SAND STORM

朝ぼらけ

2010年4月30日

Daily Log (April 2010)

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 23:30

◇タダほど高いものはない

Chicappaは容量が3GBから15GBに増えて、Spaceを気にする必要がまったくなくなった。

WordPressはそこかしこに不満はあるが更新し続けている。

一方、一年更新しないと消されるので、更新の為に触ったココログはより一層酷くなっていた。

タダほど高いものはない。

◇download販売での地域制限品の購入

Steam – Rockstar Collection:  Hotspot Shield LaunchでPage Accessのみ可能。購入はUS Proxyでも無理。

GamersGate – Battlefield 2 Collection: Hotspot Shield LaunchでError DialogueのみBypass可能だが、決済してみると商品は存在しない。Proxyを使うとAccessできなかった。

どんな手を使ってでも欲しいかと謂われると、そんな気はまるでないのでどうでもいいのだが、この手の販売制限には宣伝を見てわざわざ買う気になった後に制限されていることを知るので苛々させられる。CoD4の様な代理店が独占販売権を行使するためというのはまだわかるが、BattlefieldなどEAの旧作品などを一部限定でしか売らないのがよくわからない。DVDが捌けていないということか。

◇荀子 正名篇第二十二 巻第十六 岩波下巻P177

君子の言は渉然として精(くわ)しく、悗然として類あり、差差然として斉う。彼れ其の名を正しく其の辞を当にして、其の志義を白(あき)らかにせんと務る者なり。彼の名辞なる者は志義の使いなり、以て相通ずるに足れば、即ちこれを舎く(お)く。いやしくもするは姦なり。故に名は以て実を指すに足り、辞は以て極(中正)を見(あらわ)すに足れば、即ちこれを舎く。是より外るものは、これを訒と謂い、是君子の棄つる所にして、愚者の拾いて以て己の宝と為すものなり。故に愚者の言は忽然として粗、嘖然として類あらず、誻誻然として沸く。彼れ其の名に誘われ、其の辞に眩いて、その志義に深きことなき者なり。故に窮して籍[しる]すも極なく、甚だ労するも功なく、貪れども名なし。故に知者の言は、これを慮(おもんばか)りて知り易く、これを行いて安んじ易く、これを持して立ち易く、成れば即ち必ず其の好む所を得て、其の悪む所に遇わざるも、愚者は之に反す。

君子のことばはよくゆきわたって精密であり、周囲に順応していて法則があり、秩序があって整然としている。彼はその名称を正しく使用しそのことばを最も適切にして意義を明らかにしようと努力している者である。あの名辞というものは意義を伝えるための手段であるから、それによって意義を通ずることができればそれで止まるべきである。それをことさらに言辞を並べ立てるのは姦悪である。だから名称はその対象事物を示すだけのことができ、ことばは中正な意味を現わせばそれで十分なのであって、そこから外れるものは君子の棄てて省みないが、愚かな姦物がそれを拾いあげて自分の宝物とするのだ。そのような愚者の言葉はその場凌ぎに思いつく粗いもので、他人を責め立てる一方碌な意味を為さず、さわがしく喋り散らして沸き立っている。彼はその名称に誘惑されそのことばにまどわされて内容意義におろそかな者である。だから一所懸命に書いても中正な意味がなく、非常に努力しても功績はなく、貪欲に求めても名誉が得られない。大して智者のことばはそれを思慮すると分かりやすく、それを実行すると落ちつきやすく、それを保持するとしっかりした立場が得やすいもので、それが十分に話されると必ずその望むとおりの結果が得られ、その憎む結果には遇わないものであるが、愚者の言葉では全くこの反対である。

◇天秤

勝ち負けの安居 愚劣を乗せる天秤

◇DVR-515H

PioneerのHDD Recorder DVR-515HのCD/DVD driveがLensが汚れたのか上手く読み取れない事が多く、その上DVDへのWritingができない。おかげでHDDに入っているdataを移すことができない。

