SAND STORM

朝ぼらけ

2017年4月7日

投資日記 2017/04 vol.1

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◇LEVEL2

ようやくLevel2に近づきつつある。
誰がどう信じようと、これが経験を積むということなのだ。

◇TrumpがSyriaにmissile発射 7270 SUBARU – 20170407

夜間の米株の安定と為替の円安もあって、寄付きから上窓だったのに、これまでの下げ流れを毎日寄付きから下げで取ってきた経験が災いして、流れに逆らう売建で仕掛けてしまう。上下に振れたのは一瞬で、fibonacciで昨日高値・安値を図ればきっちり支持・抵抗内で収まる典型的なfibonacci判断の流動性の高い場面なのに、狭い幅追従で損だけ出した。

それだけではない。これまで過剰に下げ続けてきたのが底をついて反転し、安定を見せたことで俄然割安感のある買い場と化し、最初の保合から上抜けると急激な上昇回帰へと走る。この途中で自分は流れに逆らう売建を二度も行い、その度に抵抗抜け直近損切とすれば良いものを0.1%幅を取ったために、その度に損を出した。寄付きから流れに逆らう過ちを三度も続け、流れに逆らう罪の罰を受けた。

しかし、TOPIXを見ていた所、trend supportからの横抜けと明らかな天井感が生じたので、50%+50%の売建てを敢えて行い、今度こそは下げに転じたので下げ足二本で下げが止まった所で利確した。

この強い流れの途中で何度も試し玉を入れて、流れが不利ならすぐ手を引いて、いよいよ反転した時に玉を増すやり方は、一流の相場師がやっていることの記述と合致することに後で気づいた。

後からchartを見れば、ここから上昇をすべて消し飛ばすとんでもない暴落が始まるのがわかるが、この時は米中首脳会談も問題なく進み、高値安定という気配であった。では、なぜ暴落が始まったか。それはTrump政権がSyriaへ巡航missileを発射したというnewsにAIが反応し、flash crash(投げ売りの連鎖反応)として表れ、為替の急激な円高と先物やoptionの急激な変動を引き起こし、それが株価にも波及したからだ。ところが日本の一般人にはかなり遅れてからそのnewsは伝わったので、目の前で暴落し続けるものの、理由がわからない。とりあえず、最初の長い下ヒゲをつけた所で行き過ぎ反転狙いで買建し、すぐ売埋して利確、もう一度下げて同じ底で反発の形となったので、その辺りと前日安値まで下に三段ぐらい買建を指したら、さらなる暴落が始まってすべて約定してしまった。

この時には暴落の理由がわかっていたので、Syriaにmissile打ったぐらい何のことはない、必ず戻ると考え、高い位置での買い玉を損切りしていかなかったから、安値を抜けた時は、「これはどこまで行くのか」と青ざめ、強烈なstressに晒される。しかし、必ず戻しはあると、本来最後の損切にしていた注文を敢えて取り消して待った所、その自分が取り消した損切指値の一つ下で止まって反転が始まった。偶然だが、これで大損を出すことは免れた。下降trend resistanceを横抜けて上昇した所で、さらなる上げは確実と見て買建を入れてナンピン。ここから昼を挟んでかなりの戻し上げがあると思ったものの、建玉が大き過ぎて耐えきれず、倍の0.2%追従で利確してしまう。

前場引けでもう一度下げた時に、50%買建で不成(指定した指値で約定しなかった場合、引けの時点で成行約定)のつもりで引け注文を入れたが、この注文は単に引けの時点で指値注文を入れて、それに応ずる相手がいなければお流れというもので、建玉がないまま後場を迎えてしまう。予想通り後場はかなりの上窓から始まり、行き過ぎではないかと思ったらやはり下げた。ここからきっちりtrend supportに沿った買い玉を仕込んでいかなかったのは、自分がまだtrend追いの取引になれていないことと、前場のあまりの上下変動で疲れ切ってしまっていたから。今日は3853 インフォテリアも買い増したし、1552の空売りもかなり仕込んだので、それで良しとすべきだろう。

また、今日から逓減で優位性のある日経225連動ETFのdouble bull/bearを売建でposition比率を変えながら市場を追っていくgameの練習を始めることにした。とりあえず合計10口でその比率を変えていく。

◇7270 SUBARU – 20170406

結局、自動車株は崩落し続けた。SUBARUはTrump相場の天井から-23%で、MAZDAの-28%に続く下げ幅だ。下げるとは思っていたが、まさかTrump相場の上げ分をすべて吹き飛ばし、ここまで下げるとは思わなかった。

