SAND STORM

朝ぼらけ

2017年3月30日

投資日記 2017/03 vol.4

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 20:14

◇すべて○に

ここ三ヶ月毎日厳しく取引に臨んできたこと、特に昨日の過剰取引でかなり心身ともに疲れがでていた。

保持していた1552 国際のETFVIX 売建ては買埋めで処分し、7270 スバルも今日は寄付きこそ米株・円安につられて高いものの、不安が残る状態での週末は下げるとみて寄付きの変動の中で処分。ツナギ売建は日中どうせ下げていくだろうから、その中で処分するかと思っていたが寄付きから下げが激しいので焦って処分してしまった。これでpositionとして保有してきたものは全て処分したことになる。所詮スバルは自分の見込みと逆に流れつづけてきた引かれ玉であり、Wychoffの言うようにさっさと処分してしまうのが一番よかった。

すっきりした所で日中取引。

スバルは昼前の昨日終値に向う二底で三段の分割買建てをし、底から反転した最初の保合で処分。これは後で考えると、典型的な分割手仕舞いが機能する場面。これまで注文ごとに手数料がかかるので、仕掛けは分割で段階的に行っても手仕舞いはどうしても一括にせざるを得なかった。しかし、手数料0円なのだから、これからは自由に手仕舞いも分割で行えばいい。

後場に他がそうでもないのに異様に上げていたマツダの保合が崩れた所で売り仕掛け。今日は疲れていて取引は控えようと思っていたほどで、二段注文の内の関係ない方で追従してしまっていた。幸い大きく下げたが、追従幅を狭くし過ぎて肝心の大崩落を逃してしまう。これも分割で上手く残していけば少ない玉でも大きな利が望めた。

後場は大引けに近づくにつれて市場が崩落するほど大きく下げたので、ほとんどの株がつられて軒並み下げた。自分はと言えば何のpositionも持っていないので気が楽である。

positoinを0にして○(マル)にしたことで精神的に楽になり、ゆっくり休めそうだ。口座も一時含み益で増大していた時以上の額を確保した状態。何より大きいのは日中取引の勝率を圧倒的に高いものになるように戦術を構築したこと。集中して取り組みさえすれば利益が出る状態になっている。手数料0円を活かした分割建玉・分割手仕舞いの戦法はこれから経験を重ねながらより構築・洗練させていく。

◇作戦成功

見事に適用されたので以後三ヶ月は手数料は現物のposition変更以外ほとんどかからなくなる。もっとも経費がかかっていた日中取引は一日平均で数千円は損失が減る。
またこの状態なら取引を繰り返して月5億円の新規建玉を行ったり、日次で五千万円を新規建するのも簡単なので優遇を延長するのも容易い。

◇大口優遇枠確保作戦

今日は、VIX空売りのpositionを減らしたことで信用枠が空いたので、以前から計画していた大口優遇獲得のための多枚数での多回数取引を行った。

楽天証券は2016年5月から超割コースという、それまでより格段に手数料の安いserviceを始めた。これはSoftbank系のSBI証券との競争のためだが、この超割コースで大口優遇を獲得すると、手数料が割安になったり、point獲得が倍になるだけでなく、信用取引手数料が0円、つまり無料になる。

手数料 | 楽天証券


超割コース

金額 一般 大口優遇
現物取引手数料
10万円まで 139円(150円) 90円(97円)
20万円まで 185円(199円) 180円(194円)
50万円まで 272円(293円) 238円(257円)
100万円まで 487円(525円) 426円(460円)
150万円まで 582円(628円) 509円(549円)
3,000万円まで 921円(994円) 806円(870円)
3,000万円超 973円(1,050円) 851円(919円)
信用取引手数料
約定金額にかかわらず 360円(388円) 0円

※()は税込金額

超割コース大口優遇の判定条件のいずれかを達成すると手数料が割引になります。さらに手数料ポイントバックも通常1%が2%にアップ。大口優遇は一度条件を達成すると、3ヶ月間適用になります。


この大口優遇確保がなぜ重要か。単に現物取引の手数料が割引されたり、pointが増加するだけでない。決定的なのは信用取引の手数料0円で、これまで売買を往復すれば約800円手数料がかかったので、少ない枚数だと手数料分を稼ぐのに例えば200株であれば4円は利幅を稼がねばならない。これが重しになって機会をかなり限定しないと仕掛けが行えないことが多かったし、同値撤退しても手数料分損になるので、撤退を渋る内に損失を広げるということがままあった。そういう実戦中の不利がなくなるのである。

問題はその獲得条件だ。

月次判定で月末に平均残高で5000万円以上の空売り、日次判定で5000万円以上の信用建玉残高は、委託保証金率30%以上なので(5000/0.3=1666.6)、当然のことながら1667万円を超える資金がないと達成することはできない。一ヶ月の新規建約定金額合計5億円というのも、営業日が20日程度しかないことを考えれば、毎日2500万円以上の信用建玉を行ってようやく達成できるというもので、これも相当な資金と取引がないと難しい。しかし、一つだけ行けそうなのがある、「本日の新規建約定金額の合計が5000万円以上」で、一日信用で数百万円単位の取引を二桁繰り返せば達成可能な額だ。

