SAND STORM

朝ぼらけ

2010年1月13日

Harvest: Massive Encounter

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 14:07

Released: March 5th, 2008
designer: Jens Bergensten,Daniel Brynolf
Developer: Oxeye game Studio
Publisher: Oxeye game Studio
Engine: Daisy engine (based on Irrlicht engine)

Official: Harvest | Home
Forum: Oxeye game Studio forum > Harvest
Wiki: Wikipedia

無人の惑星に進出し、資源を回収しながら防御施設を建て増して、押し寄せる敵から身を守るTower Defense gameとDune2系のreal-time 4xの合いの子の様なgame。しかし、4X(eXplore,eXpand,eXploit,eXterminate)の要素の内eXploreは実質存在せず、あるのは資源採取(eXploit)と施設設置(eXpand)、防御兵器建設による殲滅(eXterminate)だけになる。

[Story]

“われわれの事業に参加して新しい世界を手に入れよう!”、オンボロのPinasonic TVのSpeakerを通じて熱心に語りかけてくる。”政府が保障する債権を元手に自分だけの商売を始めよう!今が絶好の機会!考えてばかりいないで挑戦して豊かになろう!必要な知識、技能、最先端の機器に武器まで、あなたに必要なものはすべてわれわれが用意します。さぁ、そこでまごまごしていないで555-HARVESTに電話してくれ!”

新たな宇宙開発競争が始まった!銀河間商社は既知の宇宙のあらゆる所で、政府の管理下だろうと手の及ばない所だろうと、儲かりそうならできる限り多くの所有権を手に入れようと試みてきた。そうして獲得された区域が、手っ取り早く一発当てたい開拓者に与えられることで、これまでと比較にならない開発熱を巻き起こしている。

君はこの機会を見逃すことなどできるはずもなく、説明展示会で”Harvest 14″とされる星系の仕事を引き受けた。仕事は簡単だ。基地を建設し、商社のために鉱物資源を集めて母星に持って帰る。商社は資源を売り捌き、報酬として君に植民債を与える。植民債は入植者にさらなる入植地拡大の投資に使うようにと配るものだ。

そうそう、商社が君に言わなかったことがある。Harvest 14にはすでに住人がいる。彼ら異星生命体は愛情を持ち、理解力もある。しかし、この星を侵入者と共有する気はさらさらない。彼らは自らの星系を取り戻すためにいかなる犠牲も惜しまないだろう。


[Demo]

Normal/Wave modeでHephaestusにおけるgameのみ可能。

[購入]

$9.99

[Patch]

Install – v1.14 > v1.17

[Protect]

なし

[menu/option]

解像度は4:3/16:9/16:10など細かく対応しており、解像度に合わせて表示領域を拡張するので引き延ばしはない。

○mouseのみで十分playできるが、もちろんshortcut keyに対応しており、それをすべてkey customizeできる。

[game mode/難易度]

難易度調整は存在せず、game modeで難度が異なる。

・NORMAL : 一定時間ごとに敵が押し寄せてくるのでその間に採集・開発・防御を整える

・RUSH : 1500の資金を持って始まるが、大量の敵が左右両側から一挙に押し寄せてくる。 Nightmareに相当。

・INSANE : 1000の資金を持って始まるが、早期から敵が四方より数多く押し寄せてくる。 Hardに相当。

・WAVE : 構築後に手動で敵を呼び出すmode。 Easyに相当。

・CREATIVE 敵が押し寄せてこないので、ひたすら資源を最終して施設を拡張していくmode。このmodeのみ居住施設や研究施設が建てられるが意味はない。実質Sandbox。

campaignは存在せず、背景設定はあるものの物語展開などは無い。せいぜい生き残これるかとHi-scoreを競う程度。


Ares(火星型)/Hephaestus(地球型)/Poseidon(氷の星)の三つから惑星を選んで入植し、押し寄せる敵を叩き潰してすべての攻撃を防ぎきるのが君の役目だ。

最初はどちらかというとDune2型つまりrealtime/戦術級/4X(Explore, Expand, Exploit, Exterminate) gameから探索と部隊指揮を除いたものかと思っていたのだが、HarvestはDune2の要素を取り入れたTower of Defenceの発展系だった。

[eXploit] – 資源の搾取と利用

惑星表面には所々岩が露出している。これがすべて利用可能な資源だ。資源がないと、何の施設も建設できない。

Harvester: 一定範囲内の鉱物から資源を回収する。これで回収した資源がすべての施設を建設する材料となる。

このHarvesterを動かすにはLinkによるenergy供給が必要なので、Solar plantからLink energyを繋いでいかなければならない。戦術級のreal-time 4xというと資源回収は生産unitを作っては割り当ててという、面倒な作業が必要だったが、それが洗練され単純化された採集systemだ。

[eXpand] – 拡張

施設を動かすのに必要なenergyの収集と伝達はPylamid型のSolar plantで太陽energyを収集し、それをenergy LinkでNetwork化して伝えていくことによって行われる。energyは自動的に順次Linkの上を拡散していく。まずこのenergy Linkの構築でplayerはこのgameがNetworkを繋ぐgameだと知ることになる。Linkを構築して電力を伝えていくのはそれだけで楽しい。

