SAND STORM

朝ぼらけ

2017年6月4日

投資日記 2017/06 vol.1

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 07:26

◇するなということ

「儲けよう」とすれば歪み、「勝とう」とすれば強張り、「機を捉えよう」とすれば焦る
すべて必敗の道

◇3853/3825 20170605

3825 リミックスポイントは昼まではそうでもなかったが、後場に一気に崩れた。

3853 インフォテリアは、BTCなど仮想通貨が一度崩れた後から、再度強い上昇を見せて新高値を更新するほどになっており、3825も前場は崩れていなかったので途中で戻すとばかり思っていたが、S安に近い下げとなる。

元々、大きく負けて、「取り戻そうとしても上手くいくことはない」と思っていたし、「稼ごう」「儲けよう」「勝たねばならない」がまったく意味をなさないと悟って、筋書き通りに動かないなら入る必要もないと考え、日常の処理、整理に集中していた。

上がれば再度慎重に売りの構築をしようと思っていたものの、BTC/3825に反してやたらと下げるので買建で幾度も取引を繰り返す。結果としてそれはまったく大きな流れを読んでいないもので、連動性のある脇の相場でなく、3853自体が出来高を失って売り方が有利になる状況を最大視しなかった過ちだった。

ただ、振舞いの正しさのみに集中した結果、ほとんどの取引で敗れることなく、利を取って終えることになった。日常、落ち着き、正しい振舞い。それ以外何も意味はなく、何も成果をなさない。

「武士道において分別出来れば、はや後(おく)るるなり」

剣術は理論であるから、尋常の立ち会いであれば自分の技倆より上手には敗れ、下手には勝ち、互角には引き分けとなるのが道理である。しかし剣術を学ぶことによって、そのような思慮ができるようになることは、武士道においては後れを取ったようなものであると「葉隠」は戒めている。

戦う前に思考の中で損得の計算をして、行動を未遂に終わらせてしまう者は、武士ではなく卑怯者である。

武士道においては、相手が上手であろうと、多勢であろうと向かってゆかねばならぬ場合が殆どであり、そのような困難に勝利して見せることが、すなわち役に立つということである。

「正気にては大業ならず」

死狂いとなって事に臨むものだけが、勝負の行末が明らかな戦いを、予測不能の領域にまで押し上げることが出来る。

山口貴由「狂気について」『シグルイ 三巻』 巻末


◇3825 Remixpoint

最初に幾度もstop高を経たのが崩れて、仕手の相場が崩れたと見えた5/31。

しかし、翌日も急上昇が続き、前日の崩れは調整、押しの機会としか捉えられなかった。さすがに週末ということもあって金曜日は抑えられたが、それでも同値(5分足)。

今回の仮想通貨関連銘柄の暴騰、それが明らかに無理な領域に差し掛かったにも関わらず再度の高騰を見せたのはなぜかを考えていた。

このリミックスポイントという会社は、過去に仕手筋や不正を行った新華人連中が取締役として関わってきた会社で、現社長もその連中と一緒に取締役をやっていた男であり、今回も高騰した所でさらに飛ばしのネタを匂わせて報道に謳わせるなど会社が実質仕手の一味として振る舞っているとしか見えない。

結論としては、
・日本人が突っ込む前に、中共人がBitcoinに大量の資金を移していた
・彼らは大量のあぶく銭を成功体験とともに抱えている
・そのあぶく銭を抱えた中共投機家が新華人を通じて、リミックスポイントやインフォテリアを内輪の情報網で投機材料の上がる銘柄として扱ったのではないか?
ということ。

日本人だけの資金で一旦崩れた後に再度の上昇を見せるとは考え難い。


[仕手筋 松浦グループ]
朝堂院大覚(本名 松浦良右[りょうすけ] ):いわゆる”フィクサー”。仕手筋「松浦グループ(朝堂院グループ)」の大本。Wikipedia
松浦大助:朝堂院大覚の息子。六本木の有名クラブ「バニティ」(現在の店名は「ヴィースクウェア東京・六本木」)の実質的な支配人。
松浦正親:合同会社メタルバンク代表。ストリーム株価操縦の実行犯で、大介の右腕。おそらく兄弟。
佐戸康高:山一證券出身。元リミックスポイント取締役。安愚楽牧場の常務執行役員。
四方啓二:朝堂院の手下(法曹政治連盟) 『FACTA』2017年6月号

