SAND STORM

朝ぼらけ

2010年12月28日

Indies Game (2010) – part 2

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 04:20

The Maze Of MADNESS 2.0

Windosill

一見すると平面に描かれた置物を弄るだけの単調なPuzzleかadventureという態なのだが、ひとつひとつの物の触った時のつくりこみには目を見開かされる。子供がそこらに置いてある物を触りまくって遊んでいるような、そんな気にすらさせてくれる。

Vectorparkのつくる作品はどれもplayerの視点こそ固定なものの、置いてある物やそれぞれの動きはほぼ現実のそれに近い物理の効いた3Dとして表現されている。ひとつひとつのものに触れる楽しさ、触りまくって起きることの意外さ、どれもが驚きに満ちていて、表現がそのままgameとして成立している。独特の世界観もいい。

双方向表現作品の傑作。表現優先のindie gameで初めてdarwiniaを超えて感動した。

Blast Passage by Markus Persson

Minecraftの作者が2008年に製作したgame。

Gauntletの主役をBombermanのそれに摩り替えたもので、両作品の面白いところが交わって単純に面白い。8bit時代のgameに対する感性の鋭さが出ている。

Progress Quest

放置するだけという画期的なMMORPG。

Tower of Heaven by Ascii soft

日本人が参加しているteamがつくっているplatformer。宝物を取りに塔の頂上に登る主人公の物語で、進む事に塔の主がlaw(“左に歩くな”、”blockの横に触るな”など)を増やしていったり、問いかけてくる。

BGMが素晴しく、1990年前後のbubble期の豊潤な和製PC gameを思い起こさせる。BGMがいいだけで、なんと言うことはないplatformerをclearまでplayできた。gameの文法が当時の一番綺麗な様式に乗っ取っているので心地よい。

Ten Second War

別の砲台をバラバラに、しかし同時に動かすShooterとplanningが組み合わさったgame。

平面の固定したmap内に自軍の砲台が複数配置されており、その一つを選んでWASDで移動しながらmap内の敵砲台を破壊していく。ひとつの砲台を動かせるのは10秒以内、十秒経つかXで操作をやめると、もうそれは操縦できなくなる。今度は他の砲台を選んで同じことをやるのだが、前に動かした砲台と同じ時間の中で動くことになり、前に操作した砲台がGhostでその時入力した通りに動ている中を操縦することになる。presetされた砲台のmoveで破壊された後に移動すれば安全だが時間を失う、危険だが先に突っ込んで倒せば、前の移動の時に死んだ砲台が、被弾元の敵砲台が破壊されたおかげで死なずに行動し続けるといったことも起きる。

これを砲台の数だけ繰り返すことができ、敵砲台をすべて破壊すればclear。real-timeでの射撃・計画・戦術が組み合わさっている。

動画を見た方がわかりやすい。

Darwinia :: View topic – rising soul screensaver @ dawinia the official forum

Darwiniaのopeningの内のひとつのscreensaver。

Darwiniaも途中詰まって、本腰入れて攻略しないと進まないという時点になって放ってるなぁ。gameはある程度casualにplayして、それだけでは進めないとなった時にそれでもやり続ける何かがあるかが結構重要だ。

そもそもgameの数が少なければやってしまうが、gameが多い状態では、単に面白いとか優しいとかじゃなく、操作性の洗練度と丁寧な難易度曲線が描かれているかどうかがということかもしれない。

Blind @ YoYo games

視力を失った少女の克服の物語。

[操作]

Z=message送りとJump
cursor key=移動

主人公は幼少の頃のある事件により、盲になっており、表示されるのは音を文字であらわしたものだけで、子どもが走り回る音とともに文字も動き回り、rustle(カサコソ)という音もざわざわと動いている。これが彼女の世界だ。

十年前のあの時一体なにがあったのか、そしてなぜあの時の苦痛をこらえてここに来たのか。

一度clearした後もう一度playして、かみしめる様に見直すと、よくわかるんじゃないだろうか。このgameが表わしたものをちゃんと受け取ると、勇気とやさしさがジワリとわき起こってくる。


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1 Comment »

  1. Sand Stormさん

    いつもとても参考にさせていただいています。
    実は、わたしもwindosillを先日steamで買いました。
    progress questも斬新でとても好きです。

    こういう作品は、インディースならではとおもいます。
    なにか、80年代の日本のアーケード・マイコンゲームをみているようでとても楽しいですね。

    Comment by faustino — 2010年12月30日 @ 20:23

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