SAND STORM

朝ぼらけ

2017年6月30日

日誌 – 平成二十九年六月

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 17:37

◇出るか

土日で女を追いかけて帰り、一週間したら、松江(山城)→一畑鉄道→杵築(海水浴・大社・鰐淵寺・山城)→三江線で美郷町(山城連登)→海水浴→東京。
しばらく旅行に集中する。Vegemiteは慣れた。朝はあれで食麺麭を食べるのが一番いい。

◇VEGEMITE(ベジマイト)再戦

一月は食べたくないと思ったが、数日するとそうでもなくなったので再挑戦した。
今度は教本通り、margarineを塗ってその上に少量を薄く伸ばすやり方で食べてみる。適量に留めると、たしかにこれはいける補助調味料だ。補助調味料といっても、他の料理の隠し味などに仕えるとは思えないが、麺麭(パン)の塩気としては悪くない。別にbutterやmargarineは必須ではなく、Vegemite自体の脂肪分は0なので、太ることもない。ただし焼かないと不味さがそのまま出、焼くと臭いがtoaster周辺に立ち込めるので換気がよくないと厳しい。

◇VEGEMITE(ベジマイト)

本食麺麭(食パン)に、野菜不足を補う塩気のある塗り物になるならよいかと思って、VEGEMITEを試してみた。

焼かずに直接舐めると、野菜と納豆が腐って土に近くなり、納豆本来の味を失ったような味で、異様にまずい。食べるものではない。
麺麭(パン)に塗って焼くと、多少食べてもいい感じになり、塩気があって少しはおいしい面も出てくる。しかし、1/3ほど食べると、頭がフラフラして、キツイ酒を飲んだような感じなり、それ以上まったく食べることはできなくなった。

味が、というより含まれるものが異様に濃いので、よく言われるように、butter(バター)やmargarine(マーガリン。発音はマージィリン)を塗った上で、その表層にごく僅かに、かつ部分的に薄く伸ばした程度に留めて、栄養補助的に用いないと凄まじくエグい食べ物だ。吐き気はせず、腹を下しもしないが、一ヶ月ぐらいは口にしたくない。

つまり、不味い

◇勝手に取れた

山に入ってから丁度一週間足らずで、最後の二日は本当に今すぐ引き剥がして潰したくなるぐらい膨らんだ。一晩チクチク刺されながら、明日までの我慢だと寝て、翌朝病院に行く前に歯を磨いているとポロっと洗面台に落ちてきた。潰す間もなく流れていったが、散々吸い尽くして自分から離れたらしい。

医者に見せると、「自分から離れたのなら顎部の残りはないだろうから処置は不要だろう」というのと感染症の説明。紅斑病の方は細菌なので抗生物質で予防できるが、SFTSはvirusで薬も何もないので、「調子が悪かったら早目に内科に行け」と言われるが行っても大して変わらないのだから無視。ここ一週間、調子が悪くなってきていたのは、感染症の可能性も多分にあるなと思いつつ、ひたすら食って寝て過ごす。

◇ヤマダニ

今度山に入るので、教育委員会に聞いたらヤマダニがいるから気をつけろという。最初、毒蛇かなにかを表す土地の方言かと思ったら、山壁蝨(ヤマダニ)というのはマダニという悪質な伝染病を媒介するダニの一種だった。マダニ対策として、最近認可されたイカリジン配合剤が既存のディートと違い毒性が少なく良いとあるから、それを使おうと思っていたら、こないだ山に入った後に何かかさぶたのようなものができているなと思っていたのが膨らんでいて、よくみるとまさにそのマダニではないか。

よく考えたら、その山で猪と遭遇したので、まさにマダニがいる山であった。自分は今まで山に何百回も入っていてマダニに食われたことはないが、それは、最近の山は獣が少ない上に、入った時期の多くが春・冬・秋の寒い時期だったからなのだろう。


島根県感染症情報トピックス:日本紅斑熱・つつが虫病に注意しましょう

この手のダニの系統でツツガムシというのが最も厄介な病気を伝染するのだが、幸いに?自分が食いつかれたのはフタトゲマチダニであった。

ツツガムシ病は戦前はアカツツガムシが媒介する北陸~東北の河川領域で、夏に発生する風土病として恐れられていました(古典的ツツガムシ病)。しかし、1960年代にはクロラムフェニコールの流布とともに発症はなくなり、1980年代にクロラムフェニコールの使用禁止とともに、また発症が増加してきて再び隆盛している再興感染症です。近年では北海道を除く、本州全域で、年間500~1000例近く発生がみられ、ほとんどがフトゲツツガムシなどが媒介し、秋、冬に発生する新型ツツガムシ病です。ツツガムシのもつオリエンチアという病原体により生じます。
 ライム病はマダニにより媒介されるスピロヘータの一種、ボレリア菌による極めて多様な病態を示す人畜共通感染症です。1977年に、米国コネチカット州ライム地方で、若年性関節リウマチ様関節炎が集団で発生し、ライム関節炎として紹介されました。欧米では起因するマダニが都市部に生息することから、年間十数万人の患者が発生し重大な社会問題となっています。

