maker: corega
Officiall: CG-HDC2EU3100
manual: download
この商品はHDDは二台繋げるが、eSATA portは一つしかない。よってUSB接続を用いないなら、M/BのSATAを管轄するchip/OS/driverがAHCIの機能であるPort multiplier(ポートマルチプライヤ)に対応していないと一台しか繋げない。
HDDの間隔はとても狭い。後部にFanがついているが温度上昇が心配になる。
×空気の流れ
空気は本体下面と後部の格子から吸入され、後面上部のfanにより排出される。この内、下面は穴が小さく空気の流れにあまり寄与しない。下の写真にあるように後ろの吸入口が排気Fanの直下にあるという矛盾した構造で、廃棄した熱をそのまま吸い取る馬鹿げた構造なっている。前方から空気を入れてHDD間を通し、後ろのfanから排出しなければ意味がないが、明らかにair flow設計を間違っている。
夏場に外から触った感じでは明らかに50度を越えていた。
HDD Bayを基盤端子に挿し込んで接続。
[Trouble]
・電源buttonを押してもOFFにならない
三秒間押し続ける必要有り
・二台繋いでいるのに一台しか認識しない
MotherBoard(のSATA管轄chip),OS,driverなどがAHCIに対応して、すべてが正確に設定されていないと認識できない。
しかし、今自分のM/BはSB750で対応しているGIGABYTE GA-MA790FXT-UD5Pなのに認識できていない。これはAHCI modeでないと機能しないためだ。しかし、Windows XP/Vistaは標準でAHCIに対応しておらず、OSごとに異なるかなり複雑な手順を踏む必要がある。
・正面LEDが一部しか点灯しない
初期revisionは高確率で一部のLEDしか点灯しない。supportに交渉して交換。
・Hotplugが効かない
OS,driver,機器すべてがAHCIに対応している必要がある。
◇AHCI導入
まずMotherBoardの説明書を見て、HDDをつないでいるSATAをどのchipがcotrollしているかを調べること。OSとchipの組み合わせでdriverを導入することになるが、このportを管轄するchipが異なる場合、driverを入れてもAHCIで認識しないということになりやすい。
以下check項目
AHCI対応外部機器: HDD,CG-HDC2EU3100のようなcase,cableすべてAHCIに対応しているか。
MotherBoard: SouthBridge(というよりSATAを管轄するchipがAHCIに対応しているか)。
BIOS: AHCIに設定しているか。対応機器を接続し、適切に設定していれば起動時に表示される。
OS&driver: 各OSにあった各chip用のAHCI driverを適切にinstallしているか。適切にinstallされていればデバイスマネージャでAHCIが見える。
driverはOSとchipの組み合わせによりすべて異なる。大別してIntel系とAMD系に分かれており、AMD SB6xx,7xx,8xxとXPの組み合わせの場合、driverの内、ahcix86.inf.ahcix86.catを消し、system32/driverにahcix86.sysのみを残して、registryを結合、再起動する必要がある。
drivers & Support | GAME.AMD.COM
AMD SB700/SB750 AHCI RAID driver 3.1.1540.127 Windows XP(x32/x64) @ Open drivers
AHCIモードをWindowsXPで使用する @ 懲りないねっと[はかせのBlog.jp]
install SB750 AHCI On Existing OS WinXP 32 @ AMD GAME forums
XPへのAHCI導入が上手く行かない。とりあえずDriverを入れて、BIOSでControllerをIDEからAHCIにしてみたが、いずれもHDD読み取りの前に停止するか、Windows logoからblue screenに入って強制Resetという結果だった。
AHCIにできないと、Port multiplierができず、Port multiplierができないとこの製品の価値が著しく落ちるのでどうにかしなければ。
Comment by sajin — 2010年5月23日 @ 02:49
AMD GAMEのDriver
GART driver : AGP Controller。関係無し。
South Bridge Driver : SB750用のdriver。当然更新しておくべきだが、これだけでは動かない。
RAID driver : RAID用。あくまでAMD製品向けで他のchipを使っているものに入れると破壊する恐れがある。
AMD RAIDXpert : なぜかWebでloginして管理するUtility。詳細不明。
RAID driverを解凍するとx86/x64にahcix86.infがあるのでInstall。おそらくこれでdriverは整う。
Comment by sajin — 2010年5月23日 @ 03:12
AMD GAMESからSouthBridge,RAID driverをInstall。
BIOSには
OnChip SATA Mode
OnBoard SATA/IDE Ctrl Mode
の二つのIDE/AHCI切り替え項目がある。