一度HDDを取り外してPCに繋いでみたのだが、Pioneerのそれは特殊Formetが為されており、見ることができないし、仮にHDD丸ごと吸い出してもそこからdataを取り出すことは不可能らしい。

Blue Rayに焼けるRecorderだと10万程度もするので、読み取り機能だけで5万を切る価格のを当座買ってそれで済ますかという気分。PCにdataを移せるようならBlue Rayに焼けなくても構わない。

とはいえこれだと、地上波Digital録画のものはcopyできない。家庭用録画機はProtectのせいでB-CAS必須だとか本当馬鹿げたことになってる。

◇瞑想 J.Krishnamurti

たんなる精神集中は

思考をせばめ 制限し 不安定にさせるだけです

むしろ 思考のはたらきに気づいているとき

集中は 自然のものとしておこってきます

このような気づきは

思考する人からはうまれません

思考する人は

選んだり 捨てたり

固執したり 拒絶したりします

しかし 気づきには

選ぶということがありません

外側のことにも気づいているし

内側のことにも気づいています

そのような気づきは

両方のあいだを行き来しながら

流れていきます

そこでは 外と内の分裂はなくなります

瞑想 J.クリシュナムルティ P61

◇無為無能

無為自然に己あり

己ならざるに奪われ 幾数年

動かざるは必然

不具の罰は必定

ただ断絶を生む

新しき体の統御は

ことさらに思わず ことさらをせず

思わずして始まることあらんか 為さずして成るべけんや

されど 一心は ただ無為自然の中にあるのみ

◇TV録画用PC

ちょっと調べて見たが、Video Capture cardにまともな物がない。肝心の視聴などで不安定であったり、家庭用のHDD録画機に比べてsoftware周りが低能で使えないという評価が多い。どうもPCでのTV視聴は流行らない分野らしい。

software的にもまともという評判なのが、地上派Digitalをcopy Free化するアースソフトのPT2などだが、これは別途分配機やcableを買ったりせねばならずかなり面倒な代物だ。

アンテナ線 -> 分配機 -> cablex2 -> 分波機 -> cablex4 -> PT2 -> 生data -> B-CAS Readerなどで変換して視聴、となるようだ。録画dataが生なので編集にはAviUtilなどを用い、sizeを縮小して保存するには自分でEncodeしなければならない。

TVってBSドキュメンタリーとか特定の番組以外見ないので、ここまでする価値を感じない。やめるかなあ。

◇映画game

塩気のある料理を半分の調味料と半分の具材と半分の手間で半端につくる

甘味のある菓子を半分の調味料と半分の具材と半分の手間で半端につくる

双方、どちらも単体では食えたもんじゃないから、半分づつで丁度いいとばかり料理と菓子を一緒に混ぜ込んで糞味噌にする。

そうしてできるのが映画gameだ。

◇Ghost Busters: the Videogame

×××視界回転軸がズレている

やたら酔うgameだなと思ったら、視界表示の中心が画面中央でなく左にずれたcharacterにある。以前から、この左ズレCharacte配置gameはscreenshotを見ただけで嫌悪観をもよおしたのだが、実際にplayするとその理由がよくわかった。

また霊視を行う器具をつけるとNight Visionの様な狭い視界で緑にNoiseのかかった表現なるのだが、これも気分が悪くなる。追加して、画面全体が歪むSprintを行ったりすると救いようのないことになる。このSprintがそもそもcharacterが画面中央にいないため、camera固定のまま斜めに走ったりする何とも胸くそ悪い代物だ。

××視点操作に対する反応が狂っている

どうHorizontal SensitivityとVertical Sensitivityの両方を調整しても、Mouse操作に対する照準移動がおかしい。おかしいというかまともに狙える代物ではない。具体的には縦軸がやたらと遅く、垂直最高、水平最低に調整してもまだ遅い。一方横は最低でもかなり速い。さらに変にmouse Accelerationがかかっていて、これは恐らく、PAD(かそれについているlever)で一定時間その方向を押した時に速く視点移動を行うのがそのままmouse操作でも機能しているせいだと思うが、同じ感覚で動かしてもちょっとしか動かなかったり、やたらと動いたりする。

graphicは仲間のオッサンのdetailが顔のアバタが描き込まれていたり、禿げかかった髪の一本一本まで見えるなど不用にrealisticな割にtextureはよく見ると2000年頃のボヤけたものがあったりして、どちらに頭を合わせればいいのかよくわからない。

