◇急所の牌引き
俺がここ数年やたらと旅行してきたのは、生誕前から自然構築されてきた自律神経機能が障害次元にまで毀損され、破綻を前提とした新たな自律のためのdatabaseの構築が必要だったからだ。当然それは病因の探索とも繋がっていた。真実の部品は揃いつつあり、当然、正体がわかれば、根本的治療法などなく、環境は病魔をつくりあげた悪質なものでも、より合った、より早い対策を取っていくことは可能だ。十三不塔並の悪手は改善した。だが、まだ肝心要とはいえ、牌の一つを引き入れたに過ぎない。和了りまでは遠いのだ。
◇過剰な免疫活動が脳神経の死滅を呼ぶ
歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)、名古屋市立大学などの研究グループが解明した。
歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因とされる脳の「ゴミ」を増やし、認知症の症状が悪化するという。
研究成果が、英専門誌の電子版に掲載された。認知症の6割を占めるとされるアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中にアミロイドβというたんぱく質の「ゴミ」がたまり、神経細胞が徐々に死滅することが原因と考えられている。
これは、歯周病は原因のひとつに過ぎず、過剰な免疫活動の結果できるゴミが蓄積されて神経を殺していくということ。
自分の病気における脳・神経系の障害は、これないし、免疫活動の結果できる類似物が本命。
Alzheimer’s disease(アルツハイマー病)に関してはADHDなどともに当然疑ったことがあるが、もろにそれではなかったので、外していた。「アミロイドβ」説も確定したものではなく、過剰な免疫活動の結果、何がしかのゴミが蓄積され発症しては掃除によりある程度改善し、また過剰な免疫活動で蓄積されてまだらに顕現し、長期的には神経回復能力より死滅の方が上回って若年性アルツハイマー病に近づいていく。
◇旅帰り
いつも「旅になんか行かずに、家で節制生活して金でも溜めてるほうがいいかな」と思うが、結局、行って無理気味に動いて得るものの大きさから後悔したことは一度もない。
有名な街でもない、観光地のように価値あるとされている場所でない、そういう所に己の興味や挑戦、なんとなくで行って歩き回ってみる。
犬も歩けば棒に当たるというが、そういうことをやっていない時、人は生きていない。削れながら終わりに近づいて死んでいっているだけだ。生きていなければ意味がないんだよ。