SAND STORM

朝ぼらけ

2018年5月25日

相場日記 2018/05 vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 09:25

◇諦める

現実においては軽々しく諦めないことが何をやるにも必要だが、投機においてはあきらめないことが多くの場合破滅を呼び込む。
投機においては、計画的に諦めることこそが無敗と勝利を呼ぶ必須の基盤となる。

◇相場本

本に書いてあることは、経験が完全にそれを凌駕しない限り、何の役にも立たない。
自身の経験から発せられる必然として、最良の相場本のもっとも優れた一節と同じ言葉が、あまりにも当たり前のこととして己の口から出てくるようにならない限り、相場で結果を残すようになることは無い。
相場で勝つというのは、相場に身を晒した状態を長期間続けても負けないようになることで、己の中にあるわずかな強みが生きるだけのことに過ぎないのだから。

◇現実世界における弱さと間違い

現実世界における己の弱点や過ちを誤魔化したり、補ったり、覆うために投機をするのはやめるべきだ

投機は、己の都合を消し、外界の状況、相手に合わせて
余裕と、冷静さを以て、玉(資金)を細かく刻んで、自在に置いたり、外したりということが大前提として必要になる

弱さや誤魔化しのためにやると
それがまったく見えなく、できなくなる

弱さや問題を抱えた者が、投機に臨んだ時に見るのは
己であって相手や場の状況ではない

◇相場世界のおける強者と弱者

強者が徹底的に、信じられないほど長い間強く
弱者が徹底的に、信じられないほど弱く短いのが相場世界
後者は夏の間に湧いては消える薄羽蜉蝣(ウスバカゲロウ)のような儚いものである

◇一般社会と投機世界

投機の問題点は、仕掛けに自由に己の都合を反映させられる所にある
最も己の都合を無視しなければならない対象・場・状況に対して
自分の都合を優先できてしまう

通常、人間は外世界に対して、己の都合を優先して好き放題できないので過ちを冒さない
しかし、投機ではそれができてしまう
それが破滅を呼ぶのだ

◇勇者と賢者

自分に与えられた弱点や過ちがどんな理不尽で認め難いものであろうと
己に課された弱点を見つめ、忍び耐えつつ克服し、勇気を以て現実世界の問題を解決していかなければ
そもそも事をなすための足場が存在しえない

市場では他者の都合が場を形成し、流れとなる
己を捨てて他者の都合に沿い続け、しかし、他者の狂気に付き合わず、己一人は正しくあり続ける
投機にはそれが求められる
勇者が賢者となる時だけ恒久の勝利が得られるのだ

現実に対して臆病で、投機に対してだけ勇み立つ愚か者がまぐれ以外で勝ちを得ることなどあるだろうか?

◇しがみつきの果て

他人にしがみつくというのは醜悪なものだ。そして、それはいつまでも続けられるものでなく決まって最後には振り落とされる。

一月の段階で、気負いとは裏腹に病状は進行し、左顎関節部の神経が使えなくなったり、食事後、寝込むことが多くなって、おかしいおかしいとは思いつつ、季節性のものだと考えるようにしていたが、その時点で逆の方向に行く可能性を想定することすらできなくなっており、立ち回り中心からしがみつきの長期投資に切り替えざるを得なかった。
悪化しつつ錯綜した状態で行われたそれは当然悪い結果となった時に対処することを拒否したもので巡り合わせの悪さをすべて背負うこととなった。

ここまで機能的破綻に至った以上、資金的な問題以前にriskを取って立ち回る相場師としての道は絶えた。


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