この内OnChipの方をAHCIにしている限り、Windows logoの読み取り開始直後、Blue screenでreset。
下の方だけをAHCIにするとhal.dllが見つかりません。これはPatrition構造が変わって、間違った場所を読み込みにいっていることが原因らしい。
Forumにあったreg導入しても一緒。
Comment by sajin — 2010年5月23日 @ 04:40
IntelのChipを使ったM/Bでの導入を見ると、そもそもdriverをInstallした段階でdevice managerに項目が増えている。一方、AMDのそれをInstallしたはずなのに標準デュアルチャネルPCI IDEコントローラ、プライマリIDEチャネル、セカンダリIDEチャネルの三つしか見えない。
BIOSを切り替えた時点ではAHCI controllerからHDDが見えている上に、Windowsも最初の読み込みだけは行っているので、やはり.infからのInstallがちゃんと行われていないということか。それともdriverが別に必要なのか。
Comment by sajin — 2010年5月25日 @ 06:38
GIGABYTE GA-MA790FXT-UD5PのBIOSをF7に更新したが、症状は変わらない。
やはりDriverが機能していない。手動でinfとsysを移しても駄目。
hal.dll errorはAHCI/IDEを切り替えるとHDDの優先順位が切り替わることが原因。毎回切り替わるので面倒だ。
そもそも安定動作させるのは別途driver diskを作っておいてInstall持に読み込ませろとのことで、修復Installでも可能らしいが、今の様に設定を加えていったOSをまた塗り替えるのは御免だ。大体、動作報告自体はあるのにおかしい。やはりdriver周りを詰めて探るしかない。
Comment by sajin — 2010年5月25日 @ 17:11
Test環境自体は、内部SATA port群とeSATA portの設定がBIOSでわかれているので後者のみをAHCIにしておけばいい。
OSはIDEで読み込まれ、AHCIが働く様なら外部HDDが見えるようになる。
Comment by sajin — 2010年5月25日 @ 17:13
どうやってもdriverを認識しない。
AMD GAMEから落とすRAID driverであれ、GIGABYTEのInstall CDであれ、ASUSのATI SB750 RAID/AHCI Controller Driver for Windows 2000/XP & 64bit XP & 32/64bit Vista.(WHQL)であれ、Versionの新旧があるだけで中身は一緒だが、どれもinfでinstallしても何も起きていないし、setupではerrorを吐いてInstallしない。
device managerからIDE Controllerをドライバの更新>いいえ>一覧>ディスク使用でinfを指定しても「指定された場所にはハードウェア情報がありません」でまったく認識しない。このようなものが、XPのInstall中であれば認識するとは思えないのだが。
Comment by sajin — 2010年5月25日 @ 19:10
Device Managerからの更新Installの場合、IDE ATA/ATAPI ControllerではInstallできないし、現れもしない。可能なのはSCSIとRAID Controllerの方で、こちらからは更新を使ってInstallできる。しかし、Install後、再起動してもAHCIに設定したDrive群は認識されない。結局使えないということか。Netに転がる諸情報と一見似ているようで食い違うことが多すぎる。
Comment by sajin — 2010年5月25日 @ 19:40
SCSI/RAID ControllerのSCCI/RAID Host Controllerへの更新を用いたAHCI driver Installは名称こそ変わってないものの、Versionはちゃんと上がっており、Driver自体はInstallされている。
http://www.wikihouse.com/TA690G/index.php?FAQ
(1)ahcix86.infの以下の箇所をコメントアウト
[ControlFlags]
ExcludeFromSelect=*
「%NapaDesc%=Napa_Inst,PCI\VEN_1002&DEV_4380&SUBSYS_43821002」以外の%NapaDesc%エントリ
これをやったDriverで試しても駄目。
Comment by sajin — 2010年6月3日 @ 12:08
このCG-HDC2EU3100で繋いでいるHDDがPIO病というのにかかるようになり、AccessするとPC全体が異様に重くなる。
http://inspiron1720.seesaa.net/article/56001181.html
一度registryで対策して直ったように見えたが、そこから再起動するとまたPIOになっている。
Comment by sajin — 2010年6月29日 @ 13:05
Device Manager > IDE ATA/ATAPI > PIOになっているHDDを含むIDEチャネル削除 > 再起動 > 認識 > 再起動
でDMAに復帰した。
Comment by sajin — 2010年7月4日 @ 04:16
