SAND STORM

朝ぼらけ

2012年4月11日

ASUS K53TK 使用記録 > CrossFireX

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 23:00

◇PowerXPress 4.0

旧ATI時代にATI Hybrid Graphics Technologyの一つとしてSurround View(他画面同時表示、後のeyefinity),Hybrid CrossFireX(異なるGPU coreを協調してのCFX),PowerPlay(おそらく動的なclock制御で必要がない時の省電力)などとともに開発された技術で、integrate GPUとdescrete GPUがある時に、gameなど高性能が必要な時はdiscrfete,web browsingなど低性能でいい時はintegrate GPUなど省電力低性能なGPUを切り替えて用いる技術。

AMD PowerXpress 4.0 & Interview with AMD’s Asif Rehman @ Rage3D.com

interviewを交えた詳しい紹介。

AMD Dynamic Switchable Graphics (PowerXPress 4.0 / BACON) vs. Nvidia Optimus – Notebookcheck.net

PowerXpressはNvidiaにおけるOptimusと同じような役割。

K53T  seriesはHybridCrossFireX(DualGPU)とPowerXpressが両方用いられており、それが事態をややこしくしている。Switchable Graphicsは複数のGPUがある時に使用するcoreを指定するものだが、その表示はHigh Performance/Power Saving/Not Assignedと曖昧で、実際にどのcoreがどのように使われるかはAMD製のtoolではまったく察知できない。その為、このHigh Performance/Power Savingに対応するprofileの適用もされているのかいないのかわからないということになってしまう。

これは明白にGPU core名を一覧表示し、checkboxなどでどのapplicationでどのcoreを使うかをuserが完全に制御できる形で使えるようにすべきものだ。

◇Thief Gold

2GPU CFX, Dark engine

GOG+TGfix 1.05で1920×1200化してもfps60固定。まったく揺るぐ気配がないので、VECCでanti-alias他あらゆる高画質化をprofileで指定してみたがそれでもfps60固定。

GOG版はddfixとwidescreenpatchの手動適用は機能しないので注意。特にwidescreen patchはgameが起動しなくなる。TGfix 1.05をまとめて上書きし、cam.cfgの

game_screen_size 1920 1200

を自分の解像度に合わせて指定する。

TGfix 1.05はtextureの更新も含んでおり、特に薄汚かった水面が綺麗になるのがすばらしい。

◇Unreal Tournament

GameRenderDevice=OpenGLDrv.OpenGLRenderDevice

custom rendererのそれだが、APIの表示は変わるもののsoftware modeでしか動かない。

GameRenderDevice=D3DDrv.D3DRenderDevice

2GPU CFX。defaultといってもEPICがupdateの過程で追加したDirectX。1680x1050最大。重さはD3D8と変わらない。

GameRenderDevice=D3D8Drv.D3D8RenderDevice

2GPU CFX。一番問題が起きない。

GameRenderDevice=D3D9Drv.D3D9RenderDevice

3GPU CFX。しかし、performanceがD3D8と比べていい訳でもなく、重いmapでの落ち込みはそのまま。しかも、数値上fpsが出ていてもframe skipがおきる、一部透明処理がなされず、armorを着た状態などがちゃんと表現されない。

GameRenderDevice=MeTaLDrv.MeTaLRenderDevice

S3のGPU専用。当然動かない。

GameRenderDevice=GlideDrv.GlideRenderDevice

dgVooDooでの動作。描画されないものがかなりある、引き伸ばし。

GameRenderDevice=SoftDrv.SoftwareRenderDevice

GPU関係なし。解像度限定。重い。

結局Unrel engine 1/2で3GPU CFXが正常に働くのはDirectX9 APIだけか。細かく言うと、UE1ではDX9で3GPUになるものの結果はいいところがない。UE2では3GPUが意味を為す。ある程度他のprogramも動かしてみないとわからないが、ほぼこれが共通するだろう。

◇Minecraft

2GPU CFX

Fast/Max FPS/Smooth Lighting OFFでdistance Normalなら朝夕などの重い場面で下限40fps、通常は60fps付近。MinecraftもIntel HD Graphicsでは無理のあるgameだったのでK53TKならMinecraft目的で買っても問題ないだろう。

Advanced OpenGLは不正終了するのでonにしてはならない。

◇Killing Floorは3GPU可能

RenderDevice=D3DDrv.D3DRenderDeviceを指定した上で、Settings > Display > API > DirectX9を選択すれば3GPU CFXになる。これだと通常敵が重なる場合でも40fps台、かなり重い処理が入っても25fps程度が下限になり、playに支障がでることはかなり減る。

この様にどのAPIを使わせるかでCFXのcore数が変わってしまうので、設定をいろいろ試したほうがいい。

◇Killing Floorに見る30fps付近での描画の違い

Killing Floorは2GPU CFXでfpsの数値自体はIHDGとほとんど変わらないが、実際にplayしての結果はまるで異なる。IHDGがまさに数値どおりにカクついて見れたものではなかったのに対し、Radeon HD 6520Gx2ではframe飛びこそ起きるもののこのfpsにしてはかなり滑らかで30fps前後で振れるのにplayに大きな問題はない。

これはRadeon HD 6520Gx2がCrossFireX動作していることと関係あるのかもしれない。

◇ArmA: CWA

2GPU CFX

OFP/ARMAの場合、fp低下はCPUが原因の事が多い。Intel HD Graphicsとほとんど変わらないが、視野を別に向けた際に新たな要素をmemoryに取り込むことでおきると思われる一時的なfps低下はこのAPUでは症状がかなりよくなっている。