敵である幽霊とそれを攻撃するBeamの描写はよく、一番楽しめる部分だと思うが、操作系が狂っているので評価不可能。恐らく技倆を上げてどうこうといったplayを楽しむことを追求したものではない。

序盤のBuildingに入ってちょこまかやっている程度だが、良くも悪くもというか、悪くも悪くも頻繁にcut sceneが入ったり仲間が喋くってくる映画gameであり、それが面白くも何ともない。

基本的にはHigh Definition時代の見た目、物理engineの効いた環境で、たっぷり仕込まれた映画表現とともに行われる見た目の派手なチンケなgameといった所。

[総評]:play不能のゴミ

映画gameということで、ある程度予想したがここまでとは・・・

映画表現だけは進歩して、後は8bit時代の映画の名前を付けたおざなりなgameと大して変わらない。

◇映画感想:DOOM

Alien 2やStarship Trooperの様なSci-Fi世界での少数精鋭特殊部隊物の話と演出が映画全体を通して中途半端に行われる。これはこれで本気で描いたり、人物をclose upすればB級とはいえ面白い映画になったと思うが、とにかく描き込みが足らない。終盤でようやくgameのFPS同様の演出になるのだが、問題は一番最後で、せっかくの一人称が終わってまったく必要のない三人称での格闘Actionになって見ていて馬鹿馬鹿しい殴り合いを続けてくれる。中途半端なB級をつくるぐらいならほとんど一人称FPSでやって欲しかったし、せめて最後はFPSのままLas Bossを倒してFinishとし欲しかった。

表現としての一人称は無茶苦茶ながらよくできていただけに残念。

◇映画感想:HOSTEL

麻薬解禁、売春合法のHollandに遊びにきて仲良くなった三人組の若者、より危険で刺激的な遊びの噂を聞いて東欧の小国の秘密Spotに行く、そこはいきなり女が裸で一緒にSpaに入ったりとHaremみたいな場所だった。所がそれには裏があって金持ちが遊びで人間を拷問する対象をひっかける餌場だった、という都市伝説を元にしたStory。

つまらない。Erosは大したことはなく、それ以上に拷問する側に生態の自然さが見えず、グロを描くためにわざわざグロくしたといった展開ばかり。

◇映画感想:Apocalypto

Spainなど欧州諸国侵略前の米大陸、土人生活だが精神的には豊かな一面を持つ原住民のある部族は仲間内で騙しあったりしながら楽しく暮らしていた。

まず驚くのが、その原住民生活のreality。生肉を食い、土の上に立てた小屋の中でSEXをし、子どもは裸でそれを笑いと、本当にこうだったんじゃないか、という様で延々描かれる。所が、米大陸で文明を築いた(恐らくアステカ)の人狩り部隊が部族の集落を襲う。ピアスなんて生やさしいものじゃなく、鼻にぶっとい骨を通したりと全身の改造が凄まじい。人狩り部隊に捉えられた部族民は奴隷として文明国の中を引き回されるのだが、土人の生活にせよ、文明側の実態にせよ、この映画はとにかく生態がよく描けている。だから本当にこうだったんじゃないかというrealityがある。

その生態のRelityとは、それぞれの集団がそれぞれの立場で環境に適応して必死に生きているということで、意味もなく人を狩ったり、襲ったりだとかいったことはしない。ただ獣を狩って食べるのも、人狩りもそれぞれの理由に基づいて勝手に行われる。それぞれがそれぞれの理由で生きている。文明側が部族民を狩ったのは、不作に喘ぐ帝国の為に、生贄を求めたからであった。

