SAND STORM

朝ぼらけ

2009年10月24日

Sins of a Solar Empire – play log vol.1

Filed under: 未分類 — Tags: , , — sajin @ 05:43

◇問題の多い外交 第二回

実質Peace Treaty(平和条約という名に反して実質同盟)にまで至る経路は決まっている。

1.最初金1000など資源を寄越せと言ってくるので渡す -> 25%
2.その友好度を利用して貿易協定を結ぶ
3.もう一度資源を寄越せと言ってくるので渡すか、もしくは特定の敵(playerに隣接する敵)の船破壊or施設破壊を言ってくるので達成 -> 50%
4.50%を利用してCease Fire協定。これで攻撃されなくなる。
5.攻撃対象撃破mission達成 -> 75%
6.75%を利用してPeace Treaty。これでgame終盤までやられることはなくなる。
7.Peace Treatyまで行ったら、船視野・星視野を共有可能。

最低限Cease Fireをmission対象以外のAIすべてと結ばねばならない。

・playerが二つの敵に攻撃された場合、戦略目標を達成できないまま別方向に軍隊をひきずり回されて消耗し最後には滅びる。
・Cease Fireを結んでいないAIはどんな遠隔地であろうと最優先でplayerを攻撃してくる。

でないと、この二点により嬲り殺される。また開始早期に友好度を獲得するために資金・資源を差し出し回らねばならないのは結構なhandicapになる。

とにかくmission達成とAIの判定すべてをひっくるめた外交system全体があまりに柔軟性に欠けている。

・”Cease Fire”が疑似peace treatyになっている
・AIが戦略的利害でなく友好度ですべてを判定する

mission達成で得られるbonus自体はそこそこおいしいが、この二点を直さない限り、singleは柔軟性のある面白いgameにならない。戦略gameというよりまるでPuzzle gameのようだ。

またAI playerが強いのはこの外交という名前のplayer袋だたきsystemがあるからで、optionで外交関係をLockすると、それまで執拗にplayerに襲いかかってきていたのがほぼ消え失せ、まるで弱くなる。この馬鹿馬鹿しいぐらい極端な変化は、外交onの場合AI同士が片っ端から”Cease Fire”を結びまくっていることを意味し、一旦その下駄が履けなくなると、AI同士は相互に足を引っ張りあってまったく有効な攻撃ができないことを示している。実際、技術開発を進めて敵の動きを監視できるようになると、AI playerの軍団が意味もなく同じrouteを右往左往している様を見ることができる。

歪んだ外交systemが馬鹿なAIを野放しにしているといっていい。

◇Entrenchmentで加わった要素 – 要塞

Entrenchmentを代表する追加要素といえば要塞だ。要塞は通常の生産施設建設のように星に依存することはなく、軍事船と同じように要塞建設船を製造し、それを設置場所まで移動させて、それから要塞建設を行うことになる。要塞建造船、要塞建造共に多額の費用がかかるが、直接星にdamageを受けることを考えれば安いもの。

この要塞、攻撃力/防御力の増加は元より、Trade Portの追加、軍事船製造施設の追加などattachmentで後から幾らでも改造できるのでどんどん強力になる。

要塞をいかに使いこなすかはEntrenchment攻略の鍵だ。

◇Entrenchmentで加わった要素 – 地雷

要塞と並んで防御系の強化になるが、地雷敷設ができるようになり、CPUは大量にこれを使用してくる。そのdamageは相当なもので、下手に突っ込むと小型船は即死、中規模の船で瀕死、Capital
Shipでも大damageを喰らう。定まった星間航路上しか移動できないSofaSEでは侵入地点がほぼ予測できるため地雷は防御に大きな効果を発揮する。

Seeker Vesselなど序盤の星系探索を済ますと用済みになる偵察艇は機雷除去を行う掃海艇の役割を与えられおり、近くにおいておけば自動的に掃除してくれるので有効に活用しよう。