もちろんpositionを持っていない自分には関係ないが、その流れは日中の方向性には強く影響する。

特に今日はtrend lineを中心とした実践を意識して行った。しかし、寄付きこそ幾らか取ったものの、以後の仕掛けが、流れに反して不利だとは思いつつ、買建てばかりになってしまう。買建が機能したのは10時手前の上げだけで、後はほとんど戻すことなく、僅かな上げがすぐ否定されては下げ続けた。今日は、これまでの水平安値支持線でなく、trend lineのsupport抜けを損切りとしたので、ほとんどの取引で儲けがでなかった代りに損もなかったが、11時手前の二底からの反転に見えた所で、support line抜けを損切りとせず、蛇に呑まれた蛙のように反転安値抜けすらボウっと眺めてしまって、かなりの損を出してしまった。

最近は朝五時に起きて、運動などをしてから相場に臨むようにしており、「今日はかなり調子はよいから成行で処分すればいい」という考えだったが、実際の相場の動きが思惑と逆に進んだ中でまったく適切に行動できなかった。これは脳の根幹部分がそう出来ているので、よほど経験を積めば別だが当座どうしようもない。以後、手仕舞いは逆指値のみできっちり自動執行させていく。

いつもは損を出しても、利益もそれなりに出るのだが、今日は反発がほとんどなく下に流れて押さえつけられて終わりだったので、戦術的には進化・洗練させているのに同値撤退を何度も繰り返す羽目になり、欝気味になってしまう。

改めて今日の流れと自分の買建に偏った仕掛けを見比べると、自分は戦術次元では進化させているかもしれないが、作戦次元での流れの認識がまるでできていないことに気づいた。昨日もそうだが、今日などは下げ流れが一度として否定されなかったのだから、山・谷の価格が切り上がらない限りは、上げ戻しかけたのが否定される度にモグラ叩きのように売り仕掛けしておけばよかったのである。その損切はヒゲを上抜けた所でやればいいだけのことだから、寄付きのplayとまったく同じことだ。

流れが変わらないのに、それに逆らって上げ戻し/下げ戻した場合は、限界が見えた所で流れの方向に仕掛けることをこれからはやっていく。

◇3853 Infoteria(インフォテリア)とclimax足

本来のselling/buying climaxは日足/週足の中で長大陽線/陰線と大きな出来高が重なることを言う。climaxの名の通り、買い方の買いや売り方の売りが出尽くして価格は行き過ぎ、下げ足なら売る者はもういないから買い方だけ、上げ過ぎなら買い方はもういないから売りだけとなって、相場は反転して大きく流れを変え、しかも長期間それが続く。日中にもこれは起きるが、出来高の多さはそこまで目立ったものとはならない。

BCCC(ブロックチェーン推進協会)の代表を務めるInfoteriaの日足にはこのclimax足がよく出ていて、大半は翌日や当日に反転が起きていることが見て取れる。

自動車業界は北米の購買拡大がもう見込めないので業績も株価も落ちていくことが目に見えているから、swing/position trade対象を探していた。Infoteriaとは以前付き合ったことがあるので、資料を整えながら調べ直すと、業績は着実に拡大しており材料性もある。それがまさに陰線climax足をつけていたので今日が狙い目と見て現物買いで仕掛けた。

本来は月足週足から見える700を大底として、昨日終値720までが強い支持帯となるので、その手前付近で買うつもりだったが、最近の新興株が集まるMOTHERS市場の下落とInfoteriaの自身の下げ流れに反して気配価がかなり高く始まっていた。成行で買う手もあったが、そのような高値は寄付きだけではないかと疑う内に大きく上げてしまう(C720->H777だから8%以上上げた)。ここまで上げたらさすがにすぐ手を出すことはないと放っていると、再び下げてきたので日中の前谷の支持で試し玉だけ入れた。仕掛けは成功したものの、視野を上げて俯瞰で見ると、日足chartの流れも、大きな上ヒゲをつける長剣型のローソク足の形からも翌日以降連続して上げていくとは思えない。疑いの気持ちが強くなり、どうせまた下げたら入り直せばいいと一旦処分して利確する。結局下げて終えたので正解だろう。