ここから後は、攫われた部族民の一人が脱出しながら人狩り部隊を倒していくという(パクリと言われた)月並みな展開になっていくのだけど、この映画はそれまでの前半を見ておけばそれでいいと思う。Lastもちょっと強引な感じが強く、前半の生態の描き込みこそが主役だ。

◇映画感想: There will be blood

生きることをまともに描いた映画。20世紀前半の米国南西部で主人公の石油採掘屋は決して人を信用しない性質、金への執着、人を出し抜いて成功する嗅覚でまだ採掘されていない土地を買い占め石油成金となる。肉体的危険を負う現場であるため、労働者が死ぬ事故がぽこぽこと起こり、唯一の肉親である”息子”もgas噴射で吹き飛ばされて聴力を失う。

生き延び、成り上がるための手段を徹底するが故に成功後現れた”弟”を殺し、独立を決めた”息子”との関係も破綻し、あらゆる人間関係を食われ、資産を築く一方精神も破綻していく。

元石油採掘地の所有者の息子イーライは石油屋の主人公に騙され、土地を二束三文で巻き上げられた挙げ句、その約束の金も払われない中、Christ教系新興宗教を起ち上げて地道に地域を染め上げ成功を勝ち取っていく。しかし、生まれの貧しさから投機に手を出し失敗、信徒化した地元住民の土地を出汁に石油屋を脅すが、素人故の悲しさ、そんな土地はまったく無意味であることがわからなかった。最後は人生の破綻した石油屋に追い回され殴り殺される。

騙され、泥を食わされ、宗教で生き延びても、頭をかち割られるイーライ、崩壊しかけた人生の中でそれでも生きるよすがは石油屋としての手法だけ、生き延びのしあがるるために貧しい二人の生が絡み合い破滅したのであった。

◇TV録画用PC

4,5年前に買ったHDD録画機がもう色々と限界なので、新しいのを物色していたが、どうもコレというのがない。Blue Ray録画だと10万近いだとか、PCに簡単に取り込めそうにないだとか、HDDの容量が僅かに上がるだけで2,3万は軽く値段が上がるだとか馬鹿馬鹿しいので、どうせならSub PCを兼ねて録画専用PCでも組むかと思う。

しかし、これはこれで色々ややこしそうだ。

◇春日

昨日は、一面の桜踏みしめ道歩く 贅有り 贅有り 幾万金も及ばず

今日は ゴミに埋もれて掘り捌く 楽しきかな 楽しきかな 昔年の山塊消えて 身体は辛し 心は楽し

スクラップ 買取価格 非鉄金属 相場 随時更新! – 大畑商事

無用になったPCの無料引き取りを探していて見つけた大畑商事は、一般人でもわかるように各取引物の区別と相場を載せている。スクラップ業者は多いけど、その引き取り価格を一般人にわかるように表示している所は少ない。

CPU: 4500 円/kg
M/B: 450円/kg
GPU他 30 円/kg

個ではなく、kg。

PC partsはともかくエアコン鉛batteryーを買い取ってくれるとかいいね。その時々の海外需要次第でどうにもならないゴミの山と化していたのが、タダで処分できたり、金になったりする。

鉄屑だとか、放置車両とか金属類は持って行くところに持って行けば全部買い取ってくれるんだからどんどん処分して欲しいよ。行政のRecycleは融通が利かず、金属類でも空き缶だけとか変に種類を限るので上手く金属ゴミが回収されない。日本はちょっと山に入ると粗大ゴミだらけ。

◇reviewの方法

いいgame、つまり文を連ねて語るに値する作品で、かつ情報が少ないようならそのgameの要素を逐一書いていけばいいのだが、批判に焦点を置く場合は、論旨をハッキリさせて、そこを中心に肉付けするstyleにすべきだ。

辞典的な情報の内、発売日から製作者、Official/forum、そしてpatch手順や重大なTroubleなどはその様なgameでも入れておくべきだが、後は切るべきだろう。自分自身が参照する時ですら、こういう基礎情報が無いと著しく不便。必要Hardware構成はいるのだろうか?GeForceの何番台のdriverまででしか動かないといった組み合わせによるTroubleが起きる情報は必須と思うが、~のSpecが必要というのは、あまり意味を為さないことが多いように思う。