再び試した。起動時のChipによる認識ではAHCIでHDDは見えている。
BIOSでAHCIに設定すると当然のようにbluescreen。同じ項目をRAIDに切り替えたところ、これもまったく同様のbluescreenで即時reset。
RAID/AHCI共用driverなので、やはりdriver導入がうまくいっていない可能性が高い。
Comment by sajin — 2010年7月6日 @ 17:15
IDE ATA/ATAPI ControllerにInstallしなければならないものができず、SCSI/RAID ControllerにしかInstallできない時点で違うんじゃないか、と思うが、他にAHCIのdriverが存在しない。
Comment by sajin — 2010年7月6日 @ 17:23
http://ameblo.jp/kenken100/entry-10256299928.html
中々自分の環境にぴったり該当する記事が見つからなかったのだが、上を参考にdriverの内、一度Windows/inf内のahcix86.inf.ahcix86.catを消し、system32/driverにahcix86.sysのみを残して、Registryを結合、再起動でAHCIを認識した。
http://sand-storm.net/img/tool/Windows/AHCI%20AMD%20SB750%20000.jpg
SCSI RAID controllerに以前はなかったAMD AHCI Compatible RAID ControllerとAMD RAID Controllerが増えている。
しかし、eSATAで繋いでいるHDDがWindowsから認識されない。これでは意味がない。
Comment by sajin — 2010年7月7日 @ 21:41
仕方ないのでeSATAのHDDをIDEで繋いだらまたPIO病にかかっている。どうもAHCI/IDEの切り替えをやるとPIOになってしまう様だ。
Comment by sajin — 2010年7月8日 @ 00:14
他のM/Bを見ると、eSATAを司るChipがSATAを管轄するChipと別個に存在するものが多い。Intel系ならJMicron,ASUSのM/Bならmarvell eSATA 88SE6121など。そして、その場合そのChip用のdriverを入れないとAHCIは有効にならない。
GA-MA790FXT-UD5PもeSATA系とSATA系の設定は別々で、起動時の認識も別々に行われる。だから、eSATA管制chipがあるのではないかと思ったが、manualにも公式にもある気配がない。
Comment by sajin — 2010年7月11日 @ 01:49
起動時の表示を見るとSATAはAMD名義だが、eSATAはGIGABYTEのBIOS名義になっている。
Comment by sajin — 2010年7月11日 @ 10:36
解決した。今まで探ってきたことは的を得ていた。Manualのpage3を見ると、SATA10portの内、6portのみがSB750の管轄下にあり、残り4portはJMB322の支配下にあると図示されている。
AHCI driverとして入れたのはSB750用であり、通常のHDDはこちらに繋いでいたからAHCIで認識された、しかしeSATAはJMB322の方に繋いでいたのでBIOSでその設定をAHCIに変えると見えなくなっていた。
とりあえずeSATAのcableをSB750の方につなぎ替えて、corega CG-HDC2EU3100も2HDDとも使用できているが、残り4portのAHCI化も探っていく。
Comment by sajin — 2010年8月14日 @ 16:43
残り4port+ATAのAHCI化に成功したのでとりあえず書いておく。
Asus P7P55D EVO JMicron JMB363/JMB322 Controller Driver 1.17.50.2(XP/Vista/7全対応)をinstallして、BIOSでAHCIに切り替えたら、以前は見えなくなっていたのが当たり前の様に使えている。BIOSの該当項目(=JMicrionのJMB322管轄)はSATA4portとATA slotの両方を制御しているようだ。
M/BはGIGABYTE GA-MA790FXT-UD5Pだが、ASUSも何も関係なくJmicronのdriverにASUSがAHCI install用のFDD作成programをつけただけのもの。よって該当chipを使っているM/Bであればすべて有効に機能する。
Comment by sajin — 2010年12月24日 @ 21:00
以前から圧縮fileを解凍して新しくdirectoryが作られたときその中を見ようとすると5-10秒近い遅延が起きたりしていておかしいと思っていたのだが、最近それがあらゆる読み出しに及ぶ様になったので本格的に調べて解決した。
症状は何かのprogramがHDD上のfile/directory構造を見に行くと5-10秒程度の遅延が起こり、一旦それが終わってmemoryに格納されるとその後の読み出しはsmoothというもの。
色々やってみた結果、BIOSでAHCIからIDEに切り替えて再起動すると”新しいハードウェアの追加(正確に覚えていないが自動的に行われpopupで出る方)”で各HDDが再認識され、その状態で遅延なし。その後AHCIに戻して再起動した所、何ら遅延が発生することなく使えるようになっている。
