※Side Panelをきっちり嵌めようとしたら、収集した情報と異なり内側に出張った部分と、Coolerの突起が当たって、相当無理をして腹をふくらませるような形でしかネジ止めは出来ない。P193とScythe: SCMG-2000 無限弐の組み合わせは買ってはならない。
他の使用者で「ギリギリ入る」という実例があるのは、Socketごとに表側の取り付けPartsがことなり、その分高さが減るからかも知れない。いずれにせよ買わない方が無難。
◇取り付け環境と経緯
Full Towerというより奥行きの広いP18x系の改良版Antec P193にSocket AM3のGIGABYTE GA-MA790FXT-UD5P、AMDのPhenom x4 955 Black Edition、この組み合わせでRetailのCooler&Fan(7cm)を使っていたのだが、CPU使用率が少し上がるとFanが高速回転を始め、その音が恐ろしくうるさい。
あまりにうるさいので堪えられず、今回Cooler換装をすることにした。取り付けるCooler&Fanはサイズ MUGEN∞2「無限弐」。
◇取り付け準備
CPU Coolerの付け直しということで、Cableをすべて引き抜き、GPU Cardなどを外し、MotherをCaseから取り外しとMother Board回りをすべて外す必要があり、かなり手間がかかった。
RetailのCoolerがなかなか外れない・・・力を込めて外すとCPU SocketのLockを飛ばして、CoolerにくっついてCPUまで外れてしまった。
なぜかと思ってみるとgreaseが固まってCoolerとCPUを強固にくっつけている。工具を使って分離した後、溶剤(ラッカー薄め液)を持ってきてGreaseを拭き取った。CPUのPinを汚さないよう拭くのに苦労する。
◇Back Panelと受け台の取り付け
まず、Mother Board側にDefaultで取り付けてある表側の受け台(Socket?)と裏のBack Panelを外す。替わりにFan付属のBack Panelを裏から取り付けるのだが、
××唯一届くネジがM/Bの穴に比して細すぎる為グズグズだ。
元からついていたBack Panelを通すと丁度の大きさなのだが、それでは距離が届かない。
これはまともに付けられるものなのか疑問に思い、試しにgreaseを塗らずにネジ締めだけ行ってみたところ、ちゃんと四本締め切ればカッチリ安定した。ただし、その途次は不安定なぐにゃぐにゃの状態でネジをはめなければならないためかなり苦労することになる。
◇Cooler取り付け
左手でこのデカブツCoolerを保持しながら、右手でMother/Back Panelを通しながらネジ穴に合わせてはめこまねばならない。難儀。
上にのっけているのは一円玉。
CoolerはHeat Pipeが柱となって金属Bladeが多数重なったつくりで、四方から空気は通る。上下は無理。
取り付け中、手でもつ時には注意が必要だ。取り付け時、「痛っ」と思って指を見たら血が出ていた。
◇12cm Fanの取り付けと干渉
Fanは四方に取り付けられるのだが、右側はMemoryと干渉して無理。左/上はすぐ近くのCaseに排気Fanが付いているのだから意味がない。唯一意味がありそうな下に取り付けるしかないだろう、と思ってやったが、
×横のMemoryとの距離が短い場合、12cm Fanが干渉する
結局、Memoryを一旦外して後から入れ込むやり方で、多少押す形になったが取り付けはできた。
◇大きさ
まず高さ。Side Panelに取り付けられた大型Fanが内部に出張っているため、通常のCaseよりM/Bから見た天井が低いP193でこのFanはギリギリだ。
それ以上に、これだけ容積がデカいとそれだけで問題が起きる。Fanより奥にある場所に挿すConnector類はかなりキツイ。CPU用8Pin電源は距離的にギ
リギリで、挿し込みも一苦労。P193に多数配備されたFan関係のCableを取り回すのも、これを取り付けてからでは大変苦労するだろう。
[冷却と静音]
冷却は低負荷ではRetailと替わらず、よくわからない。高負荷時の冷却性能、騒音は機会があったらおいおい試す。
音は圧倒的に静か。Fanは12cmに限る。
[総評]:もっと小さなものを使った方がいい
まず、CPU Cooler換装などという事はPC組む時でないと面倒。
それにこんなデカブツCoolerを通常SizeのCaseで使うのは自殺行為。奥行きの広いP193でも邪魔過ぎる。組んだ後からでもCase内の取り回しがやりやすいP193のせっかくの利点が消えてしまった。
必要性が無い限り下手に取り付けるべきではないだろう。





