Released: 2008
Developer: Tale of Tales
Publisher: Tale of Tales
Engine: 独自の3D engine
Official: the Graveyard. A Tale of Tales.
Forum: The Graveyard forum
[Graphic]
白黒
解像度はWidescreen含め多様に対応している。Stretchでない描画領域追加型。
[操作/Action]
Keyboard/Padでの歩きのみ
[評]
この珍妙なGameをどういったらいいだろう。
the Graveyardでやれることは、墓場の入り口に立った老女を操作して、ゆっくりゆっくり中央の教会前にある長椅子の前まで歩いてゆき、その椅子に老婆を座らせてしばらく待つと流れる歌を聞く、それだけだ。
老婆は歌の途中こっくりこっくりと眠り始めたと思ったら、そのまま死ぬ・・・
歌の内容は彼女自身の人生と血族の主に病気の話で、それに続いてなにか宗教的なことが歌われた後、「次こそは次こそはひょっとしたら・・・」といって終わる。
×Gameとしての貧しさ
まず移動できる範囲がごく限られている。門から教会への直線とその左右ある程度までで、それ以外の場所に行くことができない。
the GraveyardはあまりにもGameとしての遊びや多様性に欠けている。せめて墓場中をうろつけるとか、他の場所にまた長椅子があって別の歌が聴けるだとかいった他の展開がまったくない。
いつも歌の最後にNext timeと出るので、何か変化があるのかと思って十度近く聞いたが、死ぬのが速いか遅いかの違いがあるだけで何も変わらなかった。
[総評]:Gameではなく、表現作品
最初に表現や独創性を前面に打ち出し芸術作品から創り出すGameというのは、大いに面白いものを生み出す可能性を秘めていると思うが、これはちょっとGameとは言えないだろう。
表現としては風変わりで面白く、美術館だの展示会だのに置いておいて、立ち止まった人がちょっとPlayするにはいいが、買ってまでPlayするようなものではない。
これは何か面白いことが起きるんじゃないか?と期待させるのに何も起きないという拍子抜けする作品だ。
心とお金に余裕のある人は、こういう芸術的な実験作品を一見してみるのもいいかもしれない。




