SAND STORM

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2010年1月26日

Europa Universalis 3: Heir to the Throne – play log vol.1

Filed under: 未分類 — Tags: , — sajin @ 12:22

◇AIのSupply Limit補正とManpowerから見る焦土戦術

Novgolodoで多くのAI国家とやりあっていて気付いたのは、AI国家はLuckyあるなしを問わず共通で領地のSupply Limitに数倍、もしくは下限底上げのBonus補正が付くので、EU1,2の様に単純に自領に引き込んで冬季などで相手を削り倒す焦土作戦を取るのはかなり困難であること。

AI国はこのSupply Limitが大きいことを利用して極端に大きなStackを運用してくるが、EnglandのようなLucky Nationであっても、長期間に渡って巨大Stackを避け、叩けるものを叩き続けていればいずれManpowerは尽きてくる。Manpowerが尽きてくれば、巨大Stackが回復しなくなるので分かる。当然、その間巨大Stackとまともにぶつかってはならない。ここまで行って初めてLucky Nation相手に領土など譲歩を勝ち取ることができる。

◇商業外交は政体依存

政体変更のWindowをよく見ていると、Merchant Republicに”Control a Trade League/Can ask for Trade Rights”と書いてある。つまりTrade League関連のCommandは政体依存で特定の勢力に限られている訳ではない。CoTを所有していることが必要条件なのかはよくわからない。

Magna Mundiの様な中世日本の分裂状態が表現されるなら、堺がMerchant RepublicとなってLeague外交を行えるだろう。

◇1399 Novgolodo – 第四のTrade League

商業外交ができるのはThe Hansa,Venetia,Genoaの三つだけかと思っていたが、難易度/AggresionともにHardに上げて何の気なしにNovgolodoで開始した所、NovgolodoもLeague外交を行うことができるのに気付いた。

Playerが商業国家を担当した場合、序盤有力CoTで片端から一位を取ることが可能なのだが、その分Banされ易い。序盤はTrade Levelが低いので儲けが多いとは言えず、周囲をLithuanina,Muscowy(後のRussia),Teutonic Order,Sweden,Golden Hordeなど危険な陸軍大国に囲まれ、自身も数多い領土を統治しなければならないNovgolodoは中々難しい国だ。Novgolodoの領土は東西に長くProvince数が15と多い割にそれぞれの人口が少なく苦労の割に見返りが薄く、六つのProvinceでも人口四万のMoskvaを抱えるMuscowyより、Manpowerがかなり劣ってしまう。

LuckのついたMuscowyが膨張することは目に見えているので、ひたすらMuscowyを叩いて弱小勢力にすることを第一にPlay。

途中、Lithuaniaが反乱地獄に落ちて、Ukraine,Polosk,Smolenskなどに分割されて消え去り、東の二領土がMuscowyに入ってしまった。一層強力になったMuscowyにRyazan,TvarなどRussi諸国と同盟を組んで何とか相対する。Poloskと組んだMuscowyとの抗争で運良く同盟国がNyzyn Novgolodoなどを独立させて弱体化させ、さらに数度の戦争で残り領地3の所まで持ち込んだ。この間、Smolensk,Poloskなど旧Lithuaninaから独立した正教諸国が敵対してくることが多く苦労させられる。

何とかMuscowyを押さえ込んだ所で、Golden Hordeとの戦争が発生。これはなんとか凌ぎきるも、第三の敵が現われた。いつの間にかScandinavia半島を統一したSwedenがMuscowy,Poloskと組んで宣戦布告してきたのだ。Golden Hordeとの戦争直後で疲弊しきっていたこともあり、これにはやられた。と思ったが、気を取り直して頑張ってみると、同盟のLeaderが僅か三領土のMuscowyだったので、全領征圧することで何とか白紙和平に持ち込むことができた。

この後も再三Swedenの侵略に合い、その度に粘り腰で凌ぐという事が続くが、Gabriil Trostenskyという最高能力のLand Reformerが1453-1533の八十年間に渡ってAdvisorとして居続けてくれたおかげで、Land Technologyが他より3,4高かったのも幸いして次第に領土を増やし、Rusii諸国を片端から属国化して盟主としての地位を固めていく。

