SAND STORM

朝ぼらけ

2018年2月27日

日誌 – 平成三十年二月

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 15:10

◇停止

三江線が廃線になる前にもう一度行くつもりだったが、止めざるを得ないか。
ちょうど安い特別切符が使える期間なので狙っていたが・・・金か健康どちらかが問題なければなぁ。
頃合いを見て、廃線になった後の旧三江線を訪れてみようと思う。

◇副作用?

取り敢えず変な副作用が出ないか試しに飲んでみたら、異常に濃く赤っぽい尿が出る。これは危ないかと思ったら、単に色素が溶けて出て来るだけの一般的症状だった。

尿の色・便の色が変わる薬|薬局新聞 2013年7月号


◇古本の処理

駿河屋で大量購入した本のjacketを外して、一旦拭いて汚れを取るのはいつものことなのだが、厄介なのがsticker(粘着質のlabel)の処理。

大きなstickerは基本的にはhair dryer(ドライヤー)で温めるのが一番良い。下手に暖めずに剥がそうとすると、破れが破れを呼んで収拾がつかなくなる。問題は小さな価格表示stickerで、これは温めた程度では綺麗に取れない。wet tishなど溶剤を含んでいるもので溶かしつつ濡らして柔らかくしてから擦り上げるという作業が必要。

また帯はdust jacketの中側に入れれば、破れたりすることがない。

◇Tau protein(タウタンパク質)が真犯人

歯周病が認知症の症状を悪化させる仕組みを、国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)、名古屋市立大学などの研究グループが解明した。
 歯周病菌の毒素がアルツハイマー病の原因とされる脳の「ゴミ」を増やし、認知症の症状が悪化するという。
 研究成果が、英専門誌の電子版に掲載された。認知症の6割を占めるとされるアルツハイマー病は、脳の神経細胞の中にアミロイドβというたんぱく質の「ゴミ」がたまり、神経細胞が徐々に死滅することが原因と考えられている。

歯周病で認知症悪化、仕組みを解明 脳の「ゴミ」増やす

認知症なりAlzheimer’s disease(アルツハイマー病)なりは、免疫活動の中で必然的に出るcytokine(サイトカイン)などが残存蓄積した結果起きることが判明したのは先月触れた。

タウ・タンパク質とアルツハイマー病 | アブカム

しかし、これまで主犯とされてきたAmyloid beta(アミロイドβ)は、病気が進行したことを表す識別子とはなっても直接の原因ではなく、実際に神経を破壊しているのはTau protein(タウタンパク質)であることがすでに科学的に判明している。そして、そのTau proteinの蓄積を効果的に識別したり、蓄積を予防する薬がすでにgenericで存在するのに、国の体制の遅れや特許切れのgeneric医薬品であるが故の利益の薄さから医薬転用が進まないというのが以下の記事。

安すぎて開発できず アルツハイマー病治療薬の苦悩:日本経済新聞

・リファンピシンという抗生物質がマウスでの実験で認知機能の改善効果があることが判明
・リファンピシンは結核などに効く薬で値段も安くジェネリック医薬品として提供されている。
・「イソプロテレノール」という物質がタウの凝集阻害に効果があることをマウスの実験で突き止めた。イソプロテレノールもぜんそくなどの治療に広く使われている既存薬
・アルツハイマー病は発症してからの治療より発症前の予防に研究の焦点が移っている。
・アミロイドβに研究が集中していたために、Tauの研究や補助がまだついていない。

■マウスで記憶障害の改善効果を確認

 「タウたんぱく質の病変を可視化できる陽電子放射断層撮影(PET)用診断薬を世界に先駆けて実現する」と、量子科学技術研究開発機構・放射線医学総合研究所脳機能イメージング研究部の樋口真人チームリーダーは話す。

 タウは細胞内の物質輸送に関係するたんぱく質で、どんな細胞にも存在するが、アルツハイマー病をはじめいくつかの脳神経系の病気ではタウが過剰にリン酸化し細胞内に蓄積することがわかっている。糸くずがからみあったようなかたまり(神経原線維変化)となり細胞死を招く。

