SAND STORM

朝ぼらけ

2010年9月12日

Colossal Cave Adventure – play log vol.1

Filed under: 未分類 — Tags: , , — sajin @ 18:45

Paint.NET

下のmapping条件を満たすものとして幾つか試して、使いやすさと機能からPaint.NETがよかったので、今使い始めている。

線だけなら魅力的といったものや、paint tool、flowchart作成などあるが、楕円・丸角長方形・破線・曲線・layerなど基本機能が揃っていてかつ多すぎず、特に無限undoとlayerが扱い易いので、初心者が線を用いたmappingなどを行うにはぴったりだ。

Paint.NETは整理しながら図版を書くにはいいが、そもそもが写真加工を目的としたものなので、絵を手描きで入れようとしてもあまり向かない。その点以外は満点のできだ。

◇mapping

Colossal Cave Adventureをやっていると、どうしても手書きでmappingしたくなる衝動に駆られるのだが、やろうとする度に、IF特有の複雑怪奇に絡まり合うlevel構造から躊躇している。

Interactive Fictionのmappingを考えた場合、

・曲線・破線、線が交錯した時のまたぎを柔軟に行えること

・文字を大きさ角度ともに自在に挿入できること

・後から幾らでも修正できること

・後から幾らでもsizeを大きくできること

といったことがどうしても必要になる。鉛筆による手書きだと、上二つは容易にこなせるが、後からの修正と拡大がかなり難しい。逆に、Paint toolなどだと、上二つはとくにまたぎで問題を起こしたり、文字の挿入も面倒そうだ。

◇Adv430 – 謎のgoods

You are wondering aimlessly through the forest.

You keen eye spots a severed leporine appendage lying on the ground.

もう最初の方の行動はやることが決まっているので、表示される文章も見ずに入力していたら、地下洞窟に入ったはずが森を彷徨っていた。脱出しようと適当な方角を入力していると、切断されたウサギの足(severed leporine appendage)を見つけたのだが、こんなものは770版も含め今まで見たこともない。それにこのaimless状態の森は構造がrandomで地図など作れないので意図的に見つけることもできない。

恐らく高point獲得の為のSecretだとは思うが、こんなのがclear要件だったら嫌だ。

◇Adv430

770よりこちらを中心にやってるんだけど、やはりColossal Cave Adventureは攻略を中心に据えた、攻略を楽しむ為のgameと思った方がよさそうだ。攻略だけを考えた場合、430は省略が方角(north=n,east=eなど)しか通用しないのが辛い。特にtake allができないので一つ一つ道具類の名前を入力しないといけない。

save/loadする度にpointにpenaltyが付くのも攻略中心という表れなのだろう。

◇Adv770 – Dwarf語

・dwarvish、もしくはdwarvと入力すると、表示言語がDwarf語になり以後一切英語のcommandを受け付けない。もちろんdwarf語のcommand説明などどこにもないので一旦こうなると完全に嵌る。

・地上ではgateやravineなど明確に場所のわかる所であればgo buildingだけでwell houseに帰ることができる

350/430版と770との違いは多いが、最初に一階層降りてすぐのMistの谷で裂け目まで行くとdwarfがでてきて襲ってくるのがいなくなっているのは、あまりにgameを変えすぎではないか?350/430ではその後もことごとにdwarfが襲ってきたり、すぐAxeが拾えたりするのだがまるで変わってしまっている。やっぱり350/430を最初にやり込んだほうがいいのかもしれない。770は本筋をやった人間が楽しむspin outということだろう。

◇alike maze

770がつまるので430をやってみているのだが、770版は単に増加したのではなく本来の基本部分を改変した所が多い。Mountain Kingの部屋は430では倒すか躱す手法を見つけない限りどこにも抜けることができないが、770版は起こさない限りどこへでも行けてしまう。だから早期からmazeに迷い込んで渇き死にしてた訳だ。しかもそのmazeの奥にある宝が同じrouteではいけなくなっており訳がわからない。

Maze of twisty little passages
Twisty maze of little passages
Little twisty maze of passages
Maze of little twisty passages
Little maze of twisting passages
Little maze of twisty passages
Twisting maze of little passages
Twisty little maze of passages
Twisting little maze of passages
Maze of little twisting passages
Maze of twisting little passages
Little twisting maze of passages

