SAND STORM

朝ぼらけ

2014年12月17日

海賊版とDRM関連記録 – vol.4

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 04:21

◇"How To Learn Absolutely Nothing In Fifteen Years," By The Copyright Industry | TorrentFreak

In 1999, Napster was a one-time opportunity for the copyright industry to come out on top of the Internet. Napster was the center of attention for people sharing music. (Hard drives weren’t big enough to share movies yet.)

1999ADにおいて、Napsterは著作権業界がInternetの潮流の先頭に立つことができる一度だけ与えられた機会であった。Napsterは人々の音楽を共有したいという欲求の中心に位置したからだ(その頃はHDDは映画を保存するには容量が足りなかった)。

Everybody knew that the copyright industry at the time had two options – they could embrace and extend Napster, in which case they would be the center of culture going forward, or they could try to crush Napster, in which case they would lose the Internet forever as there would not be another centralized point like it.

誰でも知っているように、著作権業界は二つの選択肢を持っていた。Napsterの拡大を受け入れ文化の前進にその主体として関与するか、Napsterを叩き潰すことでInternetにおける支持を永遠に失って音楽文化の中心であることをやめるかである。

The copyright industry, having a strong and persistent tradition of trying to obliterate every new technology for the past century, moved to crush Napster. It vanished. DirectConnect, LimeWire, and Kazaa — slightly more decentralized sharing mechanisms – popped up almost immediately, and BitTorrent a year or so later.

二十世紀において新しく現れる技術をことごとく叩き潰そうとしてきた伝統を持つ著作権業界が選んだのは後者だ。Napsterは消滅したが、すぐさまDirectConnect、LimeWire,Kazaaといったより分散的な共有の仕組みが雨後の筍の様に現れ、数年後にはBitTorrentが開発された。

TPBの壊滅を15年前のNapsterに対する著作権業界の対応と重ねて指弾している。

Napsterというのは、それまでCDで撒かれるのが当然であった音楽を最初にP2Pで共有する仕組みを作り上げ、今のiTunesなどの販売の先駆となったserviceだ。あまりにもこれが流行したために、著作権業界は合法な企業として生まれ変わろうとしたNapsterを攻撃して叩き潰したが、それは既存の音楽業界がinternet時代において人々の求めるものに反し、結果として時代の流れに乗ることができず今日の没落を招いた、というのはかなり一般化した見解だろう。

So in a way, this was welcome. We need that innovation. We need to not grow complacent. We all need to stay ahead of the crumbling monopolies – a dying tiger is dangerous, even when it’s obviously insane. But The Pirate Bay’s legacy will never die, just like Napster’s legacy won’t.

In the meantime, the copyright industry is a case study in how to really insist on not learning a damn thing from your own monumental mistakes in fifteen full years.

今回のTPBの閉鎖だが、音楽と映画という違いはあっても、前世紀と異なり単に大きなtrafficによる通信が可能になったために、映画なども扱われるようになっただけのことで、著作権業界はかつてNapsterに対して犯した過ちとまったく同じことをやっているに過ぎないというのがこの記事で指摘されていることである。
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2012年12月27日

GamersGateでの購入とbackup

Filed under: 未分類 — Tags: , , , — sajin @ 00:53

Official: www.gamersgate.com/UK , Facebook/Twitter
Support: GAMERSGATE -FAQ- > Technical
Forum: Game TutorがQ&Aの役割
Wiki: Wikipedia / PCGaming Wiki / EU3 Wiki

GamersGateはSwedenのParadox Interactiveが2006ADに運営を始めたonlineで直接PC gameをdownload販売/認証するsystem。当初はParadox製品の販売が中心だったが、次第に他のpublisherの商品も扱うようになり、2008ADに独立した会社として分離された。

Europa Universalis,Hearts of IronなどParadoxのgameは元より、最新の大作、indie,casualと様々なgameが新旧問わず売られている。

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2012年12月7日

海賊版とDRM関連記録 – vol.3

Filed under: 未分類 — Tags: — sajin @ 17:00

◇自閉症の幼児

民主党というのは今までの党首=総理、つまり鳩山と菅が著作権保護期間の延長論者だった。いや、日本にはもともと著作権に対して意識の高い政治家はひとりもいません。著作権を問題にしても選挙で票になりませんからね。逆に言えば有権者も著作権に対する意識が低い。ヨーロッパでは海賊党が評判になっていますが、あれはヨーロッパでは著作権が大きな政治的イシューであることを示している。カナダでも著作権に関しては与党と野党が対立していますし、学生運動も存在しています。アメリカだって政府こそ映画や音楽産業の側に立つけれど、国民のなかにはそうした態度に根強い批判があり、パブリックドメインを保護したり、クリエイティブ・コモンズのような仕組みを創り上げる勢力が存在するのです。日本にはそんなものは皆無です。皆無だから TPP 加入なんてきいても、反対運動すらおこさない。

