チタン箸(Titanium chopsticks)について経験したことを幾つか書いておく。最終的に使い物にならない箸だった。
[良点]
金属製であることの良さ。
・高級感があり、立派なものをつかっている気になれる
・洗浄が簡単で木製の箸のように劣化しない
・Titanなのでallergy(アレルギー)が出ない
[欠点]
良点はあるが、欠点が大きすぎる。
・重い
金属製なので自重が重く、多少腕に力がないと負担に感じる。これは馴れでどうにかなるだろう。
・転がりやすい
皿の上などに置くと、形状が丸い場合自重のためちょっとした傾きがあるだけで転がって落ちてしまう。
・重量balanceが悪い
重心が持ち手の方に偏っており、食器に斜めに置いたりするとそのまま倒れてしまいやすい。汁の減ったカップラーメンなどで顕著。
・皿に傷が付く
チタン箸をつかって少し強く皿をこする状態になると、titanの方が陶器より柔らかいために削れて傷のようになって残る。この傷(正確にはチタン跡)は少々こすったぐらいでは落ちない。
例えば、納豆をかき混ぜるといった動作はまず傷塗れになる。また少し皿の底の方に残ったのを掬おうとしてコリッとなるともう傷がついている。
また形状がつまむ先が半球上になっていればこのような傷がつく可能性はかなり下がると思うのだが、「傷がつくので使い物にならない、半球上に研磨してくれ」と製造元に問い合わせると、「万が一身体に刺さるようなことがあるといけないので出来ない」と言われ、返金処理で終わった。
[総評]
最後の傷が付くのは致命的だ。皿にどんな傷がつこうと構わないという人はともかく、常用には耐えないと思った方がいい。
Google ImageでTitanium chopsticksを検索すると色々製品がでてくるが、先が別の素材でできているもの以外傷からは逃れられないだろう。また重心が上の方にある欠点はまず間違いなくどれにも存在する。何を食うにも箸置きを使わないといけない。