[日本中華総商会で繋がる新華人]
劉海涛:ストリーム社長(ECカレント、eBEST、特価COM)。リミックスポイントの元社外取締役(常勤監査)。
王遠耀:キングテック社長。リミックスポイント元取締役 2015現在の(日本中華総商会直属下部組織)東京中華總商会・副会長。ストリーム・SJI双方に関与。
李堅:SJI(フィスコ子会社。現カイカ)前社長。日本中華総商会・第5代会長 SJI架空取引事件の主犯
羅怡文:仕手株地味た動きをしたラオックス社長。日本中華総商会副会長。


『ZAITEN』

2016年10月27日配信「証券監視委と警視庁が家宅捜索した『ストリーム』の株価操縦疑惑に、松浦大助グループと中国起業家ネットワークが関与の噂」<事件>

・リミックスポイント株価操作事件 – 2013年にリミックスポイントの株価が松浦筋に操作された事件。

松浦大助グループが手掛けているとされる「リミックスポイント」(3825 マザーズ)。本誌既報のように、ここまで一本調子で値を上げてきたが(年初来高値1440円=10月14日)、15日辺りから「異変」がおき、ストップ安を含め大きく値崩れして、わずか6営業日で一時は安値772円と半値近くまで急落する場面まであった(本日は結局、100円高の930円で引けた)。こうした「異変」は、一部の市場関係者らによると、「本尊が60万株ほど売り抜けたから」というのがもっぱらで、本尊の周辺も取り残される格好になったという。そのため、グループ内で「疑心暗鬼」が広がっている模様だ。
【東京アウトローズ3行情報】 松浦大助グループ「リミックスポイント」が急落、「本尊」が売り抜けか、広がる「疑心暗鬼」

・ストリーム株価操作事件 – ECカレントを運営する劉海涛のストリームが株価操縦され暴騰からすぐ暴落した事件。松浦正親が逮捕。

なお、ストリーム社長の劉海涛はセキド、リミックスポイントの役員を務めている。ストリームとリミックスポイントと関係が深い㈱キング・テックについては、過去にSJIとの間で8億円が闇に消えるという不可解な事案があり
警視庁捜査二課と監視委がマザーズ上場ストリームの相場操縦容疑で強制調査 “鉄砲取引”で株価つり上げか

かねてから、SJIには「朝堂院サイドの資金が入っている」という噂が流れていた。実際に、リミックスポイントとストリームの両社を結ぶ人脈の中で浮上する「株式会社キング・テック」(代表取締役・王遠耀)とSJIは、業務・資本・人的関係において関わりが深い。キング・テックは香港にも関係会社がある。
本尊抜きで終わり!?ーー「ストリーム」相場操縦捜査の行方

ストリーム株価操作事件は、本来大介にまで操作の手が及んでいたが、リミックスポイントに元金融庁長官日野正晴が、同様に松浦筋が関わるピクセルカンパニーに元警視庁警視正の大野俊を捜査中に天下りさせることで、不問に付し、結果、松浦大介は野放しになった。

・SJI架空取引事件 – 社長の李堅が架空取引で自身の金策を行った事件。

2015年4月1日配信「『SJI架空取引事件』で課徴金処分の“新華商”の大物・李堅前SJI社長の背後に中国起業家ネットワーク」  <事件>
【新興仕手筋「松浦大助グループ」が関与するキング・テックへ闇に消えた「8億円」、ジャスダック上場「SJI」の貸倒損失計上で判明】

SJIというのは同じく仮想通貨取引所を抱える、シークエッジ(旧マルフク)子会社だったFISCO(フィスコ)の孫会社。このフィスコも明らかに株価操作としか見えないIRを連発してシークエッジが暴騰中の高値で株を売り抜けるなど仕手の噂が絶えない。SJIは新華人社長が架空取引をやったので、フィスコが経営陣を変えて、名前もカイカに変更した。

・田中琢 – 上の不正群より古い2010年頃。リミックスポイントには古くから怪しげな人物が関わっていたことがわかる。

同社は、㈱キング・テック(王遠耀社長)と㈱ストリーム(劉海涛社長)に対して売掛金等の現物出資により増資を実行する。それに伴い29日に開催される株主総会で、両社の社長がそれぞれ取締役に就任する。これまで取締役であった田中琢取締役は退任する。田中琢氏は、ローソンエンタープライズの巨額不正流失問題の舞台「プレジール」の持株会社ARMOR-Hの取締役であった。プレジール大株主は投資会社ARMORHOLDINGS、社長:岩本陽二(←ローソンエンターメディア事件で逮捕)、プレジール前社長>。
【リミックスポイント/増資 あの田中琢取締役退任へ】’10.6.4


◇Infoteria反省

インフォテリアの急上昇が最初に止まった5/31。

その日中。寄り天の損切りから、remix pointと同期して崩れたので再度売りを構築した。最初は慌てて追っかけでやってしまい平均値が不味くなる。問題はその後で、二度目の崩れ、終盤の崩れともにtrend resistance横抜けでstopを置かなかった。

