SAND STORM

朝ぼらけ

2012年11月6日

Wizardry: scenario #1 – play log vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 12:00

◇転職は本当に有利なのか

二番目のpartyをlv13まで上げたので転職を試して見たくなり、

  • FIGHTER>Lord予定で能力値上昇待ち
  • FIGHTER>Samurai予定で能力値上昇待ち
  • FIGHTER>Priestに転職、主要な呪文を憶えたらTHIEFに再転職
  • THIEF>FIGHTERに転職。HPが低くNeutralで他に使い道がない為。
  • PRIEST>BISHOPに転職。HPは100越えで二番目に多い。成長の早いMAGEにしようかと思ったが中途半端で面倒なので結局BISHOPにしてしまった。
  • MAGE>BISHOPに転職。一人はBISHOPが必要と思ったのでBISHOP。HPが低いのでPRIESTにすべきだったか。

以上の様に変えたが、想像より遙に弱体化した。原因はlevelの低下による攻撃回数他の削減や、能力値の種族基本値までの低下によって単に前衛の戦闘力が下がったことだけでなく、呪文詠唱部隊の行動速度が下がったのが致命的だ。

WizardryはKATINO,MAKANITOの様な全体睡眠、全体殺傷呪文が高確率で成功するので、それらをどちらが先手を取って詠唱するかで戦闘の帰趨が決まる。しかし、agilityが種族基本値に落ちたので、それらがすべて後手後手に回るようになってしまった。こういった能力の低下はlevel upすればすぐに取り戻されるだろうと考えていたが、続けてlevel upしてもlevel up時の能力変化はそれぞれ半々の確立で上下するだけなので、運に偏りがない限り合計で上がることはないことが判明した。

そもそも転職は本当に有利なのだろうか。少なくとも訓練場で生成するcharacterであれば最低限のbonusが与えられるが、転職後は種族基本値に下がり、確立上は幾らlevel upしても合計値で上がることはない。MAGE/PRIESTのAgility低下は致命的で、加えてTHIEFの罠解除確立の低下、FIGHTERの攻撃力の低下も痛い。

意味があるのはPriest系の回復呪文をより多くの面子が唱えられることになることぐらいで、他に利点が見いだせない。また年齢が五歳上昇するので(能力値が上がらなくなるのはこれも関係あるのか?)、十代中盤から二十数歳になり、二回転職すると三十歳近くなる。死亡と復活で年を取ると言っても転職ほどではない。

BISHIP(GOOD or EVIL) – IQ 12,PIETY 12
SAMURAI(GOOD or NEUTRAL) – STR 15,IQ 11,PIETY 10,VITAL 14,AGILITY 10
LORD(GOOD) – STR 15,IQ 12,PIETY 12,VITAL 15,AGILITY 14,LUCK 15
NINJA(EVIL) – ALL 17

上級職への転職は前提条件として上の様にかなり高い能力が必要とされるようになっており、level up時の能力はrandomで+/-1されるだけから初期bonusで異常に高い値が出るまで繰り返すか、少なくとも十代のbonusを取った上でさらにlevel up時に能力の上がりを引き続けないとBISHOP以外に転職することはできない。NINJAに至ってはcheatか専用の転職道具なしではほぼ不可能だろう。これではSAMURAI/LORD/NINJAの三種は隠し職業みたいなものだ。

加えて上級職はlevel upに基本職の1.2~2.0倍ぐらいの経験値が必要なので、攻撃回数、呪文詠唱、HPの増加、罠の解除までlevel数がもっとも重要なこのgameではそれだけで十分なpenaltyになる。さらに転職後は能力値がすべて種族の基本値に戻され、HPの増加もlevelと連動した制限値以上の出目が出ないと+1しかされないので多彩な呪文を唱えられること以外の利点がほとんどない。

AD&Dに比べWizardryの転職はすっきりしたbalanceの良い物だと考えていたが、先手を取って相手を封じ込め、そこから直接打撃と攻撃呪文で相手を削り殺す戦闘故にむしろpenaltyの方が大きい。

◇そもそも固定発生の敵以外宝箱が出ない

色々読んだら、そもそも宝箱は移動時にrandomで出会う敵と、部屋に入ったときに出現する敵の内、後者でしか出ない設定になっていた。だからB4で出口のない場所に嵌って、延々敵と戦っても宝箱が出ないと思い、別のpartyをMALORを憶えるまで育てたのは必要のない行為だった。

しかし、今ではそちらの方に愛着が湧いてしまった。

◇MALOR
MALORで色々試したが、空いた空間以外の座標へのwarpはすべてpartyが即座に永久喪失する。
そもそもこの呪文とtrapのteleporterは移動先に障害物がある場合warpできないようにすべきでこの仕様は問題が多すぎる。幾らcheatをしない正当なplayをしようと心がけても、かなりの確立で起こってしまうteleporterのtrap解除失敗で一瞬でparty全体が永久喪失するというriskがあっては誰も守ることはできない。移動できない座標の場合呪文が効果を発揮しないようにするだけで、MALORでの逃亡であれば呪文詠唱回数と逃亡機会を失う、座標指定の失敗であれば呪文詠唱回数を失う、teleporterであればその場に止まるようになりbalance上何の問題もない。