推測だが、AHCI状態でHDDを追加したりpartitionを操作していると、OSの物理的なhardware/PATH構造のindexにそれが反映されず、一々頭から全てscanしていたために遅延が起こっていたのではないかと思われる。
解決方法は一度IDEに切り替えてOSを立ち上げ認識させなおす、しか今はわからない。
Comment by sajin — 2011年3月12日 @ 18:39
この製品のrev1は高い確立で正面LEDの内blueが点灯しなくなる(価格comなどで報告多数)。また後で買ったrev3ではまったくHDDを認識しなくなったので修理に出した所交換になった。
coregaの製品は値段とspecで魅力があるが、特に初期のveresionでtroubleが起きることが多い(手持ちだけで、routerが丁度補償のきれる一年ちょいで完全不通、初期化すら不能。無線子機が最初からerror。CG-HDC2EU3100も二つとも故障有)。これほど不具合が発生して、交換含めたsupportもやるようならもっと初期段階でのtestを入念にやればいいと思うが、この会社の体質なのだろう。
Comment by sajin — 2011年3月27日 @ 02:27
AHCIが正常に働かない理由がわかった。
Vista/7ではMicrosoftのAHCIが標準で組み込まれており
一般的なinstallした後からAHCIをonにする手法では”registryの
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\msahci\Start
を0にしろ”と書かれているが、AMDのSBxxx用のAHCI/RAID driverを使う場合、逆にこのmsahciを切らねばならない。
つまりdriver install後、Startを0でなく4に設定して再起動する必要がある。
XP: AHCIが存在しない事が前提→driver install®istry一式書き込み
Vista: AHCIが最初から組み込まれていないが対応している→driver install、registry msahci off
7: AHCIが最初から組み込まれている→driver install,registry msahci off
Comment by sajin — 2011年4月24日 @ 21:40
と思ったらそうじゃない。
CurrentControlSet\Services Subkey Entries
http://support.microsoft.com/kb/103000
で説明されているが、
Start subkeyは
0=boot loader OS以前に読み込まれる。
1=kernel OSとともに読み込まれる
2=automatic OSが立ち上がった後に、必要であれば読み込まれる。
3=manual userが操作してその必要が生じた時に読み込まれる。
4=disable まったく機能しない。
例えばatapiを4にすればatapi接続はまったく認識されない。
msahciであればBIOS側をAHCIにしてoffにすればこれを使っていれば起動しない。
かようにCurrentControlSet\Servicesはdriverを読むか読まないか、いつ読むかを規定している。
それでSBxxx系のAHCIを扱っているのが何かと言えば、amd_sataとamd_xata。
で7ではmsahciだろうとamd sataだろうとAHCI認識するが、eSATA経由のport multiplierが機能しない。
plug&Playは機能するし、これらのdriverで機能しているのでAHCIが使えていることは使えているが、port multiplierだけが機能しない。
USB経由であればport multiplierが機能するし、XPであればeSATA経由でも機能していたのになぜだろう?
これはcoregaのこの製品だろうとMARSHAL MAL-2235SBKでも変わりない。
Comment by sajin — 2011年4月26日 @ 20:52
http://www.sevenforums.com/drivers/139127-sata-port-multiplier-problem.html
環境・症状ともまったく同じ。
回答で落とせと行っているdriverはAMDが配布しているのより古く、Windows install時に読み込むものでsetupすらついておらず意味がない。
Comment by sajin — 2011年4月27日 @ 08:29
https://ata.wiki.kernel.org/index.php/SATA_hardware_features
http://en.wikipedia.org/wiki/Port_multiplier
chipsetごとのAHCI対応一覧
CBS=command based switching=一台ずつしかaccessできない
FBS=FIS based switching=全同時access可
Comment by sajin — 2011年4月28日 @ 09:02
理由はよくわからないが、片方だけ(旧revision?)desktop(7,Vistaそれぞれ別PC)だと問題ないのに今使っているlaptopだと、accessに遅れがでて使い物にならない。
Comment by sajin — 2011年5月20日 @ 02:09