SAND STORM

朝ぼらけ

2017年2月9日

[旅行記] 兜町 壱(兜神社と証券街)- 平成二十八年十二月

Filed under: 未分類 — Tags: , — sajin @ 12:03

◇兜神社

大納会の日に兜町を散歩してきた。

兜神社は兜町の北辺にあり、隣は日証館や日本橋ダイヤビルといった近代建築に囲まれている。道を挟んだ南は東証である。

境内には兜岩というのがあって、源義家が前九年の役(1051-1063)のみぎりに、この岩に兜を懸けて戦勝を祈願したのが兜町の名の由来だという(説明板)。

小ぶりだが、合理的に整えられた神社構造はいかにもこの町らしい。他では見ない金属製の箱に賽銭を入れて探索を続けることにした。

◇元は信仰の町

兜町は、元々江戸時代は智泉院(説明)日吉神社(説明)などが建ち、信仰の場として賑わっていたらしい。

大阪の北浜は江戸時代から取引・相場の中心地だったが、こちらはそうでもなかったようだ。先年佐渡に行ったが、当時の「天下の台所」は西廻り航路で物資を集積する大阪だったということだろう。

河村瑞賢による西廻り航路の港について」 『土木師研究 講演集』 vol.23

神社に奉納されたぬ利彦醤油の箱には、兜町にふさわしく兜が描かれている。

寺社仏閣を廻って加護を得た所で、いよいよ証券街に乗り込むことにする。

◇証券街

少し南の証券街を歩く。聞いたこともない証券屋がいっぱいだ。

右端のSMBCフレンド証券の入ってる建物は「売りの山種」で有名な山崎種二の建てた山種ビル。道を歩いているのはいかにもなおっさんが多い。

SMBCフレンド証券|企業沿革THE HISTORY – 山種証券が神栄石野証券を合併して出来たさくらフレンド証券がその源流のひとつ。

街路に面して各種相場が詳しく表示されているのは兜町ぐらいだろう。

兜町の治安を守る警視庁中央警察署とその目の前にある神社。元々は紅葉川高校のあった場所に警察署が移転してきたので、神社も学校の一部だったのかな。

現みずほ銀行のある場所は、日本における銀行発祥の地で他にも郵便が始まったのもここであるとか、近代国家の経済の主要機能はすべて兜町から始まったのだろう。

「兜町ビルの歴史ー銀行発祥の地ー」兜町歴史地図 | 清和綜合建物株式会社

サイコロステーキ発祥というバンボリーナで食べようと思っていたのだが、腹が減ってなかったのでまたにすることにした。続いて近代化遺産を巡る。


関連記事

No Comments »

No comments yet.

RSS feed for comments on this post. TrackBack URL

Leave a comment


sand-storm.net