最低Spec情報が必要になるのは、最新gameを発売直後に自分のPCで動くかどうかの目安にするというのが主要な使用目的だろう。事後になって、性能の低いPCで動くかどうかとなると、それはもう実際に動かしてみて試すしかない。結局OnboardのGPUやNoteで大抵のPC gameは動かないし、後になって意味を持つことがない。

◇出来の悪いgameのreview

出来の悪い、面白さが表れず、やり込みも機能しないgameのreviewは駄目だな、まったく書く気がしない。関わる気すら起きない。

自分の環境ではCivilization IV: ColonizationをTemplateとscreenshotだけ並べたものを作ってPrivateにして見えるようにしてあるが、まとめて読めるものにする気など欠片も起きない。

ゴミみたいなgameは、それに相応しい扱いをしてやるのが筋なのだろう。つまり出来の悪い部分だけを書き捨てておけばいい。screenshotもgame全般が見えるようにbalanceよく数を整える必要などなく、Titleとその出来の悪い部分だけでいい。

Civ IV:Colについて言えば、書くべきことは

・Civ IVの流用であること
・何ら革新がないこと
・元のgameで中心だった、AI競合国があまりに弱体なためgameとして面白く遊べる部分がほとんどないこと、Indianも軟弱過ぎる、つまりAIが全般に弱体過ぎること

この程度だ。

記述だけでgame全体がわかるようにと、Template化を進めた結果、余計な部分まで書かなければいけないような気になっているようだ。ゴミはゴミとして扱い、三分で終わらせればいい。

◇HARD DRIVE: Bill Gates and the making of the Microsoft Empire (巨大ソフトウェア帝国を築いた男 ビル・ゲイツ) – 読書Note

Gatesはprogrammerとしての自分に絶対的な自信を持っており、それは意識的にか無意識的にか、自分が関わったProjectにおける他人の功績を己の一人が成し遂げたかのように称する事にまで及んだ。Microsoft成り上がりの切っ掛けとなったAltair用BASICで大きな役割を果たしたのはemulatorの開発からBASICそのものまでPaul Allenの方だがBillは自分が主役でAllenが脇役に過ぎないとしていた。また浮動小数点Routin部分を提供した(P99-)モンテ・ダビドフは存在しないものとして扱われた。

MS-DOSエンサイクロペディア初版ではBillが一切codeを書かなかったdiskBASIC(FATを初めて実装)を自力で開発したMark Mcdonaldの事は一切触れずBill Gatesが開発したことにした。これはMcdonaldの抗議によって改められたが。(P156-7)

「われわれが業界の標準を確立する」というのが、アルバカーキーのマイクロソフトのモットーとなった。それはゲイツの基本的なビジネス哲学であった。もちろん、業界の標準を確立するだけのために、新しいソフトウェア製品を真っ先に発表するというい手法は、問題を引き起こした。ゲイツは製品開発に、非現実的な目標を設定することがよくあったのである。完成予定期日にはとても間に合わず、その上、製品は必ずしもうまく設計されているとは限らず、契約は予測できない障害や遅れのために見直さなければならなかった。

ウッドは語る。「ビルのやり方、それがいまならWindowsのような製品の場合にも現れているが、つねに業界の標準を確立するため、すなわち市場を独占するための方法論だった。彼はビジネスチャンスを逃したり、ビジネスの規模を小さくするのがいやだったのだ。取引を成立させるためには価格を下げねばならないということになれば、われわれがそうしたいといっても、徹底的に議論してからでないとそれに応じなかった」

VistaがMSの「いつものやり方」に基づいて市場にだされた不出来なOSであることは確かだが、Bill GatesはVistaで何の市場を取ろうとしてあんなにVistaを急いで出したのだろう。少なくともVistaとまったく別に7を出したのは犯罪的だ。Vistaをupdateすれば7同様になるのが当然の筋。それすら不可能なほど出来が悪かったということか。