再度climax足の説明
・それまでのtrend方向と同じ方に出現する長大陽線/陰線
・必ず大きな出来高が伴う
・流れを支えてきた買い・売りが出尽くすので、S高/S安連続のようなものではない。
・日柄を経ずに直後に反転する可能性が高い。
・どの程度の長さがclimax足に当たるのかは、日中であれば変動の激しい寄付き30分を参照すれば直感的に分かる。

支持/抵抗に抑えられた保合を抜けた時点でその根拠は崩れて、逆側に建玉していた方は逃亡、どこまで上げるか下げるかわからないといった流れの状態になる。その流れに乗ろうと後から飛びつく連中がでてくる内は流れは押しを経つつ続く。流れが続く期待がさらなる後追いを呼び寄せ、その終極として行き過ぎた長大足が出る。それにより売り/買いが限界まで出尽くして、支持・抵抗の根拠がなくとも強い反転の理由となる。

Accelerating Stops | Investopedia

日足以上でどこまでclimaxが続くかは、それが一定程度否定されて初めて判断できる。頂点を巡る一種のドテンgameであり、ある意味ではS安・S高を追っかけるのもこのgameの内、climax中の足を追いかける行為だろう。

◇7270 SUBARU – 20170405

上窓から寄付きの下げを成行売建で追撃したのはいいが、いつもの臆病癖で早く利確し過ぎ、その失敗がドテン買建へと心を向かわせて大きな失敗をした。この買い仕込みは三段階下まで構えるもので、身勝手に「昨日安値を抜けることはまず絶対に無い」と仮定して、今の保合>昨日終盤保合>昨日安値と行った。25%-25%-50%とそこに近づくほどのナンピンだが、三段下まで仕込んだために、それぞれの管理が甘くなっていた上、最後の50%の約定は一気に昨日安値など下抜ける崩落の途中で引っかかって冷静な思考ができなくなり、「これだけ下げたら戻す可能性の方が高い」「下手に切らない方がいい」と思って損切を遅らせてしまう。過剰な建玉で損切りを渋った結果、大きな損を出し、それ以外はすべて利益方向の取引で5勝したにも関わらず、これ一つの損の半分も埋められなかった。

反省点は、
・ナンピン分割仕込みが「逆に流れても大丈夫」という言い訳、間違った安心感に繋がってしまっていること。下手に広いナンピンをやるぐらいなら、それぞれの玉を厳しく損切り管理して仕込み直した方がいい。
もっと根本的な過ちとして、
・日足次元で明らかに下流れで、今日の午前の流れもそれに沿ったものなのに、流れに逆向う買建を過剰な玉で行ったこと。これからは流れの方に逆らう建玉は半分に制限して行う。

後場は寄付きでさらなる崩落を起こすが、13時手前の最初の上げ戻しは、前場にあったup trend支持を後場に下抜けて逆転したために抵抗となって、それに抑えられるのではないかと思ったら、その通り一旦下げる。天井付近で見ていたので損はほとんど出ないのだから仕掛けてよかった。それが下げ止まって上げ谷を形成。この二つを結ぶut support lineを抜けないことで上げに入るのでは?と思ったらその通り、support沿いに進んで跳ね上げる。

・山と谷の両方が反転した時点で流れは変わったとみなすべき(その前のdown trend lineの横抜けも、転換を示唆)。

ここまでの相場人生で、損失は単に建玉の損失管理をしないことからほとんどが起きている。緩い玉の管理は排していく、

◇体調基準

毎朝、開場前に[心体]欄に体調を書くようにしてきたが、最近は数値化を行っている。

環境:季節や環境の変化はないか。洗濯や皿洗いなど掃除や整理整頓ができなくなっていないか。身近な人が亡くなったり、問題に巻き込まれていたり、逆に嬉しすぎることがあったりしないか。
精神と相場:精神的にやられていないか。相場で負けが続いていたり、逆に含み益や残高が増大し続けていないか。
病気:風邪など自身の病気と、家族などの病気(伝染している可能性があるため)がないか。
代謝:風呂に入っているか、頭髪など伸ばしっぱなしにしていないか。
運動:前日運動はしたか。その量や質はどうか。
食事・胃腸:腹がもたれていないか、偏った食べ方になっていないか。
睡眠:睡眠の時間と質。時間が足りなかったり、灯りをつけたまま寝たりしていたら下げる。

それぞれの項目を+10~-10で数値化し、最後に今の実感を加え、+10~-10の範囲なら取引可能とする。必ずしもすべてを点数化することはなく、気になったものだけでよい。