◇Europa Universalis 3 Divine Wind v5.1

Clausewitz Engine,2 GPU CFX

Intel HD Graphcsではほぼplay不能だったが、fps30程度でplay可能。しかし、Clausewitz engineはあまりにもextended desktopとの相性が悪すぎる。まず画面四辺にcursorを置いてのmap移動が不可能。さらに効果音が飛び、それが他のprogramにも影響するので一度muteして音をresetしないと直らない。

◇Serious Sam HD Second Encounter

Serious engine 3,3GPU CrossFireX

Serious engine 3はCFXが最適化してあるengineのひとつ。最初のjungleでの遠距離表示面はかなり重い場所だと思うが、fps45-60程度は出る。しかし、fpsの数値と反してframeが飛んでおり、低fpsによるカクつきと違うframe skipのような現象が起きる。

◇Porttal

Source engine,3 GPU CrossFireX

1920×1200 menuで90fps,in gameでもportalでの無限mirror処理が重なるような重い処理で50fps。GPUも最大限に使用されていて、Source engineには最適化されており、かなりのperformanceが見込める。これは他のでも同様だろう。

◇Half-Life

GoldSource engine 2 GPU CrossFireX

Vertical Syncが働いているせいだろうが、30fpsで頭打ち。APIをOpenGLにすると解像度が1280×800に限定されてしまう。直接configを見たがvsyncの設定どころかgraphics周りの設定が除去されているので変更できない。

◇Serious Sam: First Encounter

menu画面で2/3がチラついてみることができない。gameplayは正常で3GPU CrossFireXで高FPS。

3D Application Settings(High-performance Graphics)でprofileを設定して一番下のCrossFire適用をすべて試したがまったく改善しない。どうもHD 6520G2のcrossfireの時点でmenuにチラつきが発生しているので、7670Mを切ったり調整しても何も変わらない。

◇DOSBox

Power Saving指定で稼動しないとOpenGLで異常。

◇Killing Floor

RenderDevice=D3DDrv.D3DRenderDevice

2GPU CrossFireX。

RenderDevice=Engine.NullRenderDevice

無描画

RenderDevice=OpenGLDrv.OpenGLRenderDevice

3 GPU CrossFireX。DirectXと比べてそこまでperformanceが上がるわけではない。またWindow modeのような位置で起動して、一度window>fullscreen切り替えを行わないと正常に戻らなかったり、処理が重くなるとすぐ不正終了を引き起こす。

RenderDevice=PixoDrv.PixoRenderDevice

本来のAPI。errorが出て起動しない。

◇CrossFireXの挙動

非常にややこしいのでとりあえず箇条書きで書いておく。

・K53TKのGPUはRadeon HD 6520G2すなわち、6520が2 coreとHD 7670Mで、合計三つのGPUがある。

・HD6520Gx2は素でCrossfire動作しているが、System Informationなどではまったくわからない。

MSI Afterburnerの様なすべてのGPUのcoreを計測表示するmonitoring toolを使わないと個々のGPUがどう使用されているかが判明しない。

・MSI Afterburner同根のKombustorはDX9/10/11,OpenGL2/3を切り替えられるbenchmarkなのでこれも必須

・Gaming > 3D Application Settings(Power-Saving Graphics)/(High-performance Graphics)とSwitchable GraphicsでのHigh Performance/Power Savingはまったく別。前者はanti-aliasやAnisotropic filterのpreset、後者はAPU組み込みのGPUとdisrete GPUの内、discreteを使うか使わないかを規定する。

・Switchable GraphcsでHigh Performanceに設定しても、7670Mが使われるかどうかはAPIやprogramごとに異なる。同じDirectXでもD8では使われないのがD9では使われたりする。

・DualGPUでdiscreteをdisableにしていても7670Mはprogramにより勝手に使われる

・6520G2+7670Mの3GPU CrossFireXでは7670Mは使用率半分程度に抑えられ、6520Gと同期させられる。結果として性能はたいしたものにならず、3つのGPUで分散処理することから下手をすると逆にカクつきの原因になる。

・HD 7670Mのみを3D描画に用いることはできない。

総じて多くの描画programで7670Mが働かず、動いても6520Gと同期するために性能が抑えられるので大したscoreは出ない。

◇本当に7670Mは動いているのか?

3D Mark11,Killing Floor,Unreal Tournament 99で試したが、どうAMD VECCを設定してもRadeon HD 7670MもしくはRadeon HD 6520G2+Radeon HD 7670MのCrossFireが働いているようには見えない。

Intel HD Graphics Corei5とほぼまったくfpsは変わらず典型的な2D graphics時代のそれだ。念のためにextended desktopも切ってひとつのmonitorでのfullscreenだけで試したがこれも結果は同じ。GPUと呼べるほどのものが働いている気配はまったくない。

両GPUの切り替えで可能なことと言えば、Switchable Graphcs(切り替え可能なgraphc)でのHigh Performance or Power Saving、Gaming /Performance > AMD Radeon Dual GraphcsでのCrossFireX enable/disable、(副次的要因としてCPUの可電圧を最高に限定するのもある)ぐらいだが、何をどう組み合わせても6520G2単体以上の性能は出ない。device managerでも7670Mは正常に登録され、3Dmark11でもそれを反映してかspecだけは出ているが結果は惨憺たるものだ。


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