Solar powerはすべての活動の源で、施設の建設はもちろん攻撃から資源の回収、さらにenergyさえ送り込まれていれば施設の修復も自動的に行われる。電力供給をする上で重要なのは電圧を高く保たなければならないこと。energyは球になって緩やかに伝わっていくが、この密度=電圧を高く保っていないと、施設が増えた時や肝心の攻撃で大量のenergyが必要になった場合にenergy不足に陥る。この電圧は電力源に近い場所と遠い場所で異なるので、Nodeを廃棄して伝わりやすくしたり、Solar plantをbalanceよく建てたりして、必要な場所で必要な圧が保たれるよう配慮する必要がある。

[eXterminate] – 根絶

防御兵器は大別して二種類あり、

Defense Tower: 一定範囲に敵を攻撃するBeamを放つ

missile Turret: 多弾頭砲台。近距離範囲攻撃型と遠距離追尾型の二種類にupgrade可。

missile Turretは攻撃頻度が低く補助的な役割で、Harvestの主役はDefence Towerになる。

Towerはばらばらに攻撃している時は攻撃範囲が狭く、威力も小さいが、連結することで飛距離・威力ともに飛躍的に効果が増大する。

この攻撃energyの集結こそがHarvestの肝で、ちょっと触っただけでは通常のTower Defense同様に防御施設を建てるだけかと思うかもしれないが、Towerは攻撃energyを次から次に連結して集積し長距離高威力Beamを放つことができる。どんどん中継すれば最終的には上の動画の様なことまでできてしまう。

敵の特徴や数に合わせて砲台の連結、解除を組み合わせ、押し寄せる敵をどう払いのけるか。単なる陣の構築だけでなく、臨機応変な戦術指揮が問われるのもHarvestが進化している点だ。

砲台を連結すると飛距離と威力が上がるが、その合計威力は個別に攻撃した時の2/3-1/2程度にとどまり、合計値ではかなり劣ってしまう。敵が遠方にいる時は連結して遠距離攻撃を仕掛けた方がいいし、逆に敵が大量に近接してきた時は連結を解いて個々に攻撃しないと下手に攻撃回路が統合された分、撃退が遅れて次々と施設を破壊されることになる。

たった一種類の兵器がとんでもない高出力の長距離攻撃兵器にもなり、バラバラに個別の敵を打ち砕く砲台にもなる。このNetworkが生み出す可変性は圧倒的で、Harvestをplayしていて兵器の種類が少ないことなどまるで気にならない。

Human units

[敵]

単に耐久力、攻撃力が変わるのではなく、敵ごとに攻撃手段、防御手段が大きく変わるので、こちらはそれに合った指揮をしなければならない。

D-70 Armored Hovercraft : もっとも弱い円盤だが、数で押し寄せてくる。

zoom Armadillo Tank : 黒い線の入ったD-70の上位版

Steel Monocle : 正面に盾がついており、これはBeamを弾いて無効化するため、多方面からの攻撃や砲台からの爆撃を行わないと倒せない。

A-13 T.I.V : 航空母艦。小型攻撃艇を放ち、防御網を突破して直接攻撃を計ってくる。

Black Dragon : 紫色の強力な円盤。遠隔攻撃を仕掛けてくる。

Thunder Flea : Hoppingしながら近づいて、施設を踏みつぶす戦車の様な黒色の蟹状の敵。バラバラの砲台では効き目がなくかならず集中Beamを以て対処しなければならない。

STAR-5 energy Sapper : こちらのNodeからenergyを盗み取る。

“Death Mite” Military Miner : 採鉱兵器。こちらの施設だけでなく、鉱物を破壊する。

大量の敵がジワッと押し寄せてくるWave(波状攻撃) gameなので移動速度は速くないが、個性有る敵が集団で押し寄せてきた時の対処は難しい。Harvestの欠点を一つあげるなら、四角形を描いてその範囲内は全部連結/解除という操作ができないので、連結したTower Gruopのそれぞれがどう繋がっているか、また繋がっていないのかわかり辛い点。難度が上がるほど集中と分離の臨機応変な対処をしなければならないので、一定範囲のCircle指定の繰り返しでしか連結/分離操作ができないのは無駄になるTowerを生み出しやすい。

Alien units

[Tips]

・Nodeは過剰energy流入によってのみ破壊することができるが、この破壊を行うと広範囲の敵を巻き込んで同時に葬り去る。

・左のATTACK PRIORITYを押すと、各兵器と敵のsilhouetteが表示される。これでそれぞれの兵器がどの敵を優先して攻撃するか操作できる。多種の敵が攻めてきた時など有効。

・Sell Buildingを使えばMinemeister Harvesterだけでなく、すべての施設を建設した半額で売却できる

・Show Building Rangesを使えば、今選択している種類のすべての施設の有効範囲が表示される。特に遠距離砲台の攻撃範囲がわかるのは防御陣の構築に有効

・攻撃範囲は広いが攻撃間隔がかなり空くEagle Cruiser Turretと攻撃範囲は狭いが攻撃間隔が短いので絶大な効果を発揮するTempest Turretを上手く使い分ける。

[総評]: Networkが生み出す新次元のTower Defense

ただ設置して、強化するのではない。NodeやTowerを柔軟にNetworkで繋ぐことで単体の時とは比べものにならない圧倒的な力を発揮させる既存のTower Defenseから数段進化した革新的なgameだ。Networkが生み出す変化と柔軟さをいかに使いこなすかはplayer次第で、無限のvariationがある。Tower Defense好きな人は元より、既存のTower Defenseに飽き足らない人はぜひplayしてみるべきgame。


The Harvest Legacy @ Oxeye Gane Stydio Blog


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