虫(マダニ類)による予期せぬ感染症 Q5 – 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)

 ライム病(Lyme disease またはLyme borreliosis)は、野鼠や小鳥などを保菌動物とし、野生の マダニ(マダニ属マダニ)によって媒介される人獣共通の細菌(スピロヘータ)による感染症である。19世紀後半より欧州で報告されていた、マダニ刺咬後に 見られる原因不明の神経症状(Garin‐Bujadoux 症候群、Bannwarth 症候群、Hellerstrom 病など)、1970 年代以降、アメリカ北西部を中心に流行が続いている、マダニ刺咬後に見られる関節炎、および遊走性皮膚紅斑、良性リンパ球腫、慢性萎縮性肢端皮膚炎、髄膜 炎、心筋炎などが、現在ではライム病の一症状であることが明らかになっている。

 欧米では現在でも年間数万人のライム病患者が発生し、さらにその報告数も年々増加していることから、社会的にも重大な問題となっている。
 本邦では、1986年に初のライム病患者が報告されて以来、現在までに数百人の患者が、主に 本州中部以北(特に北海道および長野県)で見い出されている。欧米の現状と比較して本邦でのライム病患者報告数は少ないが、本邦においても野鼠やマダニの 病原体保有率は欧米並みであることから、潜在的にライム病が蔓延している可能性が高いと推測されている。感染症法施行後 の報告数としては、1999年4~12月に14 例、2000年1~12月に12例となっている。

ライム病とは

しかし、マダニもライム病(スピロヘータ菌)・重症熱性血小板減少症候群(SFTS)という悪質な伝染病を媒介し、しかも無理に引き抜くと食い込んだ顎部から体液が流入したりして余計悪くなるというので、下手に取り去ることができない。治療は上手く引き抜いた上で食われた所を皮膚ごと除去せねばならぬというから、明日皮膚科に行こうと思う。

マダニ対策、今できること | 国立感染症研究所
マダニの事前対策と刺された時の対処法まとめ|YAMA HACK


◇技術の急速な進展と移民政策で社会は破綻する


海でも自動化の動き-BHPビリトンが巨大自律航行船の導入検討 – Bloomberg

人工知能(AI)の産業化に向けた政府の工程表が2日、明らかになった。AIを使って、ものづくりや物流、医療・介護の現場を大幅に効率化する構想を3段階に分けて示した。ネット通販の拡大で人手不足に悩む宅配便などの物流分野では、トラックの自動運転やドローン(小型無人機)を活用し「2030年をめどに完全に無人化する」との目標を明記した。

 工程表は政府の「人工知能技術戦略会議」(議長・安西祐一郎日本学術振興会理事長)が月内に発表。(1)20年ごろまで(2)20年から25~30年ごろまで(3)それ以降――の3段階で示した。

 柱の一つが物流や交通などをAIで刷新することだ。30年までに「完全無人輸送・配送サービス」を実現させると掲げた。鉄道やトラックなどを無人化させ、ドローンや物流施設を含めてつなぎ、最適なタイミングで配送する仕組みをつくる。
物流、AI活用で30年完全無人化 政府が工程表:日本経済新聞

超低金利(あるいはマイナス金利)と量的緩和にもかかわらず、成長率は低いという現在の経済状況に見られる難問・特性の多くは、構造的な生産性改善により解消されるか、少なくとも緩和されるだろう。

また、皮肉ではなく、ここで論じているのは、ここ数年失敗を重ねている、あるいはわずかな成果しか上げていないトップダウン式のソリューションではない。新たなテクノロジーが適応し、これまでにない形で互いに連携することによってアウトプットを増大させるという、ボトムアップ式の物語なのだ。

もちろん、こうした物語といえども、必ずしもハッピーエンドになるとは限らない。ロボット工学からコンピューター制御のプリンターによる3D製造に至るまで、こうしたテクノロジーの多くは雇用を破壊し、所得格差を増大させる可能性がある。だが、もしそのような状況が生じるとしても、テクノロジーの適応は加速させる必要があるだろう。

