SAND STORM

朝ぼらけ

2015年12月16日

[旅行記] 小机 弐(日産スタジアム・新横浜ラーメン博物館) – 平成二十七年十二月

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 19:50

◇Nissan Stadium(日産スタジアム)

歩道橋を上がると新横浜公園の領域に入り、日産が命名権を取得している横浜国際総合競技場が姿を現してくる。ここは周囲に多種多様な競技場を幾つも併設している総合運動場だ。

階段を上がっていくと日産の新車と横浜F. Marinosの垂れ幕が下がっていた。日産にしろ、J.LEAGUEにしろ、全盛期の1995AD頃から随分色々あったので、この組み合わせでそのままやり続けているのだなと感心する。

手前の広場は列柱がずらりと並び、古代Greekの神殿のような設計だ。外周を回っていくと、すでに営業開始から17年を経ているのに、concreteが汚れていないのにも感心した。

周囲の広場は高台になっていて、小机駅や先ほど訪れた小机城などがよく見える。

ぐるっと回って東北門の方へ。こちらは南門よりさらに広く、店などもあり、横浜民の自意識を満たすに充分な施設である。

そこから両側に病院などが立ち並ぶ専用の歩行路が駅の方に伸びているので歩いて行き、三角橋をわたって鳥山川を越えると新横浜の市街地へ着いた。

新横浜はよくも悪くも何もない場所に新幹線の駅ができたために、新興開発された街である。

◇新横浜ラーメン博物館

どうせ食事を取るなら多少面白い所にするかと新横浜ラーメン博物館を選んでみた。中は拉麺屋が大量に軒を連ねているぐらいだろうと思っていたが、地下に下りるとすぐ違和感を感じる。

ここは「拉麺の博物館」ではなく、戦前含む、昭和三十年ぐらいまでを本物の遺物を使って再現した異空間であった。拉麺店はその中で店を営業しているに過ぎず、だから安価とはいえ入場料もいる訳だ。

それぞれの店は当時を再現した家並みに埋まっており、擬装店も多いので中々見分けがつかない。

看板と表だけの酒場がいっぱいある。

本物を引き取って使っているものと、それっぽく再現したものの見分けがつかないのも凄い。警察署の指名手配は流石に偽物。

ドブ板の長屋に駄菓子屋があったり、小便禁止の張り紙が貼られていたり。

地下二階の街頭TVではPro Wrestling(プロレス)を流している。今の高層建築の壁面で流している映像の原型か。

幾つか普通の拉麺を食べた後、Italyの料理人が日本の拉麺を食べ歩いて作り上げたというのを食べてみた。異国の料理を基盤とした珍しさや特徴はあるが、al dente(アルデンテ)で出してきた麺がキツく、何度も食べたくなるものではなかった。期間限定だが、それに相応しい味。ここはラーメン博物館という建前からどの店も拉麺ばかりなのがもったいない。駄菓子か拉麺かの二択しかないのですぐ飽きてしまう。

最近思うのは、拉麺は本質的に狭い範囲の偏った栄養を組み合わせたjunk foodであり、だからこそ今自分の身体が欲しているもの最適な形で食べないと、不味くて仕方がないということ。この狭い範囲での調整が難しいために、拉麺の料理人が職人的な方向に走るのも仕方がないことと言える。



[Link]
@新横浜 – 1944ADからの航空写真と歴史


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