面白いのがGolden Hordeと戦争をしていると、AustriaやEnglandがWar Subsidiesを送ってくれること。Miongolは欧州共通の敵という訳らしい。

しかし、MuscowyとMoscowとMoskvaが混ざって間違い易い。

開始100年後。AggressionをHardに上げたせいか、ひたすら戦争が続くPlayとなった。欧州も大半が膨張した大国によって分割されている。この後、16世紀前半の段階でSpainがAfrica北岸をほぼすべて征圧、黒海沿岸にEnglandが大きく進出して、それと膨張したNovgolodoが争うというEU3らしい不思議展開になった。結局EU3は信長の野望、天下統一的な勢力拡大闘争Gameだろう。

◇完成度を一気に上げたHttT

文句ばかり書いているが、Heir to the ThrownでEU3はその完成度を大きく上げた。それまでが低すぎたということがあるにしても、まともに遊べるGameになった。一応Gameの形をしているが欠点・欠陥の方が多い製品から、およそ完成しているが大きな欠陥も幾つかあるという段階に、通常売られる段階になっている。

◇士気0瞬殺

Heir to the ThrownからAIの指揮する部隊が、勝利後、高い確立で間髪入れず敗北した部隊を追撃するようになっている。戦闘で敗北した部隊が隣のProvinceに到達するまでの速度は通常の移動に比べて遅い。だから敵部隊が先に到達して士気0で逃亡してくる敗北部隊が来るのを待ち構える形になり、士気0瞬殺が高い確立で起こるようになっている。

◇理不尽な戦闘結果

七年戦争時のPrussia、軍隊32000&Leaderフリードリヒ大王。

1.Austria側が最初40000で攻め入ってくる -> 撃退。士気30%、残存28000

2.続いて回復の暇なくAustria第二波20000 -> 撃退、士気0,残存25000

3.更に第三波8000。兵数は相手にならない雑魚だが、こちら側に回復する暇がなく、入ってきた瞬間に瞬殺。

この士気0瞬殺が起きた瞬間投了した。

大量部隊の士気零瞬殺はこちらがAI Playerに対して起こすこともあるが、とにかくAIにやられることが多い。相手に起こされた時と自分が起こしたときの共通条件を調べると、この士気零殺は能力の高いLeaderが率いている事が一つの条件のようだ。ということは素でLeader Fire/Shockに+1ついているLucky Nationが士気零殺を行う可能性が高い。なんにせよGameを破壊する馬鹿馬鹿しいSystem。

◇AI Lucky Nationの消耗

1805年冬季にSwedenに攻め込んだRussia軍(44,62,9=Max 111,000)の軍勢がJamtland(Allyのこちらから見てSupply Limit 37=Base 2.7xAlly 4xLand Tech 3.5,Max Attrition10、敵であるRussiaが非占領状態であればAlly x4がなくなるのでLimitは9.5とかなり低くなる)の領域を包囲中

Dec -> Jan : 38033/57022/9000 -> 33513/50822/8118 = 11602消滅
Jan -> Feb : 33513/50822/8118 -> 31193/47742/7686 = 5832消滅

これ以後、この10万超え部隊はほとんど消耗する様子はなかった。Russiaがよく使ってくる30000-40000程度の部隊が包囲中消耗しないのはなぜかと思っていたが、兵数が100,000までいかないと消耗しないのであれば当たり前だ。Game終盤でLand Technologyが60に達しているとは言え、冬季に10万のStackを振り回して大した消耗もしない、またそのような消耗を繰り返してもWar Exhaustionがまるで上昇する様子もないLucky付きAI Playerの補正は度を越している。

Lucky Nation相手に戦争していると相手を幾ら倒したり、消耗させてManpowerを使わせてもWar Exhaustionはほぼ全く上昇しない。直接敵領地を占領するか、Blockadeでしか上がらないようだ。Manpower補充式にしながら、それを削ってもWar Exhaustionが上がらないのではGameにならない。WE絡みの補正は3になって明らかにおかしくなった。