<医学分野でも生産性向上>

マッキンゼーは2015年の研究のなかで、過去半世紀にわたって生産性の成長率は年平均1.8%だったが、この2倍以上に加速する可能性があると述べている。

マッキンゼー・グローバル研究所のリポートは、「5部門(農業、食品加工、自動車、小売、医療)に関するケーススタディーからは、(G20からEUを除いた)G19およびナイジェリアにおける2025年までの年間生産性成長率は最高で4%に達するとみられ、(少子高齢化という)人口動態のトレンドを相殺して余りある」と述べている。

この予測の大前提は、既存のテクノロジーが適切に普及することであり、潜在成長率の4分の3は、単に、すでにかなり実践されている「ベストプラクティス」がさらに広い範囲で用いられることによるものだ。

その一部は、たとえば韓国や日本のような場所における、既存の小売在庫管理手法の利用に比べて特に複雑というわけでもない。なかには、アマゾンがAIとロボット工学を利用して倉庫・出荷管理の効率を向上させるなど、もっと未来的なテクノロジーもある。
米国における医療の例も見てみよう。この分野では、面倒なIT技術のせいで医師や看護師がコンピューターの画面に向かう時間が長くなり、患者からもっと有意義な情報を集めることが犠牲になっている。一方、新たなテクノロジーのコストが低下していることから、歯科医院が3Dプリンターを備えることも現実的になっている。

こうした動きは、テクノロジーが新興市場により深く浸透していくなど、地理的(水平的)な意味を持つ場合もあれば、アマゾンのような大企業に潰されることを防ごうと小規模な企業が巻き返しを図るなど、垂直的な意味を持つ場合もある。

テクノロジーの普及は雇用を破壊し、知財・金融両面で投資家に利益をもたらす傾向があるため、格差を拡大し、社会的・政治的緊張を高める。

製造業はこれまで長年にわたり、人件費の安さから得られる利益を求めて世界各地に広がっていったが、消費市場に近い場所へと引き寄せられていくようになるだろう。製造の労働集約性は低下していき、製品価値に占める独自ソフトウエア/プロセスの比率が高まるからである。
コラム:桁外れの成長達成、鍵はマクロよりミクロか| ロイター

IoTによる情報収集、AIによる分析と制御、Robotによる労働代替、これらによる進化の速度が思ったより早い。
この三者が合わさって進展すると、blue collarの肉体労働者と中級以下のwhite collarの事務労働者双方の仕事が激減する。
典型的なのが自動運転による運転代替で、taxiも輸送も技術の進展で劇的な置き換えが起こるのは火を見るより明らかだ。
他にも工場労働、農業、事務作業、労働代替が進まないのは人間相手のservice業ぐらいだろう。

IoT/AI/Robotによる代替よりも安い労働力しか雇用はなくなっていくので、下層労働力が溢れかえり、稼げる金も激減する。つまり、労働による再配分の機能は著しく減退・縮小する。

今現在こそ労働力不足が目立っているが、これを移民で補った場合、時間が経つほど大量の下層労働者が仕事もなく溢れかえる結果となり、その結果現出する財政の破綻、社会の騒乱は手のつけられない状態になる。これらの先駆として起きているのがUSAのTrump誕生や「極右」の伸長などの現象だが、これはほんの入り口に過ぎない。現在の経済的都合のために移民を進めている社会ほど、混乱と争乱の程度は大きく、深刻になり、それを社会主義的なバラマキで手当しようとするが、すべての左翼思想がそうであるように、それは実現不可能な幻想に過ぎない。人間の数と質の管理だけが、社会継続の現実的要件だが、基督教・左翼思想のような支配的宗教とそれに影響された「道徳」、「道徳」を背景に構築された既得利権が避妊・中絶・尊厳死・安楽死を含む自殺から死刑に至るまで禁忌とし、合理的手段の選択を不可能としている。衰退と変質の過程で、左翼的な手段で救済を行う政権が成立するが、救済を行おうとすればするほど破綻は早く深刻なものになる(Venezuelaを見よ)。

民主主義的な原則と人権を至上命題とする、人間至上主義・平等主義・民主主義は継続不可能であり、世界は封建主義・貴族主義(貴族というよりPlutocracy:富豪支配)的な政体に移行せざるを得ないだろう。

◇得たものは?

「日常がどれほど大事なものか」、「身体で環境を捉え日常を築き上げること」、「意識配分による集中の仕方」。金では買えない。


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