SAND STORM

朝ぼらけ

2015年8月13日

[旅行記] 川崎 参(川崎競馬) – 平成二十七年七月

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 17:53

◇夜の競馬場

丁度川崎で競馬をやっているので着いた日から参加するつもりだったのだが、疲れて半日寝ていたら閉まる直前になっていた。最終走に間に合うだろうかと行ってみたものの、そもそもどこが競馬場の入り口なのかもよくわからない。

管理棟の方に迷い込むと奥の方に馬がいた。向こうも「何だこいつ?」という感じでこちらを見てくる。

そうしてまごまごしている内に競馬は終わってしまっていたので、人々が出てくるのを眺めつつ、一番近い駅から帰ることにした。

最寄り駅の京急港町駅は入り口から色々飾ってあるので何かと思ったら、川崎のこの地は日本で初めてvinyl recordが生産された場所で、今もつくられているらしい。

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◇初競馬

翌日あらためて競馬場に赴いた。客の入りがいいのか、観客席を増築している。

全体構造がよくわからないので、一旦地下通路を抜けて、馬場に囲まれた中央地帯へ行ってぶらぶらしてみる。こちらは家族連れが多く、出店が出たりBBQしている人までいる。昨日の馬は体験乗馬のため暑い中待っていた。ある程度こういった取り組みはしているものと思っていたが、おっさんだらけの印象が強い競馬場にここまで普通の家族が多く来ているのは正直意外だ。

川崎での競馬が始まるまでは他所の競馬を映像で流しており、賭けが目的の人は遠隔でそれに投票している。大体場所を把握すると暇になったので、自分も競馬新聞を見ながら練習をした後、一番簡単な単勝を小口でやってみることにした。

馬券はmarksheetへ記入しての購入から当たり馬券の換金まで全自動化されており、昔の映像にあるような人の関与はまったくない。最初は勉強代としてかなり取られるものだと思っていたが、結構適当に賭けても当たるもので、資金は多少減った程度で済む。

夕方から川崎で実走となる。いよいよ目の前で競馬が行われる時間が迫り予想屋が起動、地元の競馬人が集まりだした。

paddockにも馬が出てお披露目を始めたので最前にかぶりついて観る。競走馬を目の前で見ると、つややかな毛並み、引き締まった身体、特にその細い腹や臀部から後ろ足にかけての形は、正に走るために生きている馬だ。

馬を確認後、競馬新聞を川崎競馬専用のそれに買い替えて挑む。中盤ぐらいまでは大体下馬評通りの展開で、覚えた馬単で流すと、3850*200の当たりなどが入りかなり勝ち越した。これでタガが外れて、有力馬を軸に、気に入った穴馬を単勝・馬単で賭けまくる。しかし、日が暮れて後半になると本命視されていた有力馬がバテて走らなくなり、固い所を中心に賭けていたのが裏目に出て負けが重なっていく。

そして最終の8R。続けて負けた分を取り戻そうと、固い所はもちろん、裏を狙ってきっちり賭けたら、本命馬がバテバテでまったく予想外の馬が数馬身も先行して逃げ切った。勝利馬は新聞などの予想(一人だけ△をつけていた)からも大ハズレだったため、単勝ですら6,060円(つまり百円かけただけでも六千六十円戻る)。三連単で1,230,790円という万馬券どころか百万馬券がでる大荒れの展開となる。最後の方は裏切りばっかりで賭けている人の声が凄いことになっていたが、自分もその一人と化す。

途中、遊興費ぐらいは浮かせられるかと浮かれていたのに、煮詰まった所に負けを取り戻そうと大きく賭けて更に失うという博打の典型で終わってしまった。

思うにこの蒸せまくった暑さの中、夜まで待ったせいで馬がバテてしまい、この環境でも走れる馬だけが勝ったのだろう。一頭は水分の取り過ぎでやたらと体重が増え到底走るようには見えなかったのに逆に勝ったし、8Rの勝利馬シゲルオウミはpaddockで見た時いい感じがしたが、固く賭けようとして目の前の実物から伝わる直感を軽んじてしまった。逆に言うと、やはり競馬は目の前で馬を見て賭けてこそ、という実感を持った。遠隔で映像だけ見て賭けるのではvideo gameとさして変わらない。


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