SAND STORM

朝ぼらけ

2017年6月12日

投資日記 2017/06 vol.2

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 01:53

◇初めてやること

初めてやることが上手く行かないのは当たり前であり、それを運でどうこうしようとするのは甘えである。
その初めてやることが競争・競合の場であれば、競争相手に打ちのめされるのもまた当然のことだ。
実力がつくまで上手く行かないことを前提に、経験を重ねて自分の短所を克服し、長所を伸ばしていく以外にない。

◇六甲伝

急に上げて又急に下げる米は、天井又は底値を現はす日限に満たずとも、売買の建米は先づ七分通り手仕舞ひをなし、残り三分は無きものとして見送る可し。万一残らず手仕舞う時は、妙に心変わりて損失を来す事多し、是秘伝なり。

米界秘書六甲伝 – 国立国会図書館デジタルコレクション
六甲伝 – 相場戦略研究所 – Yahoo!ブログ

Infoteriaでやったのがまさに之だった。急騰した時、日柄を待ちつつ手仕舞いすればよいものを値幅感だけで全量手仕舞いし、「妙に心変わり」して逆の売り仕掛けに早すぎる段階から取り掛かって大きく損となった。『六甲伝』のこの部分は、単なる価格の上下という一次元思考でなく日柄を重視しており、また建玉がもたらす強烈な顕在・潜在両面の心理的影響を踏まえた玉操作にも踏み込んでいる。江戸時代の相場本は古書でも手に入れるのは困難だと考えていたが、国立国会図書館のデジタルコレクションで大概発見することができた。研究論文も色々公開されているので、そちらも組み合わせて楽しみつつ読み込んでいきたい。

相場師と著作一覧 – 日本の相場師 > 江戸時代

◇3727 APLIX 20170608 – 損失額だけを考えて機会に挑む

夜間の出来高一億円以上のPTSなどを見て、今日辺りで勢いが止まるのではないかと思っていたが、案の定気配値がかなり弱くなっていたので、すぐ下で逆指値売りを置いたら寄り付きで捌けてしまった。

それからどんどん下げて昨日終値手前で揉み合ったものの、「上昇ももう終わりだろう、また下がったら買い直していけばいい」と考えていたため。手は出さなかった。すると、昼を挟んで急に買いが入り、一時はstop高で張り付いた。

最近思うようになってきているのが、大体自分は調子の悪い時の方が多いため、この機会に張るべきではないかと思いつつ、「管理できそうにない」と見逃すことが多いが、今日の様な昨日終値での支持を何度も試した状態であれば、終値割れというすぐ近くの位置が損切りなのだから、損失額だけを考えれば、別にそこで買いを入れて逆行しても問題はほとんどない。自分の思惑に対する自信がない、周辺情報を調べてもいない、などということは損失を狭く限定したday-tradingの機会においては無意味な言い訳でしかない。むしろ思惑や自信など悪い方向に働くことが多いから無視すべきだろう。この損失額だけを考えて機会には積極的に仕掛けていく、そして利益方向に振れなければ、すぐ手仕舞うというのを調子が悪い時でも積極的にやっていかねばならない。

◇3727 APLIX – Amazon Alexa一式対応提供開始でstop高連発

IoT銘柄で調べる内に将来伸びる可能性があると思い、僅かながら仕込んで持っていたアプリックスが突如stop高を連発している。

材料は、近年USAではAmazonが”Amazon Echo“など音声認識機能Alexa搭載speakerを売り出し、「喋って家電を制御する」ことが大きく取り上げられているが、それへ対応するIoT制御一式を発売することを発表したからだ。。

ここは、元々JBlendという日本国内携帯電話用のJava platformで独占的地位を得ていたが、Smartphoneの普及で無意味化し、電子書籍などのcontents事業へ転身を図って失敗、赤字企業になってしまっていた。そういった業態転換の中で話題と失望を繰り返したため、月足では過去にtheme株というか、仕手株にも見える動きをしている。

迷走の責任を取って創業者は退任し、経営者は変わる一方で、M2M(Machine to Machine:機器間通信)企業の買収などでhardwareとしてのIoT事業を進めており、元々software屋であることから、IoTを一式提供するまったくのIoT企業となっている。

社長がインタビュー 第一回 「IoT活用による価値創造・前編」|株式会社アプリックス

次世代の超高速無線通信「第5世代(5G)」の商業利用区域が2023年にも全国へ広がる。NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯大手3社は20年に5Gの利用を一部で開始、ドコモは3年ほどで全国展開する見通し。3社の総投資額は5兆円規模に達するとみられる。自動運転車やあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及を後押ししそうだ。

 5Gの用途が期待される自動運転車の場合、0.001秒の速さで車同士でデータをやり取りできる。より高性能な自動運転が実現すれば、事故を未然に防げる確率が一気に高まる。仮想現実(VR)技術を使った遠隔手術など医療への利用も進みそうだ。

 さらに需要が大きいと目されるのがコンテンツ分野だ。スポーツ中継などで複数のカメラからの映像を瞬時に合成し、ユーザーが見たい視点から観戦を楽しむなどの用途の開発が進んでいる。

「5G」通信、23年に全国で 携帯大手がIoT加速  :日本経済新聞

今、大容量高速無線通信を可能とする5G関連の整備が進められているので、数年経ってIoTが浸透すると社会は様変わりする。これがVR/AR、そして身近なdataをIoTで収集してAIに判断させるといったことが当たり前にできるようになる。料理や掃除、健康管理など身近なことを考えてもまるで違う生活になるのが容易に想像できる。Alexaのような家電や車と喋って命令するのも当たり前になっていくのだから、これから僅か10年ほどで起こる変化は、Internetの浸透による変化を上回るものになるだろう。

日本証券新聞の記事を読むと、野球観戦をIoTとVRで、今球場で投げている、打っている、取っている選手をそのまま疑似体験して、自分がその球を打ったり、受けたりするようなことが計画されている。娯楽観戦も「VRこそ最高!」、「まだ球場で観戦してるの?」といったようになっていくのではないだろうか。

◇3827 Aplix 20170607 – 見せ板操縦

昨日のS高が今日も継続するのかと寄り付き前から板の気配を見ていたが妙な展開だった。

1.S高必至の成行買い優勢
2.成行売り増加で両者の数が拮抗、気配値低下
3.成買が外れて気配値が昨日終値下まで急落
4.上昇は昨日で終わっていたのかと思ったら、終値付近に指値買い増加
5.寄付手前から開場直前で成行買いが復活しどんどん増加

どうも、一旦上昇は終わりと思わせて、成行売りを並ばせておいて、自分はそれを買い集めるという高度な見せ板の操縦だったようだ。


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