Released: Nov 18, 2003
Developer: Paradox Interactive (Sweden)
Publisher: Paradox Interactive (GamersGate)
Engine: Europa engine
Official: (JP)
Forum: Paradox Interactive Forums > Victoria
Wiki: VickyWiki / Victoria’s Wiki (JP)
France革命~Napoleon戦争を経て確立された王朝支配による反動的なWien体制が自由主義と民族主義によって塗り替えられ、近代化が世界を覆っていく1836年から第一次大戦とその直後までを扱う地球規模の国家闘争Simulation Game。
[Edition]
拡張Pack”Victoria Revolutions”とのSetが完全日本語版で売られており、System面での進化を含むため基本的にSetで入手した方がよい。
[Patch]
Victoria日本語版はInstall+v1.041(=1.4)+Unofficial Hotfix All in One
Victoria Revolutions日本語版は Install(v2.01)+Hotfix6
Protect: 英語版なし、日本語版 Safedisc 4.00.00
・HotFixでは米国や日本の国家Fileが上書きされるため初期Unit名や一部の政党名が英語になってしまう。
・Victoria RevolutionsをInstallするとGame全体が上書きされて消えるのでRevolutionsをInstallする前に、Victoria Folder全体のCopyを取っておくのがお勧め。またVIP、幕末MODなどの大型MODは基礎部分から変更してしまうので、これもVictoria Folder全体をCopyした上で別環境を構築した方がいい。
いずれのVersionにせよ、Interface Graphic置き換えMODの
http://forum.paradoxplaza.com/forum/showthread.php?t=200453Improved Victoria Interface – Vanilla Vickie Interface V.2.zip
の導入を強く推奨する。異常に細かいButtonと限界まで小さくしたFontにより非常に目に負担のかかるGameであり、その上Defaultのままだと落ち着きの無い配色のため視力が悪くなってもなんら不思議は無いが、導入するとInterfaceがかなり見やすくなり、特にDefault地形表示との相性がよく目の疲れが格段に減る。
適用前
適用後
[Trouble]
◇描画が異常
用意されている画像が1024X768もしくは1280X960固定のみのため、読み込み途中に何らかの理由で解像度が変わると、全体に縞が入ったようなBug表示になる。
◇異常に遅い、Mouseが飛び飛びになる
・Win95/98互換Modeになっていないか
・GPU DriverをMonitor設定・3D 設定など一から洗い直し(GPU Driver更新後など設定Clear時に起こることあり)
◇Load後、外交画面のまま抜けられない
左下のMinimap左のMode変更を押して切替
◇音が出ない
Victoria_Settings.exeでMusicをEnableにすることによって解決できる。
効果音が出ないのはsettings.cfgを開き上から010となっているのを000
Musicがならないのはsettings.cfgを開き”MUSIC_OFF”→”MUSIC_ON”
◇突如異常終了する
起きないときは起きないが、突如異常終了することがままある(何らかのEvent発生によって不正処理が起こるのが原因の大半であるため)。手動でSaveするか、定期SaveをOnにすることで対応するしかない。
またMODを多数導入すると不正終了が起こる可能性が高まる。
・Revolutionsの方が起こるCaseは圧倒的に少ない。
・一度Menuに戻らないとLoadできないのは、以前のData残存により挙動がおかしくなるのを防ぐ仕様。
[TIPS]
・Movieを省いて高速に起動
Victoria\avi のbinkplay.exeをRename
・最初から表示されていない特定の国家を即座に選べるようにする
Victoria\avi の各scenario設定File(拡張子eug)を開き、
ENG = { }
FRA = { }
と並んでいるのを自分の選びたい国家のIDに置き換える。
・Victoria\music にmp3を入れてmusic.txtで設定すればBGMとして流すことができるが、基本的にTitle以外Loopして流してるだけなので自分で流した方が早い。有名所のClassicがよく似合う。
[操作性]
××操作性が素のままではMouseだけでのPlayには到底耐えない
Button/Sliderが異常に小さいことにより操作が困難であるにも関わらずShortcut KeyやMouseでの操作がちゃんとSupportされていない。
頻繁に使用するZoom In/OutはMouseでやろうとすれば異常に細かいButtonをClickせねばならず、それはPauseも同様。ではKeyboardを使えば十分にこなせるのかといえばそれもない。Space KeyはReturnに対応しておらず、選択肢を選ぶのに対応するKeyはないので、これはMouseで行わねばならない。更に各種表示ModeがF1~F10に一応Shortcut Key割り当てされているのだが、なぜかよく使う暴動可能性画面は無い(これはRevolutionsでIcon連動になって改善された)。