◇三十年戦争 Sweden

Russiaを破って領土を奪い取った時点で、最早Swedenの相手をまともに出来る国はなくなった。Infamyが40/33とlimitを大きく越えて何も起きないので高をくくっていたが、ようやくBadboy Warが発生した。といっても弱体化したPolandやSaxonなどがバラバラに仕掛けてくるだけなので、適当に和平したり各個撃破したりしていると強制改宗や属国化でどんどん足下が固まっていく。以前、大帝国を築きかけていたAustriaが分裂弱体化したのはなぜかと思っていたら、なんとProtestantに改宗していた。そのせいで、侵略と反乱の嵐にあって解体した訳だ。

弱小諸侯はともかく、AustriaやRussiaが簡単に改宗してしまうのはどうかと思う。Russiaは自分から改宗はしないだろうが、50%稼げば強制改宗可能。

実際に戦闘を行わないとほとんど稼げないArmy Tradition,Navy Traditionと違って、Cultural Traditionは資金とMagistraterなどを使えば簡単に上げることができる。総じてAdvisorが使い易くなった。

◇AIの進化で大国は潰れやすくなったか

The Hansaでplayした際は、BurgundyとEnglandがFranceを次第に圧倒し、統一Franceが生まれる様子がなく、SwedenでPlayしたら強大化したAustriaがOttoman他に絡まれ一気に分解して小勢力に落ちた後は復活することもない。明のような元から放置気味のAsiaはともかく、Gameの中心であるEuropaはAIの振る舞いなどで調整が進んでいるのだろう。実際、Englandの同盟の結び方や戦争時のWar subsidiseが積極的にやってくるようになったりと、間接支援が随分上手くなった気がする。

欧州の様な諸国が絡む場所はもっとPower Balance志向にすれば膨張した一国が周囲を圧倒してしまうこともないだろう。独立戦争時のNetherlandsなど大国と敵対している中小国に対する支援はもっと積極的でいいと思う。明の様な周囲に敵対しうる国がない場合は、大国は大国なりに身動きが取れないことをStability Costだけでなく、色んな形で縛りがかかるように表現すべきだ。

◇Thirty Years War – Sweden

三十年戦争で新教側の主役だったにも関わらず、なぜかScenarioを選んでもShieldが表れないSwedenをPlay。Paradoxの母国ということもあるし、初代EUから作り込んである時代と国の組み合わせなのでPlayに支障はない。この時代のSwedenは開始当初からNational DecisionでManpowr他軍関連の補正が多数つく上、商業国家寄りのDomestic SliderでCoTから毎月多くの収入を得ることができる。そんなSwedenの弱点はManpowerだけだ。

特に独逸北部の戦争に巻き込まれる様子もないので、まずはDenmark&Norwayを破って地続きの半島を征圧し、Manpowerの増大を目論む。

順調に勢力を拡大していきたいのに絡んでくるのがRussiaとPolandだ。三十年戦争と何の関わりもないこの二国が主敵となり、逆にAustriaやFranceが絡んでくることはほとんどなく、Spainはいるのかいないのかもわからないほど存在感がない。Netherlandsに至っては新教側に立つ所かProtestant諸封を潰してくるので、仕方なく相手をした。旧教側がちゃんと絡んでこないので、Netherlandsの様なReformedが敵対化してしまった状態だ。

Protestant諸封と同盟を組んだ絡みで何度か北独逸に介入し、その都度遠隔地に領土は持ちたくないので強制改宗&属国化していたら、まったく関わる気のなかったHREの皇帝に選ばれた。棚からぼた餅だが、これで一気にManpowerが増大し、兵士枯渇の心配なくRussia相手に戦えるようになる。

皇帝即位後、北方大戦争で散々苦しめられたRussiaが向こうから仕掛けてきたのを期に、一挙にRussia領に雪崩込む。Manpowerだけでなく、軍隊規模制限(Forcelimit)も倍増しているので規模をどんどん拡張し、三万近い兵を集中運用してくるため、これまでまともに勝つことなど出来なかったRussia軍の主力を撃破。それでも高速で再生してくる露軍と冬場のAttritionには参ったが、50%近い勝利Pointを稼いで沿岸部をごっそり奪い取る。これで一気にInfamyがlimitを超えたのでCultual Traditionを消費してDiplomatを雇い、Infamy消化を優先。

