PC Watch Creative、Vista上でEAXゲームの3Dオーディオを有効にする「ALchemy」
このPC Watchの記事だがPC Gamerにとって2つの重要な部分を含んでいる。
一つ目はVistaにおける3D Soundの互換性の問題。
VistaのSound処理はXPまでのそれとは根本的に異なり(1 2 3 4)、VistaでEAXも含めた3D Soundを再現しようと思えばX-Fi搭載を前提とした上で、Creative製のALchemyをかまさないといけないということだ。これは二重の意味でVista上で動かす既存Gameの互換性が低いことを意味する。
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互換性の問題も重大だが、もう一つ重要なのは
Windows Vistaでは、Windows XPなどで実装されているDirectSound用HAL(Hardware Abstraction Layer)が廃止されたため、DirectSound3D(DS3D)やEAXといったマルチチャネルオーディオのハードウェアアクセラレーションが利用できなくなった。
この部分だろう。つまり
VistaはDirectSound3Dの元になる部分が消える
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DirectSound3Dの庇を借りていたに過ぎないEAXも使えなくなる
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3D Soundの代わりはOpen規格のOpenALが務めるようになる
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OpenALはMS・Apple・SONY・任天堂すべてが支持
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DirectSound3D(EAX)向けに開発されるSoftwareはなくなり、OpenAL向けに開発されるものだけになる
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CreativeのEAX Advantage消滅
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SoundCardは自由な市場競争の中で純粋にOpenaALの能力を競って作られるようになる
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Creativeはそれを見越してOpenALに積極参与
Open規格に移行するとはMSにしては珍しくいいことを行ったものだ。もっともOpenALの開発に”ソフトウェア開発能力の著しく低い”Creativeが関わっているというのはなんとも心配だがEAXなどで培った技術を移植してくれないと困るので仕方のないことだろう。
不二家がいい例だが、結局自由で競争のある市場が成り立っていれば、一社の自己の利益だけを考えた驕慢かつ消費者軽視の態度は即座に競合製品への移行という事態を招き、結果常に愚かな態度が淘汰される流れを生み出す。
ここ数年NVIDIAとATI、IntelとAMDががっぷり4つに組んで争うことでどれほどPC Userはどれほど利益を受けてきただろうか?Game用SoundCard市場には長らくそれが無かった。Globalな市場が独占されるということは消費者にとって最悪の事態そのものだが、OpenALで自由な市場が形成されるなら独占に付随して起こりがちな問題の大半は消滅するだろう。
CreativeにはOpen規格への貢献を「自由な市場の中で」魅力的製品を出すためのFeedbackとして生かしてもらいたいものだ。
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