また7を新たに出すというならそれを64bitに限って乱立するWindowsを、それこそ一本に標準化してもらいたかったが、MeだのMedia Center Editionだの32bit/64bitとやたらと別versionを出すのに熱心なMSの商法がどれぐらいWindows向けsoftware開発業者に負荷をかけているのか。

それも業界で標準を確立した後ならやりたい放題という訳だ。

「ビルはいつでも前しか見ていなかった。」と一人のプログラマーは語る。「うまく何かやったとしても、ビルは、『どうしていままで君はこれをしなかったんだ』とか『なんで二日前にしなかったんだ』とか言うんだ。これじゃ、ときどき欲求不満になるのも当然だよ」

だが、マイクロキッズは、このようなゲイツの挑戦を待ち受けていた。また、ゲイツも彼らが挑戦に値する人材だと考えていた。事実、ゲイツは彼らに自分と議論してもらいたいと言っていた。その社員相互の対決スタイルによる経営は、マイクロソフトを業界の最先端に押し上げ、精神的にも強固にする原動力となった。また、これによって彼と一緒に仕事をする人々が物事を徹底的に考えるようになった。これこそが、現在のマイクロソフトを他のソフトウェア会社とは違う企業として成長させてきた特質である。それは、社員に自己満足をさせる機会を与えない文化である。誰かが自己満足に陥るやいなや他の誰かが挑戦状を叩きつけるのである。ゲイツは自分以外の人間が納得のいく議論を展開するのであれば、自分の考え方を変えるのをいとわない。これは、スティーブ・ウッドが感嘆してやまぬようになった彼の特質である。「ビルは教条主義者ではない。非常に実際的だ。ある問題の一面を論じて饒舌をきわめ、説得力があると思うと、一日、二日後には、自分は間違っていたよ、言う通りにしようと言う。成功するだけの行動力と猛烈さと企業家精神があって、しかも自分のエゴを忘れることができる者はそう多くはいない。これはめったにない特質だ。」

実際的であること、実社会で最大限に成功するための手法を求め、すでに求められたものは突き詰めること、これがBill GatesのEgo。

物事を徹底的に考えるようになった=予めそれぞれがそれぞれの立場でできる合理的な事を徹底的にやっておくようになった

優れた企業経営者そのもの。

アルバカーキーの学校のコンピュータは午後になると決まって混み始め、レスポンスタイムが恐ろしく長くなって、マイクロキッズの大半 は深夜まで働くことになった。マイクロソフトの社員のきびしい労働観は何もゲイツに由来するわけでなく、社員自ら課したものだった。キッズの間では仕事を 終わらせるまでは働くのだという、暗黙の了解があったのである。

日本の残業文化も真っ青の労働文化がその成り立ちから自然とMicrosoftにはあった。Bill Gatesの労働観は北米に移住してきた、労働への精励が宗教の勤行と一体となったProtestantのそれにとてもよく似ている、というかそのものなのだろう。

◇user Experienceとrating

最近AVGNの動画ばかり見ていたり、色々読んでいるとuser Experienceとratingが密接な関連を持っていると気付く。

gameを進める上で必要な、もしくはplayの負荷を減らしてくれるsystem(例えばQuick save/load)が取扱説明書を見れば書いてあるが、通常gameを触っただけでは見えない場合、それを見ずにgameのみをplayしたplayerのgame体験は最悪なものになるだろう。

制作側はそのgameのrule/system/level design/Secretすべてを理解した上でひとつのgameとして出してくるが、playする側からはそのすべてを自分の物としてplayできる訳ではない。

連射前提のShooterですべて手動連打するとか、save/loadできるのに死ぬ度に最初からやり直すだとか、明らかにおかしいものはわかりやすいが、Strategy gameで膨大なruleの内一部が理解できていないとか、simulationで何をどこまで操らないと十全な制御はできないといった水準になると、これは中々全員が到達できるものではない。

gameをplayする上で何かに情報不足があると、user Experienceは最悪の物になってしまいがちだ。結果はAmazonでの☆1連打など極端な低ratingになる。逆にgameとしてそんなによくつくられている訳でなくとも、COD4:MWの様なgameを使った映画体験を前面に押し出したrollercoaater ride gameは映画的によくできていればuser Experienceとして高評価を得やすい。