◇二つめのpartyを鍛えての感想

結局B4の閉鎖空間に嵌ったpartyを助ける為に別のpartyを作って一からやり直すことになった。level up作業自体はlv10ぐらいまでは初回何の情報もなくやっていた時より遙に速やかに簡単に進む。
二つのelevatorによりすべての階層を容易に行き来できること、固定respawn以外のencounter率がかなり低いこともあって探険自体はやりやすく、戦闘時のriskが大きい割に無理のない調整になっている。当然それは稼ぎにも利用できるが、無理にそうしなくともlv12までは自力でmappingを進めていれば自然と到達するようになっている。厳しいのはlv13以降でここからはかかる時間の桁が違ってくる。

Wizardryと言えばWerdnaを倒しても、Muramasa bladeなどrare itemを求め、さらには意味もなく延々levelを上げ続けるpost-endgameが有名だが、それは一部の異常者がやっていることであって、あくまでlv13かせいぜい加えてlv14~15辺りを上限として設定されている。そのような異常な永久playに合わせたbalance調整ではない。まるでそれが当たり前であるかのような錯覚をしていたため、save diskのauto backupも含めかなりcheat率を上げて初期characterからlevel upまでいい値を拾っていったが、二組目のpartyは明らかに手間がかかり過ぎるものを除いてはcheatをなるべくしないで進めた(このparty自体が救出部隊であり、しかもMALORを習得可能なlevel 13まで上げないとならないため、level drainや全滅は受け入れ難い)。riskを考えればB4ではMALORを使えるcharacterがいないなら宝箱に手を出すべきでなかった。

◇Libyaで殺されたSeam Smith

Sean Smith was one of the four Americans murdered in Libya on 9/11/2012. He was also an acquaintance of mine; we served together on EVE Online’s elected Council of Stellar Management. A YouCaring fundraiser has been established to help his wife and children during this difficult time. I urge you to consider chipping in, and anything you can do to spread the word would be most appreciated.

Robert Woodhead, CEO, AnimEigo

Wizardryの原作者の一人であるRobert Woodhead(LinkedIn/Wikipedia/Mad Overlord)はgame designerというより起業家といった方が正確な人物だが、その起業した商売のひとつで今も事業を継続しているAnimEigo(日本のanimationや時代劇を翻訳して北米に販売する会社。日本人の妻とRoe Adams IIIが共同経営者)でSean Smithの家族への寄附を呼びかけている。SmithとはRobert自身EVE playerなので知り合いだったのだろう。

Seam Smith(Wikipedia)は米国務省の下部機関で外務省と同様の役割を果たしているUnited States Foreign Service(Wikipedia)の情報管理担当(Officer)としてLibyaに赴任していたが、先月(September,2012)に大使館を攻撃されて大使と警備の海兵隊二人とともに殺害された。

#外交官というが、Libyaの様な内戦状態の動乱国家でUSAがやっている”外交”は実質的に勢力争い、権力闘争に加担する、というかむしろそれを主導する外交・諜報・工作を統合したものと考るべきだろう。大使館は国際法上は治外法権だがそれを利用してそれが存在する国家にとって好ましくない工作など様々な事が行われ、故に国際法の脅しが通用しない集団に殺されても本質的に文句が言える立場ではない。そのような危険国家の前線に文官でありながら配置されたのが不運であった。とは言え、米国の威信を傷つける前代未聞の話として大統領選の討論材料にもなっている。

彼は表の顔とは別に、Something Awfulのforum(SA Forums)を本拠にSci-Fiの巨大なMMORPG EVE Onlineの最大規模clanを主宰して’Vile Rat’という名で活動しており、外交職であることは秘匿していたため死ぬまではそちらでのみ有名であった。

Access Accepted第359回:リビアで殉職したオンラインゲーマー by 奥谷海人 @ 4Gamer – EVE Onlineで果たしていた役割や同game内抗争史を紹介した記事。

#Something Awful本体は馬鹿にされるような変なものを探してきては記事にしているsite。SA Forums(Wikipedia)はAll your base are belong to us(Youtube)の拡散で大きな役割を果たし、4chanもここのmemberが起ち上げたとあるからinternetのsub cultureではかなり影響力のあるforumである。ただし、課金制のrentalで場を貸すというもの。

その寄付金募集は当初$50,000だったのが僅か十二時間で達成されたため、$100,000に引き上げ、それも達成されたので今では$150,000になっている。前線で殺された悲劇の愛国的外交官という報道が為されたこともあるだろうが家族への寄附としては異例の額だろう。

Raise Money for Benefit for Sean Smith’s Family @ YouCaring

YouCaringというのは医療費の支援から伝道活動まで個人への寄付を呼びかけるsiteのようだ。こういうのが成立していること自体が欧米、もしくはChrist教圏の寄附文化の深みを示している。


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