いかに有力な理由を元にした先の見通しがあろうとも、見通しそのものが裏切られる可能性は常にあるので、細かくやるなら建玉ごとに、最低でも平均値を元に3.5%ほどで損切りをまず置かねばならないし。日中の動きの中で利益方向(損失減少方向)に流れて、その流れがtrend lineを横抜けた時に、多少騙しの戻し余地を取って利確・撤退のstopをそこに必ず動かさねばならない。その上で、反転が続くようであれば、またtrend line横抜けを待ちつつ、小さな玉から再度構築をし始める、逆振れは一時的なもので騙しに過ぎず、下方breakし流れが継続するなら玉を減らしての再度の追い仕掛けとやっていかねばならない。そういった細かい処置がどうしても必要である。これからは基本行為としてsystem化していく。

6/1にさらに予想外の一段上昇を経た後、6/2は週末ということもあり一旦なのか調整なのか下げて終える。ただし、出来高は衰えていない。

6/1-6/2の日中5分足。trend line横抜けで有利に手仕舞う機会は何度もあった。

そもそも最初の仕掛けの時点で、trend lineの横抜けという最低限の待ちをせずに、それまでの密着感と理由で次々建玉を重ねていった。
その後も、旅先で睡眠、早朝起床、朝の運動、昼の取り組み、午後の運動といった日常を構築しなおす間もなく、暑さと湿気でボーッとした中での行いだった。

・Bitcoin高騰に始まる仮想通貨相場で大量のあぶく銭を得た投機家層がいた
・その投機家層は後から仮想通貨に突っ込んで高騰を生み出した日本人だけでなく、その手前でBitcoinに大量に資金転換していた中共人が最大の恩恵を受けている。
・彼らは内輪の口コミのような情報を重視するため、まともな理由はほとんど関係ない。

仮にそれが揺るがない重要なfundamentalsであっても、投機資金の流れが起きれば、吹き飛んでしまう。その投機の資金の流れをどう判断すればよいのか。出来高の異常な増加で判断しなければならなかった。異常な出来高が発生した時点で、「通常の理」が吹き飛ぶのだ。

◇乱気流

儲けた金の倍を失った。
乱気流に巻き込まれ、自分の経験と実力では制御できなかった。
勝ちが続いて奢っていた訳でもない。ただ、直前まで触っていた銘柄に突発的な想定外の乱気流が発生し、自分がその銘柄のことを調べてよく知っているが故に、ある段階を超えて「行き過ぎ」だと感じてからは、逆張りで張っていくことを旅に出る直前から始めてしまった。そして、向こう側での日常がまるで確立していない時に、その見込みに従って玉を増大させていった。

「大きく儲けた時も、大きく損した時も、しばらく相場から離れて休め」「日常が失われる環境の変化がある時は取引をするな」といった基本的な原則を執行するだけの経験が自分には足りなかった。また、最中にも損失がほとんど出ていない状況や、一度損切りしてから、利益が出た状態にもなったが、戦術的なstopの設定・移動を行わなかった。すべて自分の力不足・認知不足・経験不足によるものだ。得た経験は大きいが、払った授業料は大き過ぎる。

相場の世界で[売るべし・買うべし・休むべし]という言葉を知らない人はいない。
この言葉は三品相場で神様のように言われた田附政次郎氏の言ったもので、有名な相場金言として残っている。
ところが、このような立派な相場金言をつくった田附翁でさえ、実際自分の商いとなると、この「休む」ということを実践しない。近しい人にそのことを言われて、田附翁は頭を掻いたという話。
これほど相場で休むということは難事である。

相場師の誰彼すべて一生食えるだけのお金を儲けたら隠退したいと思っている。それほどこの世界の浮き沈みは激しい。精神的にも体力的にも相場は疲れる。
しかし儲からったら儲かったで足が洗えない。損したら損したでもっと深みにはまるものである。

鏑木繁『復刻 先物の世界 相場喜怒哀楽』pp.68-69

正直な感想も書いておく。
「むなしい。
乱気流に巻き込まれ、資金の25%を失った。
散々時間をかけ、危険を冒して得た利益の倍を失うとはひどい授業料だ。
酷く悪い形でひどく悪いものに巻き込まれてしまった。自分にはそれに適切に対処する実力も経験もなかった。

根本的には、大きな利益を得た後で、環境を大きく変えるのに、その直前から仕掛けを始めてしまったのが完全な過ちだった。
しばらく、無駄遣いし過ぎない程度に遊び呆けて気分転換していればよかったのだ。」


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