環境の悪化や病気などが重なって-10より下になるようなら、取引はやめる(まともに思考・反応ができず、負けた際に取り戻そうと過剰な建玉になるから)。やめるまでに至らなくとも、負の範囲なら建玉を減らす。
逆に+10を超えるような、即ち相場で勝ちが続いて、嬉しいことばかりで気が緩んでいるなら、その時もpositionを減らしたり、取引はやめる(risk感覚が緩んで、雑で大き過ぎる建玉と管理になるから)。

◇20170404 – SUBARU

寄付き25%成行売建。これが今日もっとも利益の出た仕掛けだった。
ここまでやってきて、よく考えれば寄付きでの仕掛けが最も成功率が高く利幅も大きい、と同時に変動が激しすぎて段階的な仕掛けや手仕舞いに向いていない。これからは最初から50%程度で仕掛ける。底を突いた所で今度は25+25%で買建したのだが、SUBARU自体は安値を下回った訳でもないのに、TOPIXの方が下抜けたのに恐れをなしてstopを近づけて逃げ出したら、それが底値となって大反転した。これが今日一番痛い失敗。

TOPIXや為替、同じ自動車銘柄を並行観察するようになって、スバル本体でなく、他を理由とした追っかけ買いや逃げをやることが多くなっているが、失敗することの方が多い。よそ見追っかけは誤ちで、あくまで今手がけている銘柄本体の値動きを理由として仕掛け・手仕舞いしなければ駄目。

始値を一山として二山目で売建したが、次の足で反転しそうなのですぐ利確。これ自体はいいとして、三山目で売り仕掛けをしなかった。理由は、前の山二つまではまだ値幅があるし、上げ戻しの流れに見えたからだが、すぐ安値更新にまで至る崩落を起こす。

ここに今まで自分が効果的に仕掛けることのできていない日中の仕掛けの答えがある。down trend lineの抵抗線に抑えられて、trend転換が否定された時点で仕掛ければ、損切は早ければline抜け、遅くとも前山の上抜けで行えば済む(抜けたらtrend転換)。日中の仕掛けは、値の位置の上下より、trend line抜けを徹底した方がいい。

そう思って14時のdown tdの抵抗線横抜けで買い仕掛けしたら裏切られてしまった。特に失敗したのは前日同様に14時で日銀のETF買いが入っての反転上昇を期待して損切を伸ばしてしまったこと。確かに14時やそれを期待して13時台で転換することはままあるのだが、今まで何度それを理由として下手に損切りを先延ばししたために損失を拡大したか知れない。これからは14時のETF買い反転は一切期待せずに、あくまで目の前のchartを理由とした損切だけを徹底する。

また、今日の経験から、利益方向に振れない場合は、あくまで根拠のあるstopで待つ、逆に利益方向に呼値一つでも振れたら、追従をそこに上げることにする。損をしないから何度でもやり直せるし、逆に振れて切られたなら様子を見てまた仕掛け直せばいい、特に、一度逆触れして、再度利益方向に戻した場合は再度逆振れする可能性の方が圧倒的に高い。

2月の個人消費支出は前月比0.1%増え11カ月連続で増加したが、インフレを考慮した実質ベースでは金融危機後の09年2~4月以来となる2カ月連続の前月割れだった。

 3日の米市場で総崩れとなったのは、3月の新車販売が振るわなかったフォードやゼネラル・モーターズ(GM)など自動車株の一角。一方で電気自動車(EV)のテスラは販売が好調で上場来高値を更新。時価総額は480億ドル(約5兆3000億円)を超えて初めてフォードを上回って取引を終えた。

 しかしこの新陳代謝を手放しで喜べない。時価総額でホンダにも迫るテスラの躍進よりも、伝統的な自動車株を巡る懸念材料である自動車ローン市場の悪化が目に付く。

 自動運転や「シェア経済」の到来を見越して伝統的な自動車株を売り推奨していたモルガン・スタンレーのアナリストアダム・ジョナス氏は先週、衝撃的な試算を公表した。

 米市場でリース期間が切れる中古車は今年、12年比で2倍になり、向こう2年間でさらに25%増えると試算。「中古車価格は今後4~5年で最大50%以上下落する」という。

 個人が自動車を購入する際、一定期間をリース扱いにすると月々400ドル程度の支払いで3万ドル程度の高級車に乗れる。リース期間が終わると車を下取りに出し、新たなリース契約を結ぶことで長期間に渡って低負担で自動車を「保有」できる。

