SAND STORM

朝ぼらけ

2018年1月30日

相場日記 2018/01 vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 22:42

◇仮想通貨少女

出てきた瞬間からピンと来るものがあったが、結構やるんじゃないの。
パッと売れるのもわかる。

母体となっている星座百景の地方創生マツリオンド。元から社会派のPみたいだ。

◇暴落

今の今まで一銭も仮想通貨を買うために使う気はなかったが、仮想通貨少女のliveに行くためなら少し買ってみようかなという気になった。
結局、投機というのは「失ってもいい金」でやるもんじゃなく、「それだけの金を借金として背負ってもどうにかなる」額でやるものなんだよ。それ以上、生活費とかをつぎ込むのは狂気。

◇仮想通貨取引の未来と仮想通貨投機の未来はまったく別

その理由はバブルだからに過ぎない。あるいはバブルだからこそだ。

バブルである以外に買う理由はないから、買いたい人々が残っているならば、安くなるのは買い意欲をそそるだけ。なぜそれでも買うのか、というのは、彼らは上がるという信念の下、買っているのだから、下がれば買いなのだ。
バブルが崩れるのは、上がるという信念が崩れたときに過ぎず、それは最後の一回だけで、それまで何度もショックを糧に上がる局面を作り、それができるのだ。

さて、今はどうか。
逃げるべき人は逃げている。
残っているのは、迷っている人といまだに信じ続けている人だ。

そして前者は2つのパターンに分かれる。1つのグループは、もう終わりだ、ということは分かっていて売りたいが、どうせなら一度戻した局面で売って逃げたい。買値に近い人々は特に買値に戻ったら売ろうと考えている。だから、過去の上昇局面でもみ合ったところにある場合には、崩れることへの一時的な歯止めとして働く。今はそれに近い面もあるが、これは少数派ではないか。

ナイーブな投資家層ももう一つのグループは、まだ上がるかな、それとも下がるかな、不安でいっぱいな人々だ。現在の局面はこの人々が多いように観察される。
この結果、乱高下が起こる。

彼らが売りに傾けば一気に下がり、彼らが動かなければ、下がるのをやめ、買う人々の力で上がっていく。
この買う人々というのが、いまだに信じ続けている人々で、彼らも二つのグループに分かれる。

まず、非常にナイーブに仮想通貨に投資している人々で、ネットの情報を頼りにしているような人々で、仮想通貨は未来の通貨、規制は悪い、政府は悪い、起業家はすべて素晴らしい、というようなことをナイーブに信じているような人々だ。彼らは浮遊層でもあるから、崩れたらおろおろするが、現在は、仮想通貨の未来は間違いがない、技術的な革新性は素晴らしい、ネムやコインチェックは例外で、ああいうものがせっかくの仮想通貨の未来を壊す、だから選別して投資することが重要だ、というような議論に踊らされている人々だ。

ネットの情報は鵜呑みにするが、権威の情報はフェイクニュースだと信じ、そのくせ、仮想通貨関連のTVCMの影響は受ける。スマホアプリゲームにTVCMが効くのと同じような興味深い現象だが、彼らは危うい立場にあることは間違いがない。

彼らを躍らせているのが、確信犯的にまだバブルは崩れないと信じている人々で、いわば利害関係者だ。大量に初期に投資してまだ持っているか、仮想通貨取引いや投機の拡大に依存しているビジネスライフ、あるいは投資生活を送っている人々で、彼らは死に物狂いで、浮遊層を説得する。

コインチェックショックでもビットコインが崩れない理由|小幡績PhDの行動ファイナンス投資日記

仮想通貨と称する暗号商品はcyber社会化の過渡期で人為的に操作して作られたbubble。
技術的制約がなくなり、国際的にカモを大量動員できたことで価格変動が史上最高に達したというだけのこと。

 テザー(USDT)は顧客から払い込まれた米ドルを根拠に、1ドル=1USDTのレートで発行される仮想通貨だ。公式サイトによると、テザー社は香港で本社登記されているが、米国にも拠点を有しているという。ちなみにグループ会社である仮想通貨取引所大手ビットフィネックスも香港に本拠を置くとされるが、台湾に事務所があると伝えられており、実際の運営実態は明らかになっていない。

 レポートによると、ビットコインの急激な価格上昇のうち大半の場合において、USDTが発行されビットフィネックスのウォレットに着金してから2時間以内に起こっていると分析している。
 2014年に「リアルコイン」から改名されたテザーは、時に銀行との取引関係を維持することが難しい世界中の仮想通貨取引所に重宝されてきた。

 ところが昨年年間を通してテザーをめぐる数々の疑惑が浮上。昨年4月にはテザー社とビットフィネックス社が取引していた台湾の銀行との関係が中断し、一時出金ができなくなった。この時からテザーの発行量が大幅に増加したと言われる。

 今回発表されたレポートは、新規テザー発行前後のビットコイン価格のボラティリティを分析し「昨年3月29日から今年1月4日までのビットコイン価格の上昇のうち48.7%は、91回にわたる新規テザー発行直後の二時間以内に起こっている」と結論づけている。これらUSDT発行後の「2時間」を積算すると、この期間の取引時間の3%に満たないという。さらに、世界中の仮想通貨取引所における「自然な取引データによるグラフ曲線からの極端な逸脱」を根拠に、複数の取引所にわたる市場操作の可能性を指摘している。

【テザー疑惑】新規USDT発行直後にビットコイン価格上昇の傾向 匿名レポートが市場操作の可能性指摘 | News | Cointelegraph

BitFinexというのはMt.GOX破綻後に世界一になった取引所。これが市場操作の主体か。

コインチェック社「持ってないコインを消費者に売る」商法と顛末(山本一郎) – 個人 – Yahoo!ニュース

coincheckの実態についてはほぼ之で正解。あの経営陣は逮捕。

◇coincheckのhacking

そもそも、よく怪しげな連中しかいない仮想通貨取引所なんかに入金するなと思った。完全な捨て銭ならまだしも。
自分は一度売り検討して、volatilityは元より手数料と金利が馬鹿馬鹿しいので止めたけど、何にせよこういう値動きの激しすぎるものは大量の愚か者とそれを食い尽くそうとする詐欺師・詐欺的事業家の巣窟になるから手を出さないのが正解。

仮想通貨で儲けることは出来るけど、それは仮想通貨に価値があるからじゃなく、仮想通貨で大量の愚か者が踊るのに合わせて動くからで、そういう動きができる人間は素人とかけ離れた次元にいるので太刀打ちできるはずがない。それとあぶく銭は宝くじと一緒で恒常的な自律と生活の回転を壊すから、自己管理ができる稀な人以外には災いをもたらすよ。

◇moral hazard

moral hazard(モラルハザード)というのは、単に道徳や規範を守らなければいけない人が守らなくなることじゃなくて、保険や生活保護・自己破産など失敗を帳消しにする制度や甘やかしてくれる親などがいることで「失敗しても保険などで保障されるなら、何やっても構わない」という精神状態になって自己責任と自律を失ってしまうこと。あぶく銭は保険も保障もないのに人をそういうmoral hazard状態にして、唯一の拠り所の富を急速に食い尽くしていかせるから一番危ない。


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