資口(J-REIT)の買入結果 | 日本銀行

一位のGPIF(年金)は運用額こそ大きいものの、投資資金全体における時価換算した日本株の比率というのは決まっていて、去年の下落時には買いで猛威を奮ったが、今年の様な日本株が高騰した状態になると、比率を下げるために逆に売って処分するようになっている。

二位の米のBlackRock(ブラックロック)という超巨大fundは、他の外人が売りまくっていた2016年にGPIFと一緒になって買いまくっていた機関で、GPIFか政府かの委託を受けてるんじゃなかったかな。去年は市場全体の急上昇に先駆けて異様な先物買いが起こることが多かったが、ここが主体ではないかと思う。去年底練りで買っていたから、含み益は巨額だろう。

日銀のETF買いにそんな融通性はなく、ただひたすら買い集める一方だ。大きな出来高が発生する瞬間的暴落には無力なものの、前日比で-0.5%ほど下げる度に買いを入れるので膨大な蓄積となっている。

個人 -6.2兆円
投資信託 -1.8兆円
外国人 1.7兆円
日銀 6.6兆円

結果、2016/04からの個人の売りと投信の売りをそれぞれ日銀と外国勢がそのまま吸収してしまっている。

去年一番損を出したのが、1-2月の暴落で「本格的下げ相場に入った」と勘違いして思惑を抱き、政府の買いがいつまでも続く訳がないと、日銀&GPIF&外国連携機関の買い支えに歯向かってbear ETFを仕込みまくったことだった。「機関に歯向かうな」というのは僅かな資金で立ち回るネズミか蟻の様な個人投資家の鉄則だが、中央銀行・年金、それとつるんだ外国機関投資家といった最強・最大級の巨大機関が買っているという環境認識を軽視し、思いっきり歯向かった結果、資金は半分になった訳である。


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2017年6月21日

投資日記 2017/06 vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 20:02

◇相場は地に足のついたことしか受け入れない

梅雨に似合わない晴れ続きの後に、急に台風の様な雨と風が襲ってきたせいで、自律神経が狂い、徹夜で起きていた。
朝方に寝て起きると場が開く十分前で、場帖をつけて観察はしているが計画も何もしていない2497 ユナイテッドがCHEERZ!のAKB関連提携を材料として暴騰していたのがそろそろ限界かと潜在的に思惑が膨らんでいたので、値頃感だけで売りでもやろうかというおかしな気になったのを、こんな体調でやったら必ずおかしなことにどんどん巻き込まれていって酷い結果になると自覚して取引そのものをやめた(当然、自分の思惑に反して上げていった)。

先月末から今月頭に大損をした辺りから、気候変動もあって明らかに自分はおかしくなっているし、日計りをやるなら(日計りでなくてもだが)、しっかりと状況を選んで最小の一枚を入れ、もう一枚だけナンピンして、不味かったらすぐ損切り、上手く行くなら追従して伸ばすという行為を繰り返して調子を整えていくしかないと思っている。

正直な話、去年から踏ん張っていた「この一線を一時的に下回ることはあっても、必ず保って伸ばしていく」という所を下回ってしまい、軽々しく張る気がまったく消えている。そして、それは積極性が失せたという意味で不味いのだが、一方かなりの面で正しいとも思っている。自分は一年半前に相場を始めて以来、地に足の付かないことをやってその都度大損をしてきたし、結局最近までそれは本質的に変わっていなかった。

今はインフォテリアでの失敗を糧に、糸の出し方を制御することだけ考えて、明らかに行き過ぎの機会に、trend lineの横抜けなど一歩も二歩も待った上で試し玉から始めて、必ず日柄を置きつつ、事前に計画した資金を均等に割って、段階的に反転を捉えていくこと、それと有利な位置に入った時にtrend lineでの逆指値stopを必ず置くことだけを考えて日跨ぎでやっていこうとしている。

相場は雲を掴むようなことの競争だ。雲つかみに夢中になって、地に足のつかないことをやれば転げ落ちて大怪我をするだけである。

相場社会は希望と絶望が短期間にいくども織りなす世界である。
希望とはなんぞや。
自我の立てた目的に向かう努力が、報いられる見込みの大きい時である。その目標に行き着けば幸福というゾーンに入る。幸福ゾーンは安息と充実の静けさである。

それでは絶望とはなにか。
絶望は悲哀からくる。悲哀は不安からから来る。不安は自分が全身、全力で「生」というものに取り組んだかどうかによって発生する。悲哀というものは以前に気が付かなかった人生の影の部分ばかりが目につくもので、行動力がなくなる。活動力の低下である。悲哀の淵に沈むと、人間がわずらわしくなる。これを行動の面から見ていくと喜びが明るさである。活動である。まどろみである。怒りは反撃である。悲哀は無気力ということになる。そして絶望という世界へ進む。悲哀という座席は誰でも人間の心の奥にいつでも空けて待っているもので、どこからでも絶望が乗り込んできてもよいようになっている。

悲哀にしろ、絶望にしろ、この世界に閉じこもると、まるでそれを楽しむかのように、より暗く、より悪く考えていく。病気の人は病気を可愛がり、貧乏の人は貧を可愛がる。絶望をそのままにしておくと自分をまわりの世界から、つながりを断とうとして自分を捨ててしまう<生を断つ>か自分を包む世界を一切否定して絶対孤独な存在と化す。これを幸福に対する反対、不幸という。不幸は人間の苦痛で、誰でも近づきたくないものである。そこで不幸ゾーンからの離脱という行動が開始されなければならない。

そのためにはどうすればよいかとなる。まず絶望とか悲哀のカーテンをはらいのける感情を持たねばならない。絶望の中から、活力を取り戻す感情に移していくことは大変な苦痛である。しかしその苦痛を越えれば、自ずから道は開け、自信も出てくる。人間は精神的な活力が湧くと再び希望というものに向かって進み出すようになっている。

鏑木繁『先物の世界・喜怒哀楽』「誰にでもある絶望の座席」pp.120-121

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日誌 – 平成二十九年六月

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 18:07

◇VEGEMITE(ベジマイト)再戦

一月は食べたくないと思ったが、数日するとそうでもなくなったので再挑戦した。
今度は教本通り、margarineを塗ってその上に少量を薄く伸ばすやり方で食べてみる。適量に留めると、たしかにこれはいける補助調味料だ。補助調味料といっても、他の料理の隠し味などに仕えるとは思えないが、麺麭(パン)の塩気としては悪くない。別にbutterやmargarineは必須ではなく、Vegemite自体の脂肪分は0なので、太ることもない。ただし焼かないと不味さがそのまま出、焼くと臭いがtoaster周辺に立ち込めるので換気がよくないと厳しい。
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