Swedenで何度もInfamyがlimit越えしてわかったが、Heir to the ThroneになってからAIのBadboy Rate(Infamy)に対する感受性はこれまでのEU系Gameすべてと比べても極端に鈍く、Infamyが高くなっても外交提携で不利になる様子はないし、限界値を超えてすらBadboy Warが起こらない。これまでが過敏過ぎる嫌いがあったものの、こうなると逆に拍子抜けで、攻略を進めてSystemに習熟したら、難度やAIの積極性を 変えないと物足りないだろう。

Lucky Nation全般に言えることだが、それにしてもRussiaは強い。HREという強力補正がなかったら到底勝つのは叶わない。

◇1399 – The Hansa

商業関連の外交Commandを試そうとHanseatic Leagueを主宰するHansaで始めたらこれがかなり面白い。Leagueへの加入要請、産物の独占取り扱い権などを外交で頼んで回る->成功で友好度が上がる->どんどん同盟など外交関係を強化、といった流れが出来上がる。

もちろん都市国家用のDomestic Sliderでたっぷり補正がついた上でCoT支配とLeague主宰を兼ねているので金は潤沢。目につく範囲のCoTに派遣していたら、GenoaやVenetoは受け入れ拒否されて入ることが出来なくなった。それぐらいHansaの商人は強い。

戦争は自分から起こすのではなく、そのような外交関係を生かした介入型に止め、適時領土奪取と強制属国化などを行っていけば次第に都市国家から地域の小規模勢力へと成長していく。序盤Manpowerの少ない段階では潤沢な資金を生かした傭兵が役に立つ。都市国家を傭兵主体で運用できないのはEUが初代から傭兵を臨時のおまけ扱いしているからだが、ここら辺りは史実通り強力な傭兵軍団が主役となるように変えて欲しい。

小規模勢力から、さらに戦争で中規模勢力へとなりかけた時、Programが強制終了。Save Dataが開けないという致命的Bugなのでそこで終了となった。

◇1579 Eighty Years War – Netherlands vs Spain

Netherlands(後のHolland)対Spainの八十年戦争でNetherlands側をPlay。

EU3は適当に国を選ぶと、雑な共通SystemのせいでPlay途中に不快度が頂点に達しやめてしまうことが多いが、さすがに個々に用意されたScenarioの主役、この八十年戦争のNetherlandsや七年戦争のPrussiaなどは主役に合わせてGameが調整されているので楽しく遊ぶことができる。

Netherlandsは領地数が少なく、Manpower差でまともにSpainにぶつかることのできる国ではないが、海軍が優勢なため敵の上陸を防ぎ続ければ本拠周辺の低地諸国で勝利を収めることができる。

さらに海軍優勢を生かしてIberia半島を封鎖してSpainを反乱地獄に落とすことすらできる。

どんどんSpainを追い込んでいたら、Franceとの友好関係を重視して婚姻をしていたのが裏目に出てPersonal Union(同君連合)になってしまった。Heir to the Throneからは王位継承がちゃんとSystem化されたので、こういった事が起きるようになっている。

同君連合になってもSpainとの戦争は続行できているので問題ないかと進めていたら、最早半島から出る術のないSpain軍がFrance領内を続々やってくるではないか。Franceは奴らに領内通行権を与えたのだ!この時点で本当の敵が誰か気付くべきだった。

この遠路歩いてくるSpain軍に最初から注意して各個撃破していればどうにかなったのだが、気付いた時には二万を超える軍隊に膨れあがってしまい、最早手が付けられない。仕方なく向こうが提案してきた隣接領地の多数割譲を条件に和平を結んだ。

隣接領土の全てに加え、南伊・新大陸は独立させて切り離し、欧州中部の領地も失わせることを狙っていただけにわざわざ長期間戦い続けたもくろみが完全に外れてしまった。

とにかくLucky Nationのやることは無茶苦茶だ。

問題はこの後で、同君連合を結んでいるFranceからTrade EmbargoやInsultの嵐が訪れ、終いには宣戦布告されるという考えられない展開となった。Infamy(悪名。これまでのBadboy RateやReputationを明示化したもの)も8以下と低い水準で、まだSpainの飛び地が残る状態で同君連合状態のNetherlandsを叩きに来るFranceのAIに呆れて止めた。


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