SAND STORM

朝ぼらけ

2014年11月22日

[旅行記] 桐生 壱(駅前) – 平成二十六年十一月

Filed under: 未分類 — Tags: , , — sajin @ 12:58

◇桐生行き

旅の最終部において、私は足利の西隣にある桐生に向かっていた。

切っ掛けはたまたま見た『惡の華』というanimation作品の舞台として印象的な描かれ方をされたからで、北関東というよくわからない領域に入る際、その目的として”桐生”というのは趣味にも合うだろうし、とっかかりになるだろうと思ったからだった。

余談だが、直前まで時間を潰した地下鉄近くのマリーナでの聞き込みによると、以前開けていた朝晩の時間にshutterを閉めているのでやめたのかと思っていた仙成食堂は、代替わりで人手が足りなくなり、現在では昼のみの営業に切り替えているそうだ。

ある程度の期間同じ宿に滞在すると最終的に食糧が余るので今回は幾つか持ち出して途中の駅で食べることにした。十一月半ばを過ぎて、吹きさらしの構内はかなり寒い。

足利に行った時と同様に、北千住から東武鉄道で栃木、そこでJR両毛線に乗り換えて、桐生へ到着する。

駅を出て直後の印象は、ここも再開発されて特徴のない街になってしまったのかと思ったが、一歩入ると早速朽ちかけた倉を見つける。近づいてみると、荒れ果てているわけではなく綺麗に掃除されており、中も片付いたもので、こういうのを整備して駅前に残せば街の品格がまるで異なるのにと思う。

◇桐盛館

駅から200mほどの宿に向かって歩いて行く。

旅行中に延長したので、とりあえず安く泊まれるならいいかと24時間入れる風呂と価格で選んだが、床の間と押し入れ含めたら十畳ぐらいある部屋に案内され、靴置き場含めてせいぜい3.5畳の安宿にばかり泊まっていたのでまともな旅館過ぎてびっくりした。

構造は、受け付けのある建物と宿泊する所の建物が別で、裏手の入り口にも受け付けがある。部屋の冷蔵庫はAD1960~1970あたりのretroなもので、一階の風呂前のくつろぐ場所なども、1970年代の昔を思い出させる。

北名古屋市歴史民俗資料館 企画展「電気冷蔵庫があの夏を変えた。-快適を求めたあの日-」- 昭和オールデイズ

女将や女中の対応は昔ながらのまともな旅館そのもので、それがこんな良好な状態で運営され続けているというのが驚きだ。ただ、昭和そのままの運営で、煙草に対して寛容なので、苦手なら事前に伝えて部屋などを配慮してもらった方がいい。


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