簡単に数字や☆で評価を決めるratingというsystemはその時自分が楽しければ最高、その時自分が(何かの障害によって)楽しめなければ最低という結果を生み出しやすいsystemだ。

◇Democracy 2

Democracy 2については継続的にplayしていて、攻略記事が書けるぐらいのやり込みも目指しているのだが、一筋縄ではいかないgameで、それぞれの要素と原理関係を示すことぐらいしかできない。

需要があったりすればやる気が出るので、play logやreplay記事を出していくのだけど、色んな事を刹那的にやっているのでどんどん後回しになっていく。

一つだけいえるのは、これは心底よくできたsimulatorということだ。PC game史上に残る、ただのgameを超えた作品であることは間違いない。

簡単に言えばEuropa UniversalisやSid Meier’s Civilizationより上である。

◇日本語と漢字

英語で記事・文献を読んでいるとこんな重要で素晴しいことがこんなに簡潔でわかりやすく書いてあるのかと驚くことが多い。しかし、すぐに馴れてそれこそが当たり前だと感ずるようになる。日本語だと和訓の簡単な漢字とひらがなで重要なことが書いてあるようなものだ。恐らくその様な表記を日本語でやると馬鹿にされて、”重要なことは書いてない”と外面で判断される可能性が高いだろう。

日本語における漢字というのは悪質な人間が読者によくわからないように、そしてそれがさも大層な意味を持っているように表現しようと思えば幾らでもそれができてしまう性質の悪い言語だ。特に哲学とか学問関係で多用される造成漢字語は性質の悪いものが多い。書き手がそもそもその内容をロクに理解していなかったり、大した中身など持っていないので、権威付けと部外者や素人への脅しとしてそれらは使われる。”俺が、俺たちだけがこの知識を専有し使いこなすことができるのだ、お前ら素人は黙って従え”というのが裏に透けて見えるような文体だが、中身を暴いてみるとほとんど意味を為さない、もしくはもっと簡単にわかりやすく直截に表現できるものだったりする。

これは日本人が外国で発明された事物・観念を身体levelでわかるまで消化し、和語化してこなかったため、語そのものを輸入して使ってきたことが背景にある。そのような新事物を現実のすべて込みの事象として体感できないために、外来語を操る”権威付け屋”の跳梁跋扈を許してしまっているのだ。

英語に関する覚え書 き @ 109274

keyring PDF

読んでるだけで使いたくなくなってくるような式だな。DRMの癖に買ってから一週間しかDownlaodできない上に、”バックアップファイルの復元は1度のみ”とか頭がおかしいんじゃないのか。Steamみたいな一つのclientで集中管理できる使い易いものにできないもんかね。

後、XMDFだの.bookだの自前のViewerでないと見れないような独自形式ばかり持ち出すな。こんな不便なド田舎島国ガラパゴス型式ばかり押し付けて、挙げ句紙の本と同じ価格で売るんだから救いがない。

時代遅れの不便で使い物にならないものばかり押し付けて、結局Businessとしてまともに成立せずに経営行き詰まってどこかの大手か外資に買い取られて、その頃市場の整った世界標準のdigital販売に安値ででてくるようになるんじゃないか?何のしがらみがあるんだか知らないが、この手の護送船団みたいな横並び商売やってる出版社群がそのまま生き残るとは到底思えない。

◇本のDigital販売

多分、日本も今年ぐらいが転換点なんだろうけど、本や特に雑誌がDigitalで売ってないのは本当に馬鹿馬鹿しい。今は性的表現物が先行している状態だが、多分、一度Digitalで売り出したら一気に過去の分まで売り出すだろう。どこも先行き危ぶまれるぐらい不況なんだろう?