ある版では上の様にすべての部屋がそれぞれ微妙に異なるmessageで表示されるようになっているとのことだ。せめてそれぐらいして欲しかった。

全体に770版は後からゴテゴテ追加していったMODにありがちな余残、蛇足、贅肉が多く、逆に430(350)版はほとんどgameが無い頃に作られたもののためplayerに負荷を強いる面が大きい。

◇770の野外

770版はbrick buildingにbottleが落ちておらず、下手するとうろついている内に喉が渇いて死んでしまう。bottleは最初hillに行き、そこから森に迷い込まないようにravine(水で浸食された狭い峡谷)を辿っていけば辿り着くことができる。

地上にtowerが追加されており、そこは最初の段階では入ることはできないようだ。caveでなにがしか手に入れて後からxyzzyで戻ることになるのだろう。

しかしmazeで迷った。もうすでに二度このmazeで渇いて死んだのだが、一旦入ると出口もなく、場所はすべて同じ文章で表現され区別がつかず手がかりもないので今どこにいるのかさっぱりわからない。

hintを見ると、一々物を置いてmappingするしかないということらしい。さもなければ他人のmapを見ろと。

実はZorkでも楽しくplayしていたのに、mazeで迷ってSEGA SATURN版、英語版ともに投げてしまっている。下の手書きmap左上を見るとわかるがInteractive Fictionのlevel designは東西南北が必ずしも位置情報と連動せず、右端から左端に飛んだり、訳の分からない所に繋がったりということがあまりに多い。これは初代Adventureがそういう作りにしてしまったのが原因だと思うが、実際playすると参る。何せ物を置けと言っても、多くて5-6個、少なければ2-3個である。これではとてもじゃないが足りない。

もしAdventureを進化させるなら、それぞれの部屋に自由にsignを書いて残せるようにして欲しいものだ。

Colossal Cave Adventure map

350 point版の手書きmap。

◇初代Adventureの英語難度

どうも初代Adventureが難しいのは、自然表現の多様さにあるようだ。

pineが松で、birchが樺で、groveが林で、oakはオークで、mapleは楓、spruceは唐檜(トウヒ、檜と当てられているが松によく似ている)、saplingが苗木、berryが丸い果物の粒でberry bushならヘビイチゴや名もない実のなった下草の類、まるで植物図鑑でも見ているような気になる。これが実物を見て音でspruceと覚えるならいいが、文字だけで見ると一度調べてその時だけわかっても記憶に残らない。

ここら辺りは画像と連動しないInteractive Fictionの弱い所。

IF/TTS

Interactive Fictionの文章をそのまま音声出力するInterpreterを開発している。

WinFrotzTTS 2002Interactive Fiction Archiveを同じfolderにinstallすると、そのまま読んでくれる。拡張子.z数値のものなら読み込めるが、変換しないといけないようだ。

発音は機械的でなんとか理解できる水準。

最近、言語学習にText-to-speechを使った方がいいと思い始めているのだが、どれがいいのかよくわからない。調べている。

◇adv770の最初

adv770は最初建物の前から始まらず、妙な古語まみれの言葉でまだ完全に世界が形づくられていないのでよく考えろと言われた後、何も見えず、何も聞こえず、何も感じられない世界に放り出されて、どこに進んでもgameは始まらない。

ここを抜け出すhintは”よく考える”ことだ。

◇Adventureの様々なversion

Adventure in Colossas Cave [point:?] 1976 by William Crowther

原版。離婚した妻に引き取られた娘と会う際、共に過ごす時間を少しでも楽しめるようにしようとしてつくられた。実在するColossal Caveを再現しようとしたもので、そこに幾つかのFantasyの要素を加えたに過ぎない。

Adventure (adv350) [point:350] 1977 by Donald Woods

William Crowtherによるoriginalに、Donald Woodsが手を入れたもの。Fantasy要素をJ.R.R Tolkienの指輪物語に着想を得て拡張改変。