青空文庫は壊滅まであと一歩です。よくはしらないけれど、たぶん本の数が三分の一くらいに減るんじゃないですか。保護期間70年が実現すれば、アメリカの Project Gutenberg のほうが日本の書籍をたくさん収めることができるようになります。アメリカのパブリック・ドメインの規定は日本のそれよりも広いからです。つまり1923年以前に出版された本は、著者の死亡年月日にかかわらず、著作権が切れたものとみなす、という古い規定が生きている。また、いま行われようとしている裁判の結果によっては、パブリックドメインの領域はさらに広がるかも知れない。アメリカは TPP に参加するとしても、他国に合わせて自分たちの権利を縮小するような真似は絶対しません。他国に対して自分たちよりももっときびしい知財の枠組みを要求する、それがアメリカが TPP に参加する目的なのです。

日本人も日本の政治家も、また、日本のメディアも、ACTA 交渉以来アメリカが何を目論んできたかちっとも知らない。外から見ると日本というのはあきれた国ですね。何も知らない。世界という舞台で意見も言えない。権利も主張できない。自閉症に陥った子供みたいなもので、だからアメリカが監督してやらなければならない。これはわたしの意見というより、アメリカの普通の人々の意見ですよ。

電子書籍、ヴォーカロイド、そしてコンピュータ将棋 TPPに入れば著作権保護期間は70年に

TPPは余りにも多くの事が絡み合っており、賛成派の意見も反対派の意見も嘘と正当な論拠(賛成派は移民など国家の在り方そのものを根本から揺るがす要素を軽視もしくは無視し、反対派は農協を中心に既得権を守りたいだけの似非愛国者が多い)が入り組み合っていて、複雑な問題だ。

そのTPPに含まれる著作権について、以前は著作権絡みの団体が無茶苦茶をやっている欧米基準を押し付けられるので反対した方がいいという考えだったが、今回の著作権法改悪で完全に考えが変わった。日本における現状はその欧米よりも遙に悪質かつ低劣で、日本人の意識は「何も知らない。世界という舞台で意見も言えない。権利も主張できない。自閉症に陥った子供」としか言いようがない。英語の技術系news siteを見ていて、このような知的財産権絡みの記事は四六時中出てきて問題にされ、その意識も高い。逆に日本は情報も意識もほとんどない。日本だけを孤立した状態に置いていると、さらに悪い方向に行くことはあっても良い方向に向くことはない。

全体に日本は自ら時代に合わせて変化する中で有利な地位を築いていくことがまるでできず、変化しないことにだけしがみつこうとしている。このような社会は破綻とともに強制的に解体変更されるだろう。

◇なぜ国民が税金を払って守ってやっている著作権に使用料が発生しないのか?

著作権と同じ知的財産権である商標権と特許権にはその権利を獲得し行使するために登録費、維持費がともに必要になる。

確かに商標登録にはお金がかかります。無料ではありません。

ご自身で商標権を取得した場合には、

最初の10年間は、  8千7百円/1年の費用がかかり、
以降の10年間は、1万5千1百円/1年の費用がかかることとなります。

弁理士の使い方 商標の使い方

Q6-6 特許権の維持に費用はかかりますか?
A6-6
特許を取得した場合、存続期間中は維持費として特許料を払い続けなければなりません。これを特許維持年金と呼ぶ場合があります。

維持費としての特許料を払わなかった場合

特許料を払わなかった場合は特許権が消滅してしまいます。ただし4年度以降の特許料の維持費に関しては、納付期間を過ぎても6ヶ月間であれば特許料を倍額支払うことで認められます。

特許維持年金:平成16年4月1日以降に出願審査請求をした出願

第4年目から6年目まで毎年

7,100円+請求項数×500円
第7年目から9年目まで毎年

21,400円+請求項数×1,700円
第10年目から25年目まで毎年

61,600円+請求項数×4,800円

Q6-6 特許権の維持に費用はかかりますか? « 特許ナビ

所が著作権にだけはこれらがかからない。商標権・特許権同様に国民が税金を払って守ってやっているのに、著作権だけがかからないのだ。こんな馬鹿げたことがあるだろうか?

最初の20年ほどは自動的に権利は保護するとしても、それ以後は登録と維持費、もちろん頒布権・演奏権など権利ごとに登録費も維持費もかかるようにするのが当然だ。Disneyの様な企業が著作権を行使し続けたいなら、登録・更新費を払い続ければいい。支払い続けているなら何も七十年に限ることはない。逆にほとんど誰にも省みられなくなった著作物が死蔵され、誰にも使われないまま消滅するといった事態の大半は登録・維持費を義務づけることで避けられる。権利保有者にとって利益を生むもの以外は自動的にpublic domainへと移るようにすれば、社会の利益は最大化されるだろう。

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