 米国の新車販売を下支えしてきたこうした構図には低金利というキーワードが必須だった。しかし米連邦準備理事会(FRB)が利上げをすすめるに連れ、借り換え負担が増していく可能性が高い。

 個人の信用が低い「サブプライム」層の自動車ローンに占める比率は上昇し3割を超え史上最高に。「上がるから借りて買う」という構図は住宅バブルと似通い、担保価格の下落で崩壊する様も同様だ。自動車ローンを証券化する資産担保証券(ABS)の最大手、スペイン銀サンタンデールの米国子会社株に対し、バンクオブアメリカ・メリルリンチのアナリスト、ジョン・マーフィー氏は先週、弱気な見方を示した。

 自動車ローン市場の懸念は市場関係者の間で度々指摘されてきたが、警戒感がやや薄いのは規模が小さいからだ。JPモルガン・チェースを率いるジェイミー・ダイモン氏は2月末に「サブプライム自動車ローン市場は3000億~4000億ドルだろう。問題にはなるだろうがシステミック(金融システムを揺るがす構造問題)ではない」と発言している。

 しかし低空飛行ながらもほぼ8年間拡大期を続けてきた米経済。消費の1つの軸である自動車市場の変調は米景気をリセッション(景気後退)に追いやる1つの要因として軽視すべきではなさそうだ。

テスラ、初の「フォード超え」に潜む火薬 | 日経新聞

SUBARUがここ最近ずっと下げてきた理由は、単にTrump相場が終わったというよりも、
FordやGMなどUSAの自動車各社の売上が落ちており、貧民層が借金で過剰に車を購入している状態である上、これから4-5年で中古車が大量に安値で出回るようになるということが、向こうの大手機関投資家には見えていたということ。SUBARUは特にUSAでの売上が多くを占めるので、そういった影響をもっとも強く受ける。
こういう理由を一般人が予め知るのは困難なので、結局chartに素直に従わないと駄目。もっと言えばchartの動きが、まだ発生していない事件を先取りすることすらある。これは上げ相場なら悪材料を無意味化するのに対し、同じ材料でも下げ相場ならそれを理由として下げに向かってしまうから。

◇相場は焦りを絶対に受け入れない

危険性のある戦闘(相場行為)を行えないような時は、より上の次元のことを研究したり、解決していけばよい。日常は常に解決すべきもの、改善すべきことを提供している。
周囲を片付け、整えることは、必ず正の結果に繋がる。そこに危険性はない。

◇戦略・作戦・戦術

Wargame、というより軍事・戦争計画の中で生まれた観念に、軍事を戦略級(Strategic)・作戦級(Operational)・戦術級(Tactical)と三段階の層に分けるやり方がある。

戦略は軍全体がどのような相手との戦いに備えてどう組織され、どれだけの量をどの方面に振り向けるかといった次元で、作戦は特定の場所での戦役(例えばUSAがSadam Hussain [サダム・フセイン]のIraqに攻め込んだ”砂漠の嵐作戦”)を扱い、大枠の部隊をどのように差配するかが問われる。戦術はその作戦の中で、目の前の戦場で部隊がどのように連携してどのような手法で闘うかを扱う。

もっと言えば、戦略級の上に、軍全体をどの程度の規模で存在させ得るかといった国家次元で軍事以前の外交や経済まで扱う大戦略級(Grand Strategy)、戦術級の下に、戦士個々人の肉体や技倆の領域であ戦闘級(Skirmish)があるが、主に戦略・作戦・戦術を考える。

人生のあらゆることで、この戦略・作戦・戦術の三つの層を上が下に影響する層として考えるのが成功を拡大していく上での基になると、回数を繰り返せば繰り返すほど思うようになっている。自分が実際に行い続けるのは毎日の戦闘だが、それが上手くいくかどうかはどのような戦術を取っているかに左右され、戦術が上手くいくかどうかは、それが生きるような作戦の中にいるかに左右され、作戦が上手くいくかどうかは、その作戦が機能するような場や時間、世の中の情勢といった戦略次元の要因が噛み合っているかに支配される。

大戦略(Grand Strategy):人生そのものを、何を目的にして、長期的にどう生きていくのか。その中で相場(ないし投機)にどれぐらい関われるのか。そもそも関わるのか。

戦略(Strategic):人生の中で、住環境をどう構築し、日常生活をどう過ごし、自らの健康を保ち、資金をどう手当して、どのぐらいを相場に当てるのか。言い換えれば、毎日どのぐらいの時間を相場に当てられるのか。どのぐらいの資金を投入できるのか。どのような健康状態を以て相場に関われるのか、そのための生活環境を整えていけるのか。

