SAND STORM

朝ぼらけ

2009年10月20日

Delta Force: Land Warrior

Filed under: 未分類 — Tags: , , — sajin @ 04:16

Released: Nov 7, 2000
Developer: NovaLogic
Publisher: NovaLogic
Engine: Land Warrior engine(正式名称なし。次世代がBlack Hawk engineなので、こうとでも呼ぶしかないだろう。)

Official: Delta Force Land Warrior
Forum: NovaWorld > Delta Force: Land Warrior and Task Force Dagger
Wiki: Wikipedia

Novalogicは1999ADには米軍との関係を持ち始めていたが、このLand Warriorは米軍の訓練programにも採用された

2までが独自のgame性を追求していたのに対し、3では手間暇のかかるgameの調整,stageの作りこみなどやめ、時事ネタでパッと見訴求するものを作って売り捌くという悪しき商業主義的転換が行われた。その代表がVoxel Space 32の廃棄だろう。他にもreal感,game性などgameの核を構成する物がすべて2に比べ話にならないほど劣っている。


[Patch]

install -> Delta Force Land Warrior – General update (v1.0.0.42)

nlexepatcher – multiplayに必須。

[Trouble]

Novalogic Support

複数の職種などから選択可能で、characterごとに移動・銃眼時のブレなど能力が異なる=基本部分の設定が固定しないため射撃・移動両面がまるでしっくりこない

×GPSにrouteも地形も表示されずたいへん見づらくなった。このVONというのを開きMAPを選択しないと目標への経路がわかりづらいのだが、これが1keyでMAP表示できずかなり不便(Bullshit!、そう思ってplayしていたがKEY CONFIGに”MAP”の項目は無いものの”Commander’s Screen”を設定すればMAPを一発で呼び出せた。MAP画面には”Commander’s Screen”など一切書いてないが)。地形を色付きで表示しようとした場合さらに一手間かかる。

△OICWなどの最新装備がLW最大の売り。数だけは多いがscopeが無かったり倍率が低くて使い物にならないのが大半。

またprimary weaponを捨てれば敵の武器を拾えるがOICWより優れた兵器などないのでほとんど無意味。おまけに消耗しがちなsub weapon/拳銃/手榴弾は捨てられないのでplay中に取り替えることはできない。ほとんどの銃でSemi/Burst/Autoを選べるが、まともに反動など計算されていないため、Autoで撃つと最初から弾がバラける。

[Graphics]

解像度: 4:3のみ。最大1024X768

××Voxel描画をやめたにも関わらず、ヌルヌルとボケたような絵である上にtextureも貧弱で、遠景・近景ともにjaggiesが激しい。2のVoxel engineで1024X768にしたのと大差なく、polygonにした意味が不明。

×××草叢が一切ない

Voxelをやめたからか草叢が完全に消えた。当然隠蔽効果も存在しない。

[Sound]

channel: Front 2ch

××距離感が無茶苦茶なのでsingleではそこまででもないがmultiplayでは致命的。

[視点/移動]

視点:一人称/三人称(視点固定)

姿勢:立ち/しゃがみ/伏せ

移動: 歩き/走り

××敵

やたら動かなくなった。AIと呼べるほどの上等なものはなく、いくらか動く射的の人形という水準。至近距離でも敵の射撃が当たることは滅多になく、恐らく全FPS中で最低の出来だろう。

HARDにすれば

・至る所に引っかかりながらもDoomのようにこちらに向かってくる

・たまに伏せやgrenade投擲などの追加行動を取る

・攻撃の命中率/頻度が上がる

などで最低限gameが成り立つ程度にはマシになる。LWを遊べるようにするためには、AIはHARD、選択characterはscope時にちゃんとブレがあるもの、そしてstealthを心がける、この3つが必須だろう。しかしこの場合敵の遠距離即死射撃が決まるようになるのでかなり不快度は上がる。

×射撃

相変わらず縮尺が異常。characterごとのscope時の揺れの設定があまりに雑。一応optionに設定だけはあるが、風による弾道の変化などほとんど感じられず、射撃感を一言で言うと「射的」以外の何ものでもない。

[Stealth]

・敵は視線と音でこちらを感知する

・異常音に気づいた敵の警戒声は他の敵に伝播する

・無警戒->攻撃の二段階、戻りなし

姿勢が敵からの発見、移動時の音両面でそのままStealthに影響。背後からの接近は伏せでなくともしゃがみであればKnifeで殺せる距離まで近づける。ただし、殺した時の敵の声は異常音としてほかの敵に感知される。radarが敵の向いている方角を表示するので前作までと同様stealthを生かしたplayが可能。

[level design]

××大したeventも何もありはしないのにmapがやたら広いので面倒なだけ。仲間も出てくるが、2のような緊張感・躍動感、なによりteamの一員としての責任を感じさせるほどの協同性は皆無。

味方が居たりhelicopter,boatでのEntryのため一見ちゃんとしたmissionに見えるが・・・

とにかく各要素が薄く、チャチなので広大なfieldを使った自由度が面白さにつながらない。


[multiplay]

[1-2時間]

現在、NOVAWORLDに繋ぐにはNLExepatcherが必要。

singleの悪い要素が全て出ており、更に対人戦なのでそれが悪用される。人数だけはいるがやる価値全く無し。


[総評]:

広大な野外が舞台で面白い所が全くなかったのはこのLW以降のDeltaForceぐらいのものだ。普通広大な野外はそれだけで気持ちよさがあるのだが、このLWは単に遠距離で移動が面倒なだけ。描写もヌルヌルしていてひとつも気持ち良くない。単につまらないgameというのは多いが、つまらなさ過ぎてイライラするというのはこれぐらいのものだろう。

LWには前作で濃厚なまでに感じられた「俺たちはこれを表現したいんだ」という作品としての核が何も感じられない。形だけが残骸のように残りそれを上辺の量で誤魔化している。出た時期がロクにFPSが無い時代だったから売れたものの、何でやたらこのseriesが続くのか不思議で仕方ない。


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