SAND STORM

朝ぼらけ

2009年10月31日

Europa Universalis 3 – 設計だけが先行したお粗末なGame

Filed under: 未分類 — Tags: , , — sajin @ 09:12

◇system全体

EU3はexpansion packを二つ当てたIn Nomineでかなりplayしてみたが、結局、考え無しに並列増加した結果複雑になったsystemの絡みを調べ上げて、歴史と関係ない無意味な叩き合いを生き延びる為にひたすらsystem攻略を行うだけのgameでしかない。

play上やらざるを得ないのでかなりsystem研究をしたが、個々のruleを見れば、既存の物をちゃんと発展させていたり、一見納得のいく改良も多い。しかし、全体としてそれを回した時の無意味さ、つまらなさといったらない。

特に目玉のNational Ideaの贅肉ぶりはいかんともし難い。NIを筆頭に新規付加されたものは、それ自体の完成度が低い上に、統合された良きgameそのものを破壊している。

設計だけは大層だが、実際にgameとして動かすとお粗末極まりない。

◇実際にplayしての展開

AIも含めてとにかく叩き合い、殴り合いのgameだ。歴史的制約が少ない為に、明・Franceなど強国が異常発展して周囲の中堅国家ですら中盤に入る頃にはplayを継続する気が失せる。

開始僅か100年で統一England、統一France、全盛期の領域を獲得したSwedenなどが立ち並ぶ。画面では見えないがSpainは既にMorocco全域を征服済み。

またAI playerのcheatも酷すぎる。元々EU系のgameは、AI playerに資金/manpowerの補充/技術開発などかなり補正がついているが、EU3のそれは明らかに度が過ぎている。補正と関連して難易度balanceも悪く、Normalだと上の補正の為にVery Hard級の難度だが、Easyだと逆にplayer側にそのような補正がつけられる具合で何もかも緩くなる。

例えば、playerが担当するととても長期継続不可能なTimurids/Golden HordなどMongl派生国家に代表される部族政体の国が延々強国としてのさばり続ける。東方では明がこれも開始数十年で清朝さながらに遊牧国家を片っ端から併合してまったく崩壊しない。とにかく強国が強国のままのさばり、周囲を圧倒するgameだ。

例えて言うなら、開始時点から極端な有利不利がつけられた立場で開始するSid Meier’s Civilizationのようなgame展開になる。

◇反乱と戦争

EU3で前作、というよりEU系すべてと比べて明らかに劣るのが戦闘だ。

Victoriaであれ、Hearts of Ironであれ、EU系は戦争時の部隊操作/占領したりされたりの取り合いなどは基本的に面白いgameとして作られていた。しかし、EU3の戦争は明らかにつまらない、というより不合理で酷く不快だ。特にウンザリさせられるのが、相手を完全に削り殺すか、士気0の状態で叩かない限り、敵部隊は永遠に領域内を逃亡し続け、延々戦闘を続けなければならない点。systemが変更され、部隊が存在している限り、補給可能(自領/占領地)でありさえすれば兵隊が自動補給されるようになったのが原因なのだが、とにかく目前の部隊を潰す戦闘が終わらない。

これは反乱軍も同様で、延々反乱軍を追っては叩き続ける作業を強いられる。しかも他国から反乱軍が入ってきたり出ていったりといったことが頻繁に起きる。反乱軍にも種類が付き、農民一揆と国家復興勢力などで補充/制限/挙動が違うことが原因なのだが、その非現実さには、もう歴史とEuropa Universalisというgameの両方が無茶苦茶に溶解してしまった感じを受ける。

“こういうgame”として扱い、タダのsystem攻略、game攻略として扱わなければ見てられない。

◇結局

普通にplayするのが苦痛であるのみならず、playの度に強国の寡占が進んで先が見えてしまうので、game終盤まで進むまえに中盤で投げ出すというのを繰り返して、いい加減うんざりしたのでMODを探ることにした。

Magna Mundiというのが大規模MODの中で唯一機能しているものらしいのでそれを試すことにする。

Far Cry 2にも言えるが、全体に完成度の低いgameにMODを導入しても知れているので、あまり期待はできないが。


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