    収入はないが、ひきこもって一日のほとんどを相場に費やせる人と、資産もあり、収入も定期的にあるが、仕事で疲れ果てて、相場に費やせる時間などほとんど無い人とでは、まったく異なる関わり方にならざるを得ない。

作戦(Operational):どの商品・証券に対して取り組むか。それはどういう要因が絡んで上下しているか。長期的にどう動いてきているのか。

    株式を取り扱うのか、FX(為替)なのか、商品先物なのか、東証一部の安定した株か。新興市場の不安定だが値動きの激しい株か。どの業種か、具体的にどれなのか。

    それは歴史的過程の中、今の相場で上り調子なのか。それとも下げっぱなしなのか。その上げ下げは景気や市場全体に支えられてまだ行きそうなのか、それとも限界感が出ているのか。

    それを、大枠でどのような取り扱うか(買うのか、売るのか、待つのか)、どれぐらいの期間で臨むのか(buy-and-holdの長年の保有なのか、今の上げ下げの流れに乗るだけなのか、瞬間的に入っては小利を稼いで抜けるのか)。

戦術(Tactical):今の値動きの中で具体的にどう仕掛け、どう手仕舞い、どのような状況でどの様に玉を増減するか。それは何を基準に、どうやるのか。

戦闘(Skirmish):戦術を元に実際に行う取引。肉体的、神経反射的領域。体調に支配される。

相場行為に限ったことではないが、相場行為者は特に戦略次元から自分自身とその存在する環境を正しておき、その上で作戦次元で扱う対象を研究・検討し、戦術次元で具体的な立ち回りをどの方針・手法でやるか決めた上で、実際の戦闘を行わないと上手く行かない。

◇季節の変わり目

季節の変わり目は誰でも調子を狂わせがちだが、自律神経が重篤な損傷を負っている自分には地獄の季節だ。特に今は冬の気が抜けて、春の陽気が訪れてくる中で低温と高温の気温差が激しく、それがまだらに上下しつつ変化してく(・・・まるで相場のchartだ)ので、合わせても合わせても狂いに悩まされる。

positionをすべて解除して二日休んでも、頭がボウっとしてまるでまともに動かないので、取引はまるでやらなかった。

5分足で後講釈をすると、典型的な前日の流れをひきずった中で上窓で始まって陰線化したので即売建、終値は本来抵抗になりやすい筈だが、volatilityが高い状態では瞬間的な抜けがよく起きる。そこを抜けて限界が見えた所で処分してドテン買建(安値抜けで損切り)。一旦激しく上げ戻すが、下げ流れが続いている状態なので、狭い追従で利確。三本目の足が前の陽線足のヒゲ内で始まったので少玉で売建(高値超え損切)、trend line横抜けで前足か保合天底を利確とする追従。この後ダラダラ下げていくが、ternd line抜けで仕掛けては追従して利確を繰り返す。山の高値ないし谷の安値が下方向を維持する限りdown trendと見て、買建は狭い追従、売建は幅を取った追従。

後場開始直後の崩れは読めなかっただろう。今までの経験からすると後場寄付きも前場寄付き同様に足が進む方向に合わせて売建/買建するのが良いようだ。特に窓開けがある時はそう。結局、昼以後唯一期待できる変動時間帯である14時を挟んだ動きもtrend line抜けで仕掛けるのが正解。ただし、抜けた保合の下値からわずかに下抜けた所を最後として上昇に入るので、ある程度余裕を取っていなかった場合、切られて終わっている。

◇MarketSpeedが文字化け

四月の半ば一週間ほど、重要なeventに挟まれているので、東京に篭ってevent参加とtradingをする予定になっているが、そのためWindows 8からWin10にupgradeしたlaptopにMarketSpeedをinstallしたら、文字化けしていて使い物にならない。

Windows 10 アプリ文字化けの解決方法(まとめ)- 園部研
Windows7からWindows10へアップグレードメリットと文字化け対策

上を見て言語の日本語をuninstall->installしたり、fontを入れ直してみたり、「日本語補助フォント」が勝手にinstallされないようにしても直らなかった。
結局、supportに聞くとControl Panel->地位と言語ー>場所の変更->Unicode対応ではないプログラムの言語、が「日本語」になっていないことから起きていた。