今日は信用枠をほとんど使うleverageを最大限にかけた枚数で朝から取引を繰り返した。手法としては流れの中で足の方向にだけ建玉し、僅かでも逆に振れたら撤退、上手く利益方向に触れても直近追従というやり方で臨んだ(もっとも短時間での取引を繰り返すscalping)。

こういうleverageの大きなscalpingをやったことがないので、かなりstressがかかり、心臓に動悸する。最初の数回繰り返した所で手数料合わせて結構な損になってしまい、途中からはいつも通り注文記録つけて分析を加えて有利な場所での建玉に変更、損得が入り交じる状態になる。後半からは成行での仕掛けと手仕舞いを行うようにもなり、ある程度scalpingにも慣れて勝つことの方が多くなっていた。

結局、相場行為はこういう回数の繰り返しがないとどうにもならない。それが経験の幹となり、実際に取引を行う上での冷静さ、的確さに繋がる。

他の信用取引もやったので都合6000万円分ぐらいは新規建玉したから、十分条件は超えているはずだが、本当にどうなるかは明日実際に取引してみないとわからない。

◇20170330 – SUBARUと東証一部

大口優遇確保を行った今日のスバルとTOPIX(東証一部株価指数)。流れの方向はまるで違うが、変動のtimingは大体重なっている。

◇position変更

1552 国際のETFVIX:売建を1/3利確して処分。今の情勢を見ると、米国投資家はTrump政権をそこまで不安視していないのは明らかで、これからもVXXは逓減していく可能性が高いが、現在資金の3/4のpositionを取っているので、減らすことにした。最近相場に入れ込み過ぎて、皿洗いや洗濯など身の回りのことができなくなっている。そのせいか、疲れ気味で休みたくもなってきており、精神負荷要因は利益が出ている内に減らした方がよいと思った。明日辺りでさらに減らす。

7270 スバル:もう叩き切るしかないと思った所で米国要因で戻したので配当をもらうために持ち越した(実際にもらえるのは三ヶ月後の株主総会後)。日足chart上は4200の支持線を割り込んで逆に抵抗となったそれに抑えられる形。しかし昨日終盤にその抵抗を破って上昇したこと、今日の配当落日でも大きく下げず、しっかり底値を切り上げてきていること、四月に外国人買いやそれに連動した国内機関投資家などの買いが入る可能性が高いのでツナギを入れつつ持ち越すことにした。ただ、以前の様な調整からTrump相場の再開で上げていくという期待はまったく失せており、むしろ下げる可能性が高いと思っている。

◇確定申告をし損ねた

確定申告での「株式売買損失の繰越し」とはなに?|会計.com

株式譲渡益(つまり売買価格差で得る利益と損失。capital gain/loss)の損失は確定申告を要件として三年間繰り越して相殺できることを今更知った。確定申告の期限は三月十五日だからもう間に合わない。一番損を出した年の損失を繰り越すことができないとは最悪な気分だ。なぜなら今年資金1000万があってその半分の500万を損したとする(-50%)。この損を取り戻すには、500万円を元手に倍の100%を稼がねばならない。それ自体が異常に困難な作業だが、仮にそうしても、その内20%が税金で奪い取られるため、400万しか手元に残すことはできないことになる。自動化されていないのは元より、その年に確定申告しなければ相殺が失われるという官僚仕様を見るにつけ、Libertarianに転向する気以外一切なくなる。

最悪な気分を逆用してこの機会に基本的なことを抑えておくことにした。

株式譲渡益に対する課税方法は、他の所得とは別に課税される申告分離課税となっています。証券会社に「特定口座」を開設して源泉徴収口座とした場合、証券会社が所得税を差し引いて入金し納税もしてくれるので、確定申告は不要です。

株の確定申告、株式譲渡益とはなんですか?|会計.com

・株式などの証券による収入・損失は通常の所得収入と合算・相殺できない。

・特定口座で源泉徴収指定していれば、証券会社が勝手にやってくれるので確定申告する必要はない。

・上の指定をしていても、譲渡益損失に基づく控除は確定申告を自分で別に行わない限り適用されない。

初めて確定申告される方:平成28年分 確定申告特集|国税庁

・今はe-taxで電子申請できるがcard readerや登録したcardが必要。

FXの必要経費はどこまで認められますか?|会計.com

・そもそも利益が20万円を超えていなければ確定申告の必要はない(ただし、年収二千万以上であったり、給料・退職金以外で二十万の所得があれば必要)。

・個人でもPC、書籍、電話代、電気代など取引に使ったものを経費として控除できる。ただし、それ専用に使うのでない限り、その割合は抑えられる。

個人的には、このまま事業が本格化するなら、休眠会社を再起動して投資事業会社とし、経費はそれに全部載せようと考えている。

◇損出し・益出し

株式の譲渡益に対する税金は1月~12月までの1年間が一つの期間となっています。その間の実現譲渡損益の合計に対して税金が発生します。含み損益は関係ありません。そのため、こうした含み損(含み益)がある株を年末に売買することで意図的に譲渡税について「調整」することが可能です。もちろん合法ですし、問題ありません。

一年間の損益を通算するための「益出し」「損出し」の方法と税金

それぞれ理由は異なるが確定申告や年度末と絡むと、この損出し・益出しが合理的行動として発生し、結果として含み損のpositionの処分がでる、それは大半は売り処分だから株価は下がる。去年末にやられたのと、3/31の下落はまさにそれだった訳だ。


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