SAND STORM

朝ぼらけ

2012年11月14日

Wizardry: scenario #2 – play log vol.2

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 22:25

◇呪文の習得

Lv17のFIGHTERを#2でたまに出てくるLORD転職の指輪で経験値や能力そのままに転職したらMPだけ9/9/8/6/4/2と上がったものの、元がFIGHTERなので何の呪文も使えずしかも次のlevelはLORDのlv18なので差分の百万以上が必要になった。それを稼いでようやく上がった際、呪文を憶えたのだが、これが一気に十九を習得した。(MAX MPは9/9/9/6/6と一時的に一部下がった。これはlv7呪文を習得していないことによる0化のためか)

またBISHOPでparameter上昇がなかったのでlevel upを繰り返した際、これだけやればまず憶えることがあるだろうという回数やっても習得しない時は全く習得しない。この二つから導き出されるのは呪文習得もlevelに影響されるということ。少なくともIQ/PIETYに基づいた単純なdice rollではない。

◇上級職・転職

#2をおおよそplayして、Wizardryが元にしたAD&Dの兼業・転職制度の構築や制限は最悪なもので、一見それを洗練させまともに構築し直したように見えたWizardryの転職制度また失敗であったという結論が出た。問題は能力制限とlevel up時の能力変化が均衡するという二点にある。それ以外はほんとうに良くできているのに実に惜しい。最大levelに蓋を設けたり、使用可能呪文を制限したりせず、level upに必要な経験値とmagic pointの増加で差をつけて専業が有利になるようにしたのは本当に素晴らしいのだが、余計なもののせいで転職・上級職などのsystemが円滑にgameを楽しませるものにならずむしろ妨害している。

#2における経験値と能力値を保ったままの上級職に変化させる魔法の物品や簡単に能力値を上げられる石の類はこういった欠陥を弥縫するために付け加えられたもので、Iの継続であるIIでは仕方ないにしても、少なくともIIIからはsystem全体を見直して手を入れて当然だった。V程度の変更がIIIから為されなかったのはどうにも解せない展開だ。全体に元のWizardry seriesはどれも素晴らしく優れた点があるものの、為されて当然の改良や修正・調整がされないまま呪われたように迷走して極東の島国でだけ継続する墜ちたbrandになってしまっている。そういったことの背景にSir-Tech(Sirotek兄弟)のまともでない低劣な企業経営があるのは確かだろう。