Adventure 2 (adv440) [point:440] by Peter Luckett and Jack Pike

Adventure 2.5 (adv2.5) [point:430] by Donald Woods

1995年にDon Woodsにより改訂された原型に近いversionで正当な後継作と見なされる。

正解に繋がる入力以外ほとんど反応がなく、大昔のAdventure gameの様な質素なつくり。それは、これ自体がAdventureというgenreの生みの親なので当然だが、Zork以降のInteractive Fictionで確立された、色んなことを入力してその反応を楽しむといった遊び方はできない。その分、攻略はし易いが、略語を受け付けないなどplayし辛い面もある。

Adventure 3 [point:550] 1979 by David Platt

A-code(a language for adventure programming)というInteractive Fiction開発専門言語を開発し、それによって書かれた。これから660や1000が派生。

Adventure 4 (adv660) [point:660] by Mike Arnautov

440と550を統合拡張したもの。

Adventure 4+ (adv770) [point:770] 2008 by Mike Arnauto

4の拡張版で二十一世紀に入っても追加改訂が続いている唯一のversionだと思われる。略語入力への対応は元より、様々な入力に対する反応が爆発的に増加しており、Zork以後の標準的なInteractive Fictionとなっている。元の350/430版に追加してあるだけでなく至る所で構成要素が変えられており、舞台は同じだが別の攻略を要求されるgameとなっている。

Adventure 5 [point:501] 1978 by David Long

350から拡張したもの。Adventure Family Treeによると、LongによるものはPlattの550派生とは別系統の発展を遂げている。

Adventure 6 [point:660] 1984-1990 by David Long

Adventure 5から拡張したもの

Adventure in Humongous Cave (HugeCave) [point:1000]

pointが1000まで増加しており、道具や装備品がやたらと増加している。

versions and Ports of Adventure known to exist – 各versionへのLink

◇Glkのcolor hack

Adventure 770が実行に使っているprogram Glkは一応背景/文字色設定項目はあるが、肝心の表示部分が設定できないようになっており、勝手にWindowsの設定色が適用されてしまうので環境によっては読み辛くてしかたない。

これを変えるために、Glkは設定をregistryに記録しているので以下のkeyを開く

HKEY_CURRENT_USER\software\Glk Applications\Adv770

これをExportして

[HKEY_CURRENT_USER\software\Glk Applications\Adv770\Glk Buffer style 0]

この項目の直下に
“Text colour”=dword:00ffffff
“Back colour”=dword:00000000

といった記述を追加する。dword:ffxxxxxx

dword:直後の二文字が以降の色設定を適用するか否か、00なら以下六文字の色設定を適用、ffならWindowsの色を使用。末尾からの六文字がRGBの色彩設定。

0:Normal 通常のTextと背景
1:Emphasized 強調表示
2:Preformatted Adventureで”XYZZY”など看板などを見た時に為される表示
3:Header 不明。Title表記などか?
4:Sub Header 不明
5:Alert 警告文
6:Note 不明
7:block quote 引用
8:Input 入力した文字列
9:user1 user定義。まず使われないだろう。
10:user2 同上。

0,2,8を設定しておけば十分と思われる。Gridの方は通常使われないだろう。

[HKEY_CURRENT_USER\software\Glk Applications\Adv770\Glk Buffer style 2]
“Proportional”=dword:00000000

の末尾を1にしておけば、xyzzyなどを基本文と同じfontで表示することができる。

変更したら結合する。Glk側で変更してOKすると上書きされて消えてしまうので取っておくのがいい。

Colossal Cave Adventure再挑戦

久しぶりにInteractive Fictionをやろうかと思い、Colossal Cave Adventureに再挑戦することにした。最新版はrelease: 27 May 2008のAdventure 770 v1.88の様だ。

どうせなら昔のcomputer風に凝ってやるかということで、fontを探してinstallしてみたりしたものの、使用programがGlkに固定されていて、fontの変更がしづらく、背景/文字色を自由に設定できないのでかなり不便だ。DOSでplayした方がいいかもしれない。

英語力はかなり上がっており、少量を調べるだけで進むようになったので楽。問題はgame内容で、原初のAdventureの辛い所は、攻略色が強く、入力したWordに対して反応がない場合が多い。色々やってみて、それに色々反応があるのが楽しいのに、これでは辛い。

Adventure 日本語版 @ version 0

Interactive Fiction草創期のAdventure、またZorkの原型となったDuingeonが日本語化されている。


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