◇練習

もちろん勝ちたいとは思っていますが、結果だけを追うと視野が狭くなって、考え方も窮屈になる。昔は僕もとにかく結果を出したくて、そのことだけで頭がいっぱいになってしまった時期もありました。しかしそうなるとセオリーにこだわり過ぎて、結局負けてしまう。セオリーが正しくないわけではないのですが、最善な方法って、実は対戦相手に読まれやすかったりするんです。自分自身が楽しんでやっていると心に余裕ができますから、独自の発想がたくさん出てきます。長い目で見ると、その方が成績も安定するんです。

まず定石を当たり前に打てるようになること。その上でゴリゴリの定石追いにならないこと。普及した定石は定石たりえた普遍性があるとともに、優位性を失っているから。

特に若いころは自分に厳しいから、練習していない時間があると不安になったり、練習していない自分を責めてしまったりするものだけど、不安を埋めるために長時間練習を続けていても、苦しいだけで結局何も身に付かないし、いいことなんて何一つないんです。自分を痛めつけることと努力することは違うということですね。

それに気づいたのは、20歳を過ぎたころです。4連覇がかかった大会で、異常なプレッシャーから体の調子がおかしくなり、食事ものどを通らなくなった。体重も激減し、勝率が伸びなくなった。僕は現状を打開するために、もっと自分を追い込んだんです。食事もろくにとらず一日の大半を練習に打ち込みました。気づけば仲のいい友達とも話をしなくなるほど、精神的に余裕がなくなっていました。大会の結果はベスト8。結局、4連覇はできませんでした。「あんなに頑張ったのに、ダメだった」。何も考えられなくなった僕は、そこから半年間ゲームの世界から離れました。

そんな失敗を繰り返して、正しい努力の仕方があることに気が付いたんです。準備をすること自体はもちろん悪いことではないのですが、何も考えずに時間を使ってもダメ。それが本当に自分にとって必要なことなのか、ちゃんとプラスになっているのかを考えながらやっていかないと、費やした時間が無駄になるどころか、逆に負担になっていくんです。

ウメハラが言っているのは、大会を前提とした練習で、相場で言うとriskや期間を限定した実戦。やたらめったら毎日相場に張り付いて取引を繰り返していればよいというものではない。

練習量と緊張は比例します。だから練習は自分がベストでいられる時間だけに抑えたほうがいい。いろんな試合を振り返ってみても、つくづくそう思います。試合に向けてたくさん努力した人が必ずしも勝つわけじゃないんです。そんなに練習してなさそうな人が、勝ったりする。そういう人は結構いい動きをしていたりするんですよ。「オレは、こんなにやってきたんだ!」という気負いがないから、ほかの人が緊張してしまうような場面でもリラックスしてプレイができるんですね。本番では、練習の積み重ねよりも心の余裕が重要だということです。

練習量と本番での緊張が比例するというのは意外だが、焦りや気負いは失敗からさらに自分を不利な所に追い込み、結果暴走にまで至りやすい。

一番理想なのは、自分のベストな練習時間で、自分に必要なものを確実に積み上げていくことです。実力に自信が加わるからです。「自分は上達している。勝ちに近づいている」ということを明確に認識できれば、試合の場でも落ち着いていられます。その余裕が柔軟な発想を生み、誰も思いつかない奇跡のような技を生み出すんです。

モチベーションを維持するという点でもそうです。好きで始めたことでもプロとして活動していくと、さまざまな苦しい出来事に遭遇します。そんなとき、結果だけを追いかけていると、壁にぶつかるたびにどんどんモチベーションは低下してしまうんです。やっぱりいつも楽しい状態でプレイすることを心がけていないと、実力を維持することはできません。だから、勝ち続けるためには、「自分自身が楽しむ工夫をすること」が一番大事だと思っています。それが一番難しいことでもあるんですけどね(笑)。
梅原大吾さん-プロ論。-/リクナビNEXT[転職サイト]

不利な環境や不利な時、よくない体調で無闇にやることはない。質の高い実践を質の高い時間の中で行えば、それでいい。

ゲームの世界ではプロとアマチュアの境目があいまいです。プロはアマチュアよりも集中して攻略法を研究できるので、新しいゲームが出た時は圧倒的に有利ですが、情報が広まるにつれて差がつきにくくなります。発売から時間がたったゲームでは、プロがアマチュアの強豪に負けるということも起こりえる。では、プロの意味とは何なのかと言うと、今はゲームを観るだけの人も多いので、自分のプレイで人の心を動かす力がプロには求められます。常に成長を目指し、どんなに劣勢でも勝つことをあきらめない。そういう姿を見た人を「よし明日も頑張ろう」とか「俺も頑張ろう」という気持ちにさせるのが僕の仕事です。