◇MPから見る転職

MAGE
(MAGE)
PRIEST
(PRIEST)
SAMURAI
(MAGE)
LORD
(PRIEST)
BISHOP
(MAGE)/(PRIEST)
(MAGE) (PRIEST)
1 1/0/0/0/0/0/0 1/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 1/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0
2 2/0/0/0/0/0/0 2/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 2/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0
3 3/1/0/0/0/0/0 3/1/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0 3/0/0/0/0/0/0 0/0/0/0/0/0/0
4 4/2/0/0/0/0/0 4/2/0/0/0/0/0 1/0/0/0/0/0/0 1/0/0/0/0/0/0 4/0/0/0/0/0/0 1/0/0/0/0/0/0
5 5/3/1/0/0/0/0 5/3/1/0/0/0/0 2/0/0/0/0/0/0 2/0/0/0/0/0/0 5/1/0/0/0/0/0 2/0/0/0/0/0/0
6 6/4/2/0/0/0/0 6/4/2/0/0/0/0 3/0/0/0/0/0/0 3/1/0/0/0/0/0 6/2/0/0/0/0/0 3/0/0/0/0/0/0
7 7/5/3/0/0/0/0 7/5/3/0/0/0/0 4/1/0/0/0/0/0 4/2/0/0/0/0/0 7/3/0/0/0/0/0 4/0/0/0/0/0/0
8 8/6/4/2/0/0/0 8/4/6/2/0/0/0 5/2/0/0/0/0/0 5/3/1/0/0/0/0 8/4/0/0/0/0/0 5/1/0/0/0/0/0
9 9/7/5/3/0/0/0 9/7/5/3/1/0/0 6/3/0/0/0/0/0 6/4/2/0/0/0/0 9/5/1/0/0/0/0 6/2/0/0/0/0/0
10 9/8/6/4/2/0/0 9/8/6/4/2/0/0 7/4/1/0/0/0/0 7/5/3/1/0/0/0 9/6/2/0/0/0/0 7/3/0/0/0/0/0
11 9/9/7/5/3/1/0 9/9/7/5/3/1/0 8/5/2/0/0/0/0 8/6/4/2/0/0/0 9/7/3/0/0/0/0 8/4/0/0/0/0/0
12 9/9/8/6/4/2/0 9/9/8/6/4/2/0 9/6/3/0/0/0/0 9/7/5/3/1/0/0 9/8/4/0/0/0/0 9/5/1/0/0/0/0
13 9/9/9/7/5/3/1 9/9/9/7/5/3/1 9/7/4/1/0/0/0 9/8/6/4/2/0/0 9/9/5/1/0/0/0 9/6/2/0/0/0/0
14 9/9/9/8/6/4/2 9/9/9/8/6/4/2 9/8/5/2/0/0/0 9/9/7/5/3/1/0 9/9/6/2/0/0/0 9/7/3/0/0/0/0
15 9/9/9/9/7/5/3 9/9/9/9/7/5/3 9/9/6/3/0/0/0 9/9/8/6/4/2/0 9/9/7/3/0/0/0 9/8/4/0/0/0/0
16 9/9/9/9/8/6/4 9/9/9/9/8/6/4 9/9/7/4/1/0/0 9/9/9/7/5/3/1 9/9/6/4/0/0/0 9/9/5/1/0/0/0
17 9/9/9/9/9/7/5 9/9/9/9/9/7/5 9/9/8/5/2/0/0 9/9/9/8/6/4/2 9/9/7/5/1/0/0 9/9/6/2/0/0/0
18 9/9/9/9/9/8/6 9/9/9/9/9/8/6 9/9/9/6/3/0/0 9/9/9/9/7/5/3 9/9/8/6/2/0/0 9/9/7/3/0/0/0
19 9/9/9/9/9/9/7 9/9/9/9/9/9/7 9/9/9/7/4/1/0 9/9/9/9/8/6/4 9/9/9/7/3/0/0 9/9/6/4/0/0/0
20 9/9/9/9/9/9/8 9/9/9/9/9/9/8 9/9/9/8/5/2/0 9/9/9/9/9/7/5 9/9/9/8/4/0/0 9/9/7/5/1/0/0
21 9/9/9/9/9/9/9 9/9/9/9/9/9/9 9/9/9/9/6/3/0 9/9/9/9/9/8/6 9/9/9/9/5/1/0 9/9/8/6/2/0/0
22 9/9/9/9/7/4/1 9/9/9/9/9/9/7 9/9/9/9/6/2/0 9/9/9/7/3/0/0
23 9/9/9/9/8/5/2 9/9/9/9/9/9/8 9/9/9/9/7/3/0 9/9/9/8/4/0/0
24 9/9/9/9/9/6/3 9/9/9/9/9/9/9 9/9/9/9/8/4/0 9/9/9/9/5/1/0
25 9/9/9/9/9/7/4 9/9/9/9/9/5/1 9/9/9/9/6/2/0
26 9/9/9/9/9/8/5 9/9/9/9/9/6/2 9/9/9/9/7/3/0
27 9/9/9/9/9/9/6 9/9/9/9/9/7/3 9/9/9/9/8/4/0
28 9/9/9/9/9/9/7 9/9/9/9/9/8/4 9/9/9/9/9/5/1
29 9/9/9/9/9/9/8 9/9/9/9/9/9/5 9/9/9/9/9/6/2
30 9/9/9/9/9/9/9 9/9/9/9/9/9/6 9/9/9/9/9/7/3
31 9/9/9/9/9/9/7 9/9/9/9/9/8/4
32 9/9/9/9/9/9/8 9/9/9/9/9/9/5
33 9/9/9/9/9/9/9 9/9/9/9/9/9/6
34 9/9/9/9/9/9/7
35 9/9/9/9/9/9/8
36 9/9/9/9/9/9/9

levelごとの最大M.P.を表に起こして見ると、作業としての経験値稼ぎが苦にならない人を除いて、#1でFIGHTER lv 15程度がまともにplayしての上限、#2でFIGHTER level20程度が上限であることを鑑みれば、BISHOPは複数いてもまったく無駄であることがわかる。PRIESTの呪文で決定的に重要なのはlv6のMADIだがlevel24で初めて1になるに過ぎない。もちろんそれまでに呪文習得自体は行ってlevel 6の呪文数である4にまでは達するだろうが、それを越えるMPの獲得はlv28と遙に遠い。またlv5(呪文数6)で唯一使い物になるのはDIALMAという半端な回復呪文、lv4(4)はLATUMOFIS,lv3(4)BAMATU,lv2(4)MATUぐらいだが、これらもlv18辺りでようやく呪文数によるMPを上回り始める。それまでは元MAGEで他職に転職したcharacterと変わりないか、むしろ使えない。BISHOPはlevel upにFIGHTERの一・五倍は経験値が必要なのでFIGHTERがlv20の頃でもlv15程度にしか成れない。

BISHOPほどではないがSAMURAIもかなりMP増加は遅い。つまるところ潤沢にMAGEのlv7 spellを唱えられるのはやはり専業MAGEしかいないということになる。PRIEST専業などもlv18辺りでMADIを九回唱えられるようになるので、それだけで十分価値がある。

補助要員としてのMAGE/PRIEST修得者はPならlv6のMADIまで唱えられる者(もちろんlv2:MANIFO/MONTINOやlv3:DIALKOによる麻痺解除などにも役立つ)が専業以外に二人、lv1:KATINO/lv4:MORLIS/lv5:MAMORLIS程度が唱えられる者が欲しい。

