SAND STORM

朝ぼらけ

2017年8月30日

投資日記 2017/08 vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 19:16

◇追っかけ半玉

ようやく酷暑が和らいできたので、最近の米国絡みの騒動での落ち込みから回帰が濃厚な状況を見て久々に日計りをやってみた。
結局、多少下で待てばいいものを、追っかけで建ててしまい、しかも、その後含み益に振れたのに追従のstopを置かなかったために下落に巻き込まれて、ようやく昼前に戻って来た所で損がなくなったので手仕舞った。終盤には予想通り上げていったが、手仕舞った後のことは関係ない。

本来やりたいのは建玉法の練習なのに、最初に建てた玉をしまっただけなので、練習にならなかった。大体、自分に有利な側に振れたのを拾うのは上手く行くが、値動きにつられて追っかけて上手くいくことは1/10もないのに、本能的衝動でやってしまうことがままある。完全に消すのは難しいので、有利な側で待てずに、上昇につられて追っかけるなら玉を半分にしろということ。それとこの世で唯一頼れるのは逆指値のstop注文だけ。

◇おかしげで連動元と乖離した2049の動き

SPVXSPIT 6months

2049 VIXインバースETNSPVXSPIT(S&P 500 VIX Short Term Futures Inverse Daily Index TR=S&P500 VIX短期先物インバース日次指数)への連動を目指す金融商品だから、当然その両者の動きは強く連動し、たとえ一時ズレが出ても翌日には修正されなければおかしく、本来chartは相似形となるはずのものだ(実際には$円の為替の影響も受けるが最近の変動は微々たるものなのでほぼ関係ない)。

注目して欲しいのは右端の二つの谷だ。元々のSPVIXSPITは、北朝鮮missile材料視による下落反応で出来た一回目の谷と、Trumpが白人至上主義を非難しなかったことがJewの勘気に触り、大企業経営者や投資家の反発を呼んで下げたことによる二回目の谷底にほとんど差はないのに、それに対応する筈の2049は二度目の谷があり得ないほどの二番底の落ち込みを形成し、戻りも限定的であるため両者が乖離してまるで相似形とかけ離れた罫線となってしまっている。

自分は、北朝鮮の緊張が高まり問題視され初めて落ちた最初の小下落、次の大きな落ちでナンピンしたが、一回目の谷からの回帰では含み益であったため、下手に持ち越して今の状態と化した。2049はなぜか日本市場の値動きと連動したり、SPVXSPITの変動上からはありえない理論値をIndicative Net Asset Value(インディカティヴNAV。ETF/ETNのreal-timeでの理論値)で出して、それに合わせて価格調整が行われたりと、とてもまともとは思えない値動きをして、1552よりよっぽど厄介だ。

SPVXSPIT 12months

SPVXSPIT 2012-2017

2049 20150331-20170830 週足

日本版VIX先物反転である2049は20150331からと歴史が浅いので、大元の10年分を載せておく。

◇2049 VIXインバースETNへのドテン失敗

1552と大林組を損切りしたのは、当初からtime stopを予定していたし、損失も限定されていたので、心理的には納得していたつもりだった。

しかし、自分の心の中で納得できている面が大きいように見えても、納得できていない部分も確実にある。前者は理性よりで、後者は本能・衝動よりだ。
損を出したり、機会を失った後に、深層心理でそれらは蠢動し始める。

ありえないほど低迷していたVIXが上げ始め、さらに北朝鮮との緊張の高まりで大きな上昇を為した時、散々失敗して小さな玉から細く始めていかなければいけないと思いつつも、「過大評価だ」「突発事件によるvolatility上昇」などと、V spikeを妄想し、「今度こそは違う」「これはVIXなのだから通常の株などとは異なる」「今が最大の機会だ」という衝動が増していき、旅に出る直前になんとなく小玉で仕掛けていたのに引きづられて、いきなり大きな玉を入れてしまった。映画館でJoJoの実写化というどうでもいい映画を暇つぶしにしている最中に、暗がりでは操作しづらい、さっさと決めてしまおうと焦ってのことである。翌日にGuam周辺へのmissile発射計画を北朝鮮が発表したことで、VIXはさらに急上昇。ナンピンをしたのが戻して含み益になったのはいいが、そこから2049が本来連動するはずのVIX反転先物の大元であるSPVXSPITと乖離した動きをするようになり、「本来連動するのだから、一時的に乖離しても戻すだろう、戻してから玉を減らせばいい」と待つ内に第二弾の下げとなって抜け出せなくなった。

そもそも自分の行動が、反転前の事由にひきづられて目先の短期的な値動き・rangeしか見ていない、耐えられないような仕掛けをしているからというのもあるが、結局、今年重ねてきた失敗型の集大成ともいえるこの失敗で、急変動からの急回帰を妄想して大玉を突っ込むのは大損確定であることが身体に嫌というほど仕込まれた。

出来た原則は、「いかなる有利な機会であろうと糸の出し方を徹底すること」とともに「初動ないし、初動に近い場所で失敗したら、最初の救済の機会で抜け出す」という、どのような場合に救済に飛び乗って抜け出すかの身体的原則である。


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