成長し続けるためには、常に自分で課題を見つけ出し、自分自身にやる気を出させることが大事だと思います。ゲームなんて特にそうで、ひとつのゲームを何万回とプレイしますから、毎日同じことの繰り返しだと思ってしまえば、とても継続できません。「自分で課題を見つけ出す」なんて言うと難しく聞こえますが、何かひとつでもうまくいかなかったことを思い出してみるといいんです。「どうすれば成長できるか」なんて頭を悩ませても、範囲が大き過ぎてムリ。でも、「ここがよくなかった」というのは確実に気づけます。それを直し続ければ、自然と成長していくという寸法です。「ほかの人に比べて自分はこの作業が遅いから、早くできるよう工夫してみよう」「あの人に嫌われているから、理解し合えるよう話しかけてみよう」など何でもいい。自分で課題を見つけてクリアしようとした時、単なる「作業」も「仕事」に変わるのだと思います。
仕事とは? | プロゲーマー 梅原大吾

失敗を見つけて直すのが一番楽で確実。無理をしなければ楽しみとして実践を続けられる。勝ちはその繰り返しの過程で無理をしなければ訪れる。

◇成長の高速道路化とその先

「情報の整理のされ方と行き渡り具合の凄さ・迅速さ(序盤の定跡の整備、最先端の局面についての研究内容の瞬時の共有化、終盤のパターン化や計算方法の考え方など)」と「24時間365日、どこに住んでいようと、インターネット(例、将棋倶楽部24)を介して、強敵との対局機会を常に持つことができる」という2つの要素によって、将棋の勉強の仕方が全く変わってしまった。そしてそれによって、将棋の勉強に没頭しさえすれば、昔と比べて圧倒的に速いスピードで、かなりのレベルまで強くなることができるようになった。そこが将棋の世界で起きているいちばん大きな変化なのだ、と彼は言った。

アマチュア最高峰までの高速道路が整備された

僕は思わず、「それで、かなりのレベルまで強くなるって、どのくらいのレベルのことをおっしゃっているんですか?」と質問した。羽生さんの答えは、
「奨励会の二段くらいまででしょうか」
だった。制度的には、奨励会は三段までで、四段からプロ棋士になる。

ただ羽生さんの言う「奨励会の二段」の強さということをざっくりと解釈すれば、アマチュアならほぼ最高峰の強さ、現実の制度としてはプロ棋士の一歩手前、でも実際は弱いプロよりはかなり強い、そんなレベルの強さという意味である。そのレベルまで強くなるための道具立ては、ITとインターネットによって整備された。それを羽生さんは「高速道路が一気に敷かれた」と表現するのである。

「将棋の駒の動かし方すら知らない小学校高学年生が5年くらいでプロ棋士にまで駆け上がる」ということが将棋界では起きているそうなのだが、そのことは、天才・羽生善治をもってしても、「自分たちの世代の感覚からすると、全く信じられないスピードなんです」ということになる。

つづいて僕は、「でもそれで、そのあとの大渋滞って、どういうことなんですか?」と問うた。彼の答えは、言葉の表現までははっきりと覚えていないのだが、

「確かにそのレベルまでは一気に強くなれるのだが、そこまで到達した者たち同士の競争となると、勝ったり負けたりの状態になってしまい、そこから抜け出るのは難しい。一方、後ろからも高速道路を駆け抜けてくる連中が皆どんどん追いついてくるから、自然と大渋滞が起きる。最も効率のよい勉強の仕方、しかし同質の勉強の仕方で、皆が、高速道路をひた走ってくる。結果として、その一群は、確かに一つ前の世代の並のプロは追い抜いてしまう勢いなのだが、そうやって皆で到達したところで直面する大渋滞を抜け出すには、どうも全く別の要素が必要なようである」
ということであった。

インターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞:梅田望夫・英語で読むITトレンド – CNET Japan

まだ基礎をつめている段階だが、成長の高速道路化は相場の世界でもかなり前から起きている。米国でのday-trading全盛などがまさにそれだ。しかし、日本では良質な相場本が訳出されるのが遅かったために、最近までそれほどではなかった。最近の日本におけるe-sportsの隆盛もそうだが、相場も今は状況がかなり整ってきていると感じる。


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