 樋口リーダーらは2013年にタウに結合する標識薬剤「PBB3」を開発し、アルツハイマー病の患者の脳のどこに異常なタウがたまっているかをPET画像でとらえることに世界で初めて成功した。「発症の初期では脳の奥深いところにある海馬付近で集積があり症状が進むにつれ広い領域に拡大することが確かめられた」。これは臨床で知られてきたタウ病変の広がり方と一致する。

 タウの蓄積が可視化されることによりアルツハイマー病の診断や治療において「タウの方がアミロイド・ベータに比べて標的として望ましいことがはっきりしてきた」と大阪市立大学の富山貴美准教授は言う。タウの蓄積場所と臨床症状が一致するからだ。例えば、記憶障害の患者では記憶に関連した海馬や側頭葉にタウの蓄積がみられ、言語障害では側頭葉、頭頂葉にみられる。

富山准教授は安全性がすでに確認されている既存の医薬品や食品に含まれる成分からタウ病変に効く候補物質を探す方向に転じ、これまでにリファンピシンという抗生物質がマウスでの実験で認知機能の改善効果があることを見つけた。

 「アルツハイマー病は発症してからの治療より発症前の予防に研究の焦点が移っている。(開発費などが巨額なため)高価な抗体医薬は多くの人が利用する予防薬としては使えない」からだ。

 リファンピシンは結核などに効く薬で値段も安くジェネリック医薬品として提供されている。富山准教授の狙いを満たす候補だ。肝障害の副作用があることがわかっているが、長期間の投与のためには経口投与を避け、経鼻投与で脳に到達するようにし肝臓に負担をかけないようにすればよいと考えられる。

 既存薬をこれまでの用途とは異なる病気の治療に転用することを「ドラッグ・リポジショニング(既存薬再開発)」と呼ぶ。リファンピシンをアルツハイマー予防薬にリポジショニングするためにはアルツハイマー病を対象にした効果などをヒトで調べる臨床試験が必要だ。しかし今のところ試験に乗り出そうという製薬会社はないという。リファンピシンは特許切れでだれでも製造できるため、コストとリスクを払って製薬会社が再開発しても元が取れない恐れがあるためだ。

 学習院大学の高島明彦教授はリン酸化したタウが凝集するプロセスを邪魔することにより神経原線維変化を抑制し神経細胞の死滅を妨げる薬を狙っている。

 約6600もの化合物を試した結果、「イソプロテレノール」という物質がタウの凝集阻害に効果があることをマウスの実験で突き止めた。イソプロテレノールもぜんそくなどの治療に広く使われている既存薬だ。心拍をあげる副作用が知られているため人間での長期の使用には投与法を工夫しなければならないが、病気の進行を食い止める効果が期待できる。

 「臨床試験で試してみたいと思うのだが、取り組んでくれる製薬会社はない」と高島教授は言う。ここでもリファンピシンと同様に、安価な既存薬であるがゆえに製薬会社の新規用途への開発意欲が失われている。薬が高コストすぎて開発できないのではなく、安すぎてつくれないというのは皮肉な話だ。

■タウへの注目遅れた日本 研究資金が不足

 アルツハイマー病治療薬の研究はこれまで主にアミロイド・ベータを標的に進められてきた。世界的にそうだったが、アミロイドの沈着があっても神経細胞が死なないケースもあることがわかり、海外ではタウを標的にした研究に切り替わる傾向が10年以上前からみえていた。またアミロイド・ベータの沈着が進んで病気の症状が出てからでは治療は間に合わないことがわかりアルツハイマー病は治療から発症前の予防に重点が置かれるようになった。

アルツハイマー型認知症の発症に大きく関わるアミロイドベータタンパク質(Aβ)の集合体(Aβオリゴマー)によって引き起こされるタウ異常を含む神経細胞の異常な変化が、Aβオリゴマーを除去することによって回復しうることを、実験モデル系を用いて初めて明らかにしました。

アルツハイマー型認知症の病態の回復可能性が実験モデルで明らかに|国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP)

難病情報センター | 進行性核上性麻痺(指定難病5)


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