SAND STORM

朝ぼらけ

2009年10月25日

Fire Flower

Filed under: 未分類 — Tags: , — sajin @ 11:07

Released: 2006
Developer: Ocean media
Publisher: Ocean media
Engine: ?

Official: Fire Flower @ Ocean media

落ち物Puzzle?
それとも何か新しい趣向を凝らした新式のPuzzle?
魅力的なgraphicが色んなgameを想像させてくれるが、実体はタダの当てはめPuzzle。

[menu/configure]

××全50面のcampaignにあたる’Adventure’をclearするまで他のmodeが選べない。

・Tutorial/HintはOFFにすることが可能。

[game mode]

・Adventure – 全50面のCamapaign、game overになった場合、直後からのContinueは不可能。10level刻みでのみやり直せる。

・Relaxed – 選択不能なので不明。恐らく時間制限のないmode

・Arcade –  選択不能なので不明。恐らく自由に模様などを選んでplayするmode

[save/難易度]

難度設定なし

××継続play不可能

save/loadはもちろんResumeもできない。一度でもgame overになると、10levelごとの頭からやりなおさなければならない。

この手のCasual
gameでは、Bejeweled以来、gameを突如終了させてもやめたその場所から自動的に復帰できるのが当たり前になっている。Bejeweledのようなすぐ終わるgameですらそうなのに、Fire
Flowerのような時間をかけてlevelを順番に解いていくPuzzleにlevelごとsaveすらついていないのは貧しいgame性を引き伸ばして誤魔化すためとしか思えない。

[game rule]

・静的Puzzle game

・HEX枡
・14列にわたって10行と11行の列が交互に続く盤
・三種類の花+Fire Flowerで最大四種類のTile
・右側に3-5個の花Tileで構成されたparts(模様)がでるのでそれを左の盤の同じ模様に当て嵌める
・一度当てはめた枡を使ってはめる事はできない

・ひまわりのFire Flowerが登場するlevelでは一回消す事にどれかのひまわり点灯し、押すと六方向に花びらが発射され、一度当て嵌めた場所を再び嵌められるようになる。

・制限時間あり
・一定時間もったままだと当てはまる場所が表示されるHint system
・右のお題はゴミ箱に放り込むことで取り替え可能

[操作]

mouseのみ

・mouseでさわると掴んだ状態になり、はめるという操作をしなくともあてはまる模様の上に重なれば自動的に嵌る
・右/左clickで模様は回転する

[gameplay]

右に出た模様を探して嵌めるだけのgame。面倒な模様が出たらひたすらゴミ箱に放り込む。

×短すぎる制限時間

とにかく制限時間が短い。じっくりPuzzleをやらせようという気がない。

本来Hintを使わない方が面白いに決まっているのに、この短すぎる制限時間のせいでHintに頼ったり、ゴミ箱を最大限活用しないとlevel clearできない。

×ゴミ箱でお題を取り替えられる

ゴミ箱に投げ入れることで違う模様を出すことができる。

前に当て嵌めたもののせいで、Puzzleとして解けなくなった段階でゴミ箱が使用できるならわかるが、面倒な模様が出たらひたすらゴミ箱に放り込んで解きやすい模様に替えるというplayになりがち。

制限時間を設けないか、もっと長くして”Puzzleを解く”ということをちゃんとやらせてほしい。

◇Fire Flower

Adventureのlevel 25からFire Flowerが登場する。

一つ消すごとに盤のひまわりが点灯して、それを触ると六方向に花を発射、その線上にあるすでに嵌めたHEXを元に戻してくれる。

これも”時間制限なし、最初に登場した模様をちゃんとすべて嵌め尽くさねばならないgame”であったならPuzzleに戦略的要素を加える深みのあるsystemとして面白く機能したかもしれないが、制限時間に追われる中では適当にパシパシ嵌めて、Fire Flowerはどんどん発射して、都合の悪いのはゴミ箱に放りまくってというplayにしかならない。

そういう半分Actionみたいなことをやって楽しいかと言えば、本来静的Puzzleなので面白くない。

おかしいことに、Fire Flowerを使わずにclearしても何の得点にもならない癖に、使うと即座に点が入る。Shootingで言うと、Bombを使わずにstageを終えても何の点も入らないし、次のstageにも持ち越されない。

×上がらない難易度

このgameの難易度は

開始(低難度)→5-10levelかけて4/5連結HEX増加→花の種類は増やさず色のみ変更(低難度にreset)→5-10levelかけて4/5連結HEX増加

を50level終わるまで繰り返すだけで、campaign通してだんだんと難易度があがって最後にClimaxを迎えるといったことはない。慣れるとかなり緩い。

このつまらないgame性では難易度が上がらないことが有り難かったが、ちゃんとgameを作っていない証左だろう。

とにかく快楽性は薄いし、深みがない。”先に当て嵌めたもののせいで、後の模様がはまらなくなるから、全体を読んで戦略的に考えていく”といったことができない。このgameはただ模様を見つけてはめるだけだ。

嵌めるという動作が必要なく、模様を重ねさえすれば自動的に嵌るので無茶苦茶動かして回ってその内表示されるHintを待つといった乱暴なplayになりがち。

[総評]: 見た目だけ

Artを担当した人の技倆が優れているので面白く見えるが、gameとして次元が低すぎる。

この一枚の絵を見ただけでも少なくともFire Flowerより面白いgameが幾つも思い浮かばないか?

Indie gameはパクりから始めるのではなく、短いが先鋭的な表現や快楽性などから逆にgameを導き出すべきだが、Fire Flowerは貧しいgameを核にしてちょっとした魅力的な絵を載せただけのものに過ぎないため、まったく面白くない。

その上、game modeが選択できず、継続systemも整っていない。これは駄目だ。


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