◇転職戦略

  1. FIGHTER > MAGE : HP100越えMAGEでbreathe連発やTILTOWAITを喰らっても安心。
  2. FIGHTER > LORD/SAMURAI : 転職できない場合専業で問題なし。
  3. PRIEST > THIEF/NINJA : HP上昇の少ないTHIEF、成長が遅く防具で劣るNINJAともに先にHPを上げておくことが重要。NINJAは一人いれば十分。
  4. PRIEST >BISHOP : 十分HPを稼ぎ、かつ最初からPRIEST呪文を駆使できるBISHOP。
  5. THIEF > そのまま/PRIEST/FIGHTER : 大量のHPでCROSSBOW BOLTやEXPLODINGを吸収できない終盤まではTHIEFの腕で罠を無効化しないととてもやっていけない。しかし、そのHP上昇の遅さと罠解除以外何の役にも立たないことからお荷物になりやすい。つまりHPの底上げが為されつつある時点でPRIEST辺りに転職して回復と自身のHP増加も図るか、level upに必要な経験値が最も少ないことを生かしてそのまま突き進むか。
  6. MAGE > FIGHTER/LORD/SAMURAI : 開始当初から専業MAGEは必須だがMAGEのHP増加は余りに少ない。他に専業MAGEが確保できるならFIGHTERに転職して擬似SAMURAIにでもなった方がいい。HP確保の速度を重視するなら専業FIGHTERが最良。出来たらTILTOWAIT/MALOR可能なlv7を憶えるまで上げた方がいいが、それはその間HPが低いままで容易く死んでしまうことを意味する。

#1のB10~#2のB2以降にかけてparty全員にHP100程度欲しいことや、M.P.増加速度を考えると、上ぐらいが異様に経験値を稼がない普通のplayをする上での最適な就職・転職だろう。SAMURAIは#1のMURAMASAが#2に持ち越せないことを思えばことさら転職してまで必要な職業ではない。そもそも前衛職がやることは攻撃がほぼすべてで、SAMURAIの様にlv7 MAGE呪文習得が遅く実質冒険中に使えないのでは意味がない。

問題は通常の転職は能力値がすべて種族基本値に下がってしまうことで、それを嫌うなら結局専業でひたすらlevelを上げていくしかないということになる。

◇死とその回避

・NINJA類やARCH MAGEのDECAPITAED

前衛のAC低下

・高威力のMAGE呪文連射

MONTINOによる口封じ

もしくはMANIFO,KATINOで一時無力化して早期に撲殺

LAKANITOで窒息死、MALIKTO,TILTOWAITで虐殺

・DIによる即死,MABADIで体力のほとんどを奪われる>なにがしかの攻撃

MONTINOによる口封じ
もしくはMANIFO,KATINOで一時無力化して早期に撲殺
LAKANITOで窒息死
MALIKTO,TILTOWAITで虐殺

・高威力のBREATHE連発(POISON GIANTの40連射など)

partyのHPを100以上に底上げ

前衛のAC低下はKOD’sのおかげもありscenario #2では簡単だ。おかげで、NINJA類によるDECAPITATEDを見ることはほとんどなくなった(ENERGY DRAINも同様)。またMAGE類もHPが低く撲殺が簡単なので、死に至ることはほとんどない。問題は即殺呪文を使うPRIEST/BISHOP類でHPが高いためMONTINOをかけ続けたりしないとちょっとした油断で死ぬことがある。それ以上に問題なのが奇襲を受けてのBREATHEで、40damageもあるBREATHEを連発されると100HPを越えていないcharacterは簡単に死んでしまう。そしてこの凶悪BREATHE攻撃をしてくる敵が#2には多い。

このBREATHE連射からの生存を考えるとHP100は欲しいが、MAGEからBISHOPに転職したcharacterのHPがlevel 15になっても55にしかならない。14*2回ぐらいはlevel上昇を経験しているのにこれではあまりに少ない。

BISHOPのlevel up時の体力増加計算は恐らく(VITALITY*level)/10+level*D4だろう。かなりの回数繰り返してみたが、D5ならまず上がり目が出るほどやっても上がらなかった。仮にVIT10でLEVEL20になっても、D4なら75程度、D5でも85程度しか平均で出ない。ということはMAGE/BISHOPではLEVEL20を越えないと安心して迷宮を探索することすらできない。

Dungeons & Dragons Dice Roller – diceの目と補正を設定できる

こういった事を考えるとMAGE>BISHOPという転職は#2を睨んだ場合、また#1でも最下層のPOISON GIANTとWERDNAを考えれば失敗であることがわかる。BISHOPをつくる場合、level 7呪文を憶えるまで上げて十分HPを稼いだPRIESTからの転職が一番いい。そうでなければ同様にHPを稼いだFIGHTERからだろう。MAGEはHP確保を優先してFIGHTER/PRIEST辺りへ転職する以外道はない。

巷に溢れる攻略はそもそもlevelを五十も百も上げるような異常なplayを前提としているためまったくおかしな事になっている。#1はlv15程度、#2もlv20程度が普通にclearする上で十分な段階だ。


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