Entrenchmentの意味する所は”塹壕”。まさに防御強化中心のexpansion packである。

◇Capital Shipの特殊能力 – 洗脳

SofaSEはWarlords BattlecryやWarcraftと同様、一般unitだけでなくheroに相当するCapital Shipがおり、これら単に強力なだけでなく特殊能力を持っている。普通に戦ってはやたらと弱いと感じていたAdventだが、Capital Shipの中に敵を洗脳して味方unitにするDominationという能力を持ったRapture Class Battlecruiserがいた。このDominationは一定距離に入りさえすれば一瞬で洗脳が成立するのでとても便利だ。

抜群に洗練された操作性のSofaSEだが、中でも優れているのはこの特殊能力が右clickでAIによる自動使用/手動使用を切り替えられる点で、洗脳はもちろん探索艇の自動探索なども右click一つで勝手にやってくれるようになる。

◇SofaSE v1.6/Entrenchment v1.02 patch release

Sins of a Solar Empire: Entrenchment v1.02 Change Log

patchはImpulse経由でしかinstallできない。本体の方の変更は僅かなもので実質進化版となるEntrenchmentの方は山盛り。sizeも100MBを超えている。

Impulseではなぜか本体がinstallされていないと出たので再install -> 従前通り[drive名]:\STR\Sins of a Solar Empireにinstall。今度はEntrenchmentの方にupdateと表示されておりpatchのみinstallできるようになっている。早速行ってEntrenchmentの場所を”リンク先をエクスプローラで開く”で開いてみると[drive名]:\STR\Sins of a Solar Empireではなく、一つ上の[drive名]:\Sins of a Solar Empireにinstallされていた。仕方がないのですべて上書きして手動patch。

Impulseもまだまだβ版だ。Steam=GamersGate>>GOG>>Impulseというぐらい基本的な所の挙動が怪しい。

◇恐るべき文化侵略

playしているとなぜか収入が減っていき、おかしいおかしいと思っていたら支配していた惑星が誰にも攻撃されていないのに突如無支配状態になってしまった。

「なんだこれは!?」と思って、即座に再び植民し直そうとすると、”Enemy Culture is too high for colonization of XX”の表示。何やら文化関連の技術やら施設やらがあったものの、何の影響もなかったので気にしていなかったが、こういうことかと悟った。

画面をzoom Outして見ると星間航路が各陣営の色で塗られている。この色の長さが文化影響力を示しており、星の人口や文化施設の数で影響力は伸びていく。星情報windowに表示されるAllegianceが自分がその星に持つ影響力で、これはそのまま収入に直結するようだ。Allegianceが0になると、その星は無主の星となる。

いささか乱暴で単純なsystemだが、SofaSEでは文化という殴り合い以外の要素が抜きがたく機能している。

◇問題の多い外交system

AIをHardに上げてから全く勝てなくなった。1v1v1などをやると露骨にわかるが、AI同士はあまり本格的な潰し合いを行わず人間playerを集中して狙ってくる。単なる拡張速度や部隊運用以前に外交的に負けてしまっているのである。

それでは人間playerも外交systemを利用して、いずれかと同盟を組んでいけばいいではないかと思うかも知れないが、SofaSEで一番問題があるのがその外交systemだ。

停戦協定/平和条約といった条約はかなり高い友好度がないと結べないが、その友好度はAIが勝手に出してくるmissionというお題を果たすことでしか上げることができない。そのお題も「資金や資源をよこせ」という達成し易いものはほとんどなく、「Bの船を10隻撃破しろ」だの「Dの軍事施設を3つ破壊しろ」だのといった、遠路はるばる出かけていって、その対象に本格的に攻撃を掛けない限り達成できないものばかり出てくるので、特定の相手を狙って友好度を上げていくことは不可能に近い。馬鹿馬鹿しいことに、人間playerはこのmissionを提示することはできず、SofaSEの外交はAIに一方的に振り回されるだけである。

中でも問題なのがCease Fire(停戦協定)の扱いで、そもそも激しく争い合っている(=友好度が低い)のを一時的にでも止めてもらいたいから結ぶものなのに、友好度が高くないと締結できないのでは矛盾しており、まるで意味がない。これは戦略的状況を見て利害判断に基づき決定を行う能力や資金や資源を差し出せば締結できるsystemがないことに起因する欠陥だ。