1990年代辺りから印刷物は全部DTPでやってるのだから、それを持ってきてそのまま売らない方がおかしい。

◇download販売時代のgameの価格

数年前まで千円を切るような価格だと、Wagon Saleの異様に安いお買い得品という感じがしたもんだけど、最近はdownload販売に馴れたせいか$9.99でも高く感じる。Casualなら$9.99以下でないと到底買う気にならないし、それが50% offの$5になってようやく適正価格という感じだ。新作が$60などで売っていると法外な値にすら見える。だから結構gameを買っていて、使い過ぎちゃったかなと思っても大して使ってない。

gameの様な大容量mediaが先行して、本の様な大して容量を食うはずもない旧式mediaが未だに高いのは世の不条理を感じるね。それだけPC gameの世界が革新的ってことなんだろうけど。日本じゃAmazonがmp3すら扱わないんだから遅れてるのかボラれてるのか、両方なんだろうな。日本は娯楽も含めた生活costが徹底的に安くならないと、大半の人間はやってけないと思うけどね。

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◇HARD DRIVE: Bill Gates and the making of the Microsoft Empire (巨大ソフトウェア帝国を築いた男 ビル・ゲイツ) – 読書Note

二章”パソコン革命前夜”からいよいよ話はPersonal computer創生時代に入る。最初のPC Altair 8080の開発者Ed RobertとBill GatesらMicrosoftの面々の絡みの話は最高に面白く興奮する部分だ。

そもそもEd Robertは率いるMITSは電卓の組み立てKitでBusinessを成功させたが、事業を拡大した所で大手が乗り込んできて破産寸前にまで陥った。そこで目を付けたのが、Personal computerの組み立てKitを売り出すというIdea。これが雑誌で紹介されると、全国で自分が好きに扱えるcomputerを欲しいと思う者達を熱狂させ注文の嵐となる。しかしそもそもが体力のない企業で、RobertもVenture気質のOne Man体制であったため製造は遅れ、雑誌に紹介されたものも完動品ではなくタダのそれらしく見える外側という代物だった。

また素のAltair 8080はあくまで組み立てKitで、仮に完成させたとしても延々Frontについたswitch上下を繰り返して、LEDに結果を表示できるだけの機能しかない。

しかしPaul AllenとBill GatesはPCの登場に時代が来たことを直感し、自前でAltair用BASICを開発、それを大量頒布してのBusinessに向かって突進する。Ed RobertはGatesにも劣らぬ曲者で二人は四六時中衝突するまったく馬の合わない相手だった。

このMicrosoft BASICをAltairで動かすには拡張memory Boardが必要だが、その品質は酷いものでまともに動くものなどほとんどない。そこでBASIC単品販売は$500というAltair本体よりも高い価格に、粗悪品のmemory BoardとBASICの抱き合わせなら$150というアコギな商法を進める。

これへの反発もあったし、そもそも金なんか払いたくないというcomputer Kidsは当時は紙TAPEに過ぎなかったMicrosoft BASICをどいつもこいつも違法copyして使いまくった。この最初の大規模海賊版事件にBill Gatesはキレるは脅すわ落胆するわで、一時はその権利一切をRobertに売り払うとさえ提案する。

しかし、この海賊版を手に入れてまでPCを使おうとした先進的な人たち(Early Adaptor)が、MS BASICを広め、それによりMicrosoft BASICは業界標準になって、企業から大口の契約が舞い込み十分潤うことになる。

Robertの方は、自身が粗悪なpartsを売りつける一方、Third partyがもっとまともな周辺機器をつくるとそれを拒絶したりして、公共PlatformとしてAltairを機能させることを拒否したため、次第に衰微して後発のPCにその座を奪われることになる。

とにかく熱くて、呆れるほど人間味のある行動で事が決まっていく世界だ。

IT業界の開拓者たち by 脇英世 @ 自分戦略研究室 | INDEX

パソコン創世記 インデックス by 富田倫生 @ 自分戦略研究室 | INDEX


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