全体的に、X Wheel NTやMouse Driverの割り当て機能を使って、Zoom In/Out・Pause・Returnなどを割り当ててやらないと、操作性という点だけから見てもPlayに耐えないProgramだ。
Shortcut Key
Enter = 選択WindowでYesを選択
ESC = Menuなどから抜ける
Num+ = ZoomIn
Num- = ZomOut
Shift+; = ZoomIn
- = ZomOut
Ctrl+Num+ = SpeedUp
Ctrl+Num- = SpeedDown
Pause = Stop
Ctrl+1-9 = UnitにNumberが割り当てられる
1-9 = Ctrl+1-9で割り当てられたNo.のUnitに移動
Home = 首都に移動
Ctrl+Shift = 首都に移動
F1 上位勝利Point獲得Ranking
F2 地勢地図
F3 外交地図
F4 産物地図
F5 インフラ地図
F6 統計表示(Cursor左右で切り替え)
F7
F8 ステート一覧/船団管理
F9 軍隊一覧
F10 Option Menu
F11 Take Screenshot
F12 Console Window
Slider固定はDouble Clickだけでなく右Clickでも可能
[Setting]
◇AIの性格
AIの性格は攻撃的・激烈などに上げると
・大国が軍隊をさらに拡張保持するようになる
・弱小国の吸収をより早いPaceで行うようになる
・講和のタイミング、条件が変わる
最後の講和のTiming/条件では”現状での復帰”による講和を早期に行うようになったりとおかしなことも多い。全体に歴史の展開が変わるので同じ流れに飽きたら変えるといい。
◇Victoria Revolutions
◇習得難度
福祉Systemや関税などを取り入れた国内制度の複雑化やこれまで単一の住民だったものが分割され個々に特徴を持つようになったPOP、そしてそのPOPにより行われる選挙/移民などによって、VictoriaはEuropa Universalis型Gameの中でも屈指の難解さを誇る。Hearts of Ironが戦闘行為における複雑さが突出しているとしたら、それ以上にVictoriaの内政はややこしい(逆に戦闘は単純)。
表面を触っただけではわからない情報が多いので、Europa Universalis 1,2でEU型の基本を習得してからの方がいいだろう。いきなりVictoriaに挑んでも挫折する可能性が高い。
◇最悪一歩手前のInterface
・潰れる寸前の異常に小さいFont
・Click Missを起こしやすい極小Button
・情報表示全般の拙劣さ
こういったことはEU型共通。覚悟して対策を立て、しっかり環境構築して臨まないと視力が悪くなっても何ら不思議はない。
◇悪い意味で高い攻略性
このGame独特のSystemへの意味の持たせ方や絡み具体、Balanceの取り方を把握した上で一つ一つ攻略を積み重ねないとGame世界におけるまともなPlayerとして振る舞えない。EU型は戦争や国家崩壊など歴史に基づいて設定された苦難のEventに備えいかに準備し、それを乗り越えるかが主題のGameだが、Victoriaの場合は内政の複雑さと不完全さのため格段にそのHurdleが高くなっている。
よって用意された要素のひとつひとつに対して、研究と攻略を行う必要がある。”常識的な感覚では通用せず、あくまでもこのGame独特の意味や扱いを理解した上で攻略する”、これを意識して情報収集や対策を構築していかないと駄目。
◇Victoriaで理解できる時代の重要性
仏革命による近代民主主義の開闢、経済/技術/文化全面に渡る近代化の急激な進行、米国の独立と近代化世界での主役化、欧米が世界中でやりたい放題やっていた収奪植民地の様、植民地から開放され誕生した国々の蹉跌、そして現在の国家へと繋がる国割がどのような歴史の展開の中で確立していったか・・・
Victoriaの時代には現代に生きる我々が物事を判断する上での”前提”として理解しておかなければならない重要な要素が凝縮されている。歴史問題への混乱などもこの時代への理解がスッポリ抜け落ちていることから起こっており、この時代の基本的流れを理解しているかどうかで世界や自分が今生きている国への見方が変わるといって過言ではない。
しかし、本来近代化以後の市民なら絶対に理解しておかなければならない歴史の核心部分なのだが、あまりにも複雑であったり、日本では情報が遮断されているため理解が困難であった。それを世界規模の動的歴史変遷Simulatorを用いて表示してくれるのはこのVictoriaを置いて他にはない。
この一点だけを以てもVictoriaに取り組む価値はある。
◇歴史ToolとしてのVictoria
他のEuropa Universalis型Gameと同様にVictoriaは自分でEvent製作を行ったり、国家を製作、設定の変更などを行ってSimulatorとして実験し、回すことが可能。歴史の入出力が行える。
◇ParadoxGameにおけるMODの実態と問題点
GraphicやEventがそのままTextやBMPでおかれているためMOD製作が盛んなEU型Gameだが、使い物になるまともなToolや正式な解説文はほぼ存在しない。簡単なMemoや実際のEvent文を参照して学習構築する他ない。