大体、友好度を上げる手段がmissionしかないというのは馬鹿げている。何か他の手段や自然増加のrouteを増やさないと話にならない。

◇Sins of a Solar Empire – 2nd Impression

難易度はHARDに上げると途端に手強くなった。人間では到底追いつけないような速度での拡大は元より、嫌がらせ攻撃と全力攻撃を組み合わせた攻めの上手さは大した物。NormalはEasy程度だがHardは本当にHardだ。1vs1ならそうでもないが、4playerなどになると、一進一退の勝負が続くので中々終わらない。real-timeだと長時間のplayは疲れる。

・最大規模の縛りが一進一退の攻防を生む

このgameが上手いのは軍隊の最大規模(最大規模≧個々のunitの値を合計までしか雇えない)が恒常的な資金浪費と直結しており、先行者でも中々突出仕切ることができない点だ。

具体的には最大軍隊規模の向上は、金/金属/Crystalの資源を浪費する技術開発を段階的に行うことで行われ、一段階上げるごとに維持費が増大し資金を消耗してしまう。軍隊規模は上がったが肝心の軍隊を作る金がない、ということも起こるし、下手をすれば技術開発でも取り残される。

通常対戦型戦略gameだと早い段階で突出するplayerが決まってしまい、そこからは外交でpower
balanceを保たない限りそのまま一挙に勝利が決まってしまうが、SofaSEでは中々そんな状態には至らない。もっとも、それがplayが長時間にわたる主原因でもある。

・海賊と入札system

中立勢力として存在する海賊のsystemも面白い。海賊は星系のどこかに一カ所本拠があって、そこを潰さない限り強力な軍隊でいずれかのplayerの星に襲いかかってくる。秀逸なのはこの襲いかかるplayerを決めるsystemだ。入札制になっていて、その時に一番金を多く入れたplayer以外のplayerを襲うようになっている。

・習得難度

Stardockが以前作っていた、Galactic Civilizationなどを見るとSFオタク的な贅肉がたっぷり詰め込まれたSpace Empire同様に濃い感じだが、SofaSEではAoE/Warcraft3とほぼ変わらない水準にまでそぎ落とし、意図的にgameとして機能する部分だけをガッチリ残して組み立ててある。

一見取っつきが悪そうだが、AI:Normal程度のplayを獲得するための習得難度はAoE/Warcraft3とほぼ変わらない。

◇Sins of a Solar Empire – 1st Impression

久々に真っ直ぐ面白いgame。

◎操作系・user Interfaceの洗練ぶりが素晴らしい。すべての動作をkey custom可能。

○graphicは銀河全体から個艦までを好きな角度でseemlessに写し出す3D描画の割に軽い。近距離では3D描画に、遠距離ではIcon表示になる方式はわかりやすく秀逸。

旧systemSoftの初代Imperial Force(インペリアルフォース)など星系連結型4XのFanならドハマリするだろう。

面白いが、湯水のように時間を食うgameでもある。

△CPUのplayerが攻略対象としては温い

初回playで勝利できてしまったので、「これはかなり簡単なんじゃないか?」と思ったが、CPUの攻めがかなり温い。その上、難易度設定がないので難度調整のしようがない。その他大勢としては許せるが、攻略の対象としては物足りない。

Sins of a Solar Empireのsingleplayは対戦用gameにAIを入れてplayできるというもので、一人playを前提にScenarioや設定を練り込んた本格的なものではない。人間playerだけが極端に不利な条件で開始することもないのでgameに慣れたらsingleではまったく物足りないだろう。

補正をつけた強力な敵や困難な状況で始まるmap、scriptで仕込まれた展開などが欲しかった。

[追記]よく見たら難度設定はあった。Easy/Normal/Hard/Unfairでこれは思考patternが変わるのか補正が変わるのかその両